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電気の周波数について
震災により東日本の電力が足りなく、西日本から60ヘルツ→50ヘルツに周波数を変えて東日本へ供給しているとニュースで知りました。 ですが! 現在の家電のほとんどが 50、60ヘルツ 兼用になってるのに、なぜ60ヘルツ電力をダイレクトに供給出来ないのでしょうか? 詳しい方教えて下さい。
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本当に家庭用の家電製品が兼用になっていると思いますか? インバーターを利用していない洗濯機や冷蔵庫 コンデンサーを交換しないといけない電子レンジ 安定器を交換しないといけない蛍光灯など まだまだ使われている家庭が結構あります その交換費用はどこが負担しますか? 各家庭で負担してくださいとなると反対する人が出ますけれど どうしますか? 電力会社の変電設備や電柱にある変圧器等は使用する周波数で 設計されていますので膨大な量を交換や調整しなくてはいけません その費用の為に電気料金を上げますと言われて納得しますか? 設備の変更や入れ替えをしなければいけない工場も多々あります その費用の為に製品の値段を上げますと言われて しょうがないわねって納得してくれますか? これを解決しようとすると膨大な費用と時間がかかります 地上デジタルにするだけで10年近くかかってるのに 周波数を変更なんてしようとしたらそんな比じゃないです 電源の周波数を変更するためにかかる費用と時間を考えたら 新しい発電所をいくつか作る方が安くて早いんです
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- windwald
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家庭用はそうかもしれませんが、工場など大口需要者ではどうでしょうか。 変電所の設備は?周波数を利用した計時装置は? まあ最大の問題は、そんなことをすれば大規模停電を引き起こすだけだと言うことです。 おなじ50Hzどうしでも不用意に発電所を並列稼働させればダウンします。 これは交流の波の山と谷のタイミングを合わせること(同期)により回避できます。 50Hzと60Hzでは当然タイミングなど合うわけもなく、同期できません。 同期がとれず山も谷もごっちゃになり、その以上を検知した発電所側が以上を遮断すべく働くでしょう。 電力網に詳しいわけではないですが、あまりこのあたりから遠くない理由であると推測できます。
- ちあき(@Chiaki-F)
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追加です 変電設備や電柱の設備の変更となると 今日はここまで交換したから電気を流そうなんて出来ません 途中の経路も含めて交換が終わるまで停電状態になります 場所によっては数ヶ月以上停電になったままになるところもありえます これこそ本末転倒です