フランス専門家GRが、甲状腺がん予防措置を要請

質問

フランスの専門家グループが、このままでは、数年後に甲状腺がんが増加する恐れが強い、として、日本政府に、ヨウ素剤の配布を要請してきました。IAEAの避難勧告はすでに拒否しています。
http://www.47news.jp/CN/201104/CN2011040101000223.html

アメリカでは、３０年前に、すでに全電源喪失のシミュレーションがなされていました。
http://www.asahi.com/special/10005/TKY201103300512.html

現在の日本は、全くの、「想定外」、によって、慌てふためき、ほとんど、出たとこ勝負で進んでいる気がします。チェルノブイリでは、数年後から甲状腺がんが増加しました。

質問１　日本は、ヨウ素剤の配布、服用に応じるでしょうか？

質問２　なぜ、「想定外」という事態であるのに、もっと日本政府は、謙虚に外国の要請や支援を受けないのでしょうか？

回答No.4

makocyan · ベストアンサー

＞質問１　日本は、ヨウ素剤の配布、服用に応じるでしょうか？
　難しいところですけど、多分応じないんじゃないかな。
　ヨード剤って、非常に大量の放射性物質を体内に取り込んでしまった場合に使われる非常用薬です。チェルノブイリで甲状腺がんが多発したのは、危険性を教えられていなかった地元の住民が汚染された食物（牛乳等）を摂りつづけたことが原因とされています。また危険性が高いのは子どもで、大人にはあんまり意味がない。事実、チェルノブイリでの甲状腺がんの発症者は圧倒的に子どもです。
　この薬のメカニズム（というのが適切かどうか不明ですが）は、甲状腺にあらかじめヨウ素を与えて飽和状態にし、体内被曝の原因となる放射性ヨウ素が蓄積される余地をなくしてやろう、というものです。
　ところが、もともと日本人は海産物等を通じてヨウ素を日常的に摂取しており、どちらかというとすでに飽和状態（ＷＨＯの基準によると過剰摂取による危害が心配されるレベル）とのこと。このことは07年に東京で小学生対象に行なわれた調査でも確かめられています。

　だとすると、
(1)食物を通じて大量に摂取する可能性は低い。（この点はチェルノブイリとは全く異なる）
(2)そもそも日本人は放射性ヨウ素が入り込む余地がとても小さいので、効果は薄い。
　てなところで、配布はしない可能性が高いと思います。

　推測ですけど、今回の「フランスの専門家」の皆さんは、こうした日本人の食性・特性、地域性なんかを充分勘案しなかったんじゃないかと思います。こういうことは特に珍しくはなくて、ヨーロッパでは昆布が超危険食品として回収対象になることがしばしばあるそうですし、そういえば、数年前にひじきも「砒素で危険」なんてイギリスで発表されたこともありましたな。

＞質問２　なぜ、「想定外」という事態であるのに、もっと日本政府は、謙虚に外国の要請や支援を受けないのでしょうか？
　概ね同感です。原子力関係って結構評価の定まっていないことも多くて、結果外国も言うことが国によって以外とバラバラなんで、的確に判断できない状況に陥ってるのかもしれません。まあずっと以前からですけど。

お礼

ありがとうございます。大丈夫でしょうか。原発被災者に、汚染地域に留まらせておく以上、予防的措置をできるだけ取っておいた方がいいように思うのですが。

回答No.3

Oaktreefield（@Oaktree-field）

＞現在の日本は、全くの、「想定外」、によって、慌てふためき、

質問者様は、”主語を間違っています”よ。

自分に都合よく、「想定外」としたのは、東電と”過去の”頭の悪い人達です。

日本には、東北地方に限らず、大津波の記録はいくつも残されています。

そして、その結果、他の人の想定通りに原発は全電源喪失。

高給取りの（？）東電幹部は、現場の作業員の食事の手配もせずに、肝心の時に体調を壊し仕事を休み、
そして、尻拭いを行なっているのは、”現在の”日本国（自衛隊、消防）等の税金により運営されている団体です。

想定された危機を、自分に都合が悪いから「想定外」とした主は、東京電力です。

したがって「想定外」としたのは、「過去の、東電とその協力者」です。

慌てふためき、事態収拾に奔走を強いられているのは、「現在の日本」です。

質問の際は、主語や時間軸を間違えないようにしましょう。

お礼

ありがとうございます。しかし、原発は国策であり、最終的には、政府の管理下にあります。フェイルセーフなどを考えること自体には、専門知識も要りませんし。

回答No.2

noname#130674

■質問１　日本は、ヨウ素剤の配布、服用に応じるでしょうか？
>>人の言うことは聞きません。なんどとなく、TV出演や国会でその姿を見てきました。飽き飽きしますと同時にこんな時に腹立たしいと思いますよね。　国民よりも自分のええ格好の方が優先する方です。

■質問２　なぜ、「想定外」という事態であるのに、もっと日本政府は、謙虚に外国の要請や支援を受けないのでしょうか？
>>西側諸国の親切がわかりません。わかるのは韓国と中国のあいまいな親切です。
昨日、サルコジ大統領も顔を歪めながら演説しているように思いました。かなり、恥かしく思います。所詮根っこは反政府運動家で、自民党の築いた国際社会での信用を壊したいだけでしょう。

お礼

ありがとうございます。もし、甲状腺がんなどが増加した場合、どう責任をとるつもりなのでしょうか。

回答No.1

oska

＞日本は、ヨウ素剤の配布、服用に応じるでしょうか？

応じる事は、ないでしようね。
今回の原発事故対応でも、外国が主導的立場を握る事にポンコツ民主党政権は「強い拒否反応」を示しています。
ですから、海外の援助は「全て、ポンコツ菅首相の許可」を得ないと国内での活動は出来ません。
ポンコツ菅首相も「俺は、原子力の専門家だ」と、内外の報道機関に自慢しています。
国民の命よりも、政権の座にしがみ付く事を優先している政権・政党です。
もし、応じるとしても「民主党の、独自判断で決定した。外国からの命令ではない」という一文が必要です。
枝野官房長官も「大本営発表。危険な放射性物質量を確認した。が、人体には全く影響ない」と連呼しています。
配布・服用を認めると、大本営発表が「国内外にウソを伝えていた」事を認める事にもなります。
一番重要な原因は、「今は、地方選挙の真っ最中。被害者の命より、選挙が重要」なんです。
選挙の為には、何でもするのがポンコツ民主党政権です。

＞なぜ、「想定外」という事態であるのに、もっと日本政府は、謙虚に外国の要請や支援を受けないのでしょうか？

「想定外＝何も考えが無い」
何が必要で、何が不要か。何をして、何をしては駄目なのか・・・。
全く、志向回路に無い様態が「想定外」なのです。
意見考えがゼロの状態で、何を要請したら良いのかも分かりませんよね。
先に書いた様に、被害者の人命よりも「選挙に勝つ」事が優先します。
外国の援助・支援を受けると、民主党政権の無能さが明らかになる危険性が高いのです。
「何をしたら良いのか分からない。が、政権の座には１秒でも長くしがみつきたい」
この考えを棄てなければ、何も変わりません。

そもそも、犯罪者菅直人は「政治資金規正法違反」を認めていますよね。
民主党議員の多くも、在日南北コリアンから政治資金を受け取っています。
政治資金規正法違反の罰則は、公民権停止。すなわち、国会議員になる資格（参政権・選挙権など）を失います。
「法律よりも、党の決定が優先する」
中国・日本人自治区設立が近い証拠！なのでしようかね。
仙石初代日本人自治区委員長候補の助言を受けているようですが・・・。

お礼

ありがとうございます。政府は、原発問題を過小評価しようとやっきです。人命第一で対応して欲しいです。