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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:WHOの飲料水水質ガイドラインについて)

WHO飲料水水質ガイドラインとは?

masamykの回答

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  • masamyk
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回答No.4

専門家ではない僕の個人的な意見ですが、 300Bq/Lの基準は、WHOの基準の10倍ではありますが、緊急事態下について定められたIAEAの基準の10分の1です。 平常時であればNGですが、現状では仕方なしの基準で、少なくとも1か月程度は気にしないでいいかと思います。 WHOとIAEAのガイドラインから読み取った内容を以下に整理します。 <3/15の判断> WHOの安全ガイドラインにp.204 「それ以下であればさらに対策を取る必要がない飲料水のスクリーニングレベルは、全α放射能0.5Bq/Lおよび全β放射能1Bq/Lである。」 の記載があります。 これは  1Bq/Lを超えるような場合は、放射性物質の種類を調べ、種類別の安全ガイドラインに従いなさい。  1Bq/L以下なら、どんな種類でも安全だから気にする必要はないですよ。 という意味になります。1Bq/L超えたらだめとしているわけではありません。 以上から、3/15時点での放射線濃度は、1Bq/L未満だったため、「安全」と判断します。 <3/18~20の判断> 全体で1Bq/L以上になったため、種類別に調査したところ、スレ主さんのご理解通りの結果です。 また、WHOガイドラインでは、ヨウ素131、セシウム137は、安全ガイドラインは10Bq/Lです。 よって、基準内であり「安全」と判断します。 <暫定基準> 300Bq/Lの暫定基準についてですが、当然ながら、上記を条件を満たしておりません。 WHO資料では、p.205以降で、  「(ガイドラインを超えてしまっても)その水が飲用不適であることを意味するわけではない」  「検討のうえ、必要に応じて、線量を低減させるための防除対策を取る」 として、飲用は継続してよいが防御策をとりなさい、とだけされています。 WHOのガイドラインは、長期継続している環境における基準であるがため、 今回ような、事故による放射能増に適したガイドラインではないものと想定されます。 一方、IAEAガイドラインからだと、 現在の東京近郊の環境は、少なくとも「OIL1」(あらゆる生産物の摂取を控えるべき状況)には 達していないと考えられます。 この場合は、Emergency Phase(緊急事態)での飲料水・牛乳等に対する基準値として、 ヨウ素131は3000Bq/L、セシウム137は2000Bq/Lになります。 「Emergency Phase」の具体的な期間は定められていません。 1日限定かもしれませんし、1か月かもしれません。 WHO・IAEAともに、明確な解はありません。 そこで、政府はWHOとIAEAの間で「暫定基準」を設けた形をとったものと思われます。 数字の根拠はよくわかりませんが、 300Bq/Lならば毎日2L摂取した場合、WHOの0.1mSv被爆相当分(累計7300Bqの摂取)まで12日間あり、 30日間摂取でも、0.24~0.4mSv相当で済みます。 「長期でなければ、健康に害はない」ことになります。 以上から、 僕は(子供はおりませんが)乳児達のことを考えれば、ミネラルウォーターの買占めはする気になれず、 当面は水道水を飲みます。 致死量の放射線を直接浴びる状況にないなら、 年間の被爆量をきちんと見定めて、個人個人で判断いただきたく思います。 WHOガイドライン:http://whqlibdoc.who.int/publications/2004/9241546387_jpn.pdf IAEAガイドライン(英語):http://www-pub.iaea.org/MTCD/publications/PDF/Pub1467_web.pdf

fcolasno1
質問者

お礼

回答ありがとうございました。また詳しい資料の提示をありがとうございます。 私がWHOに直接質問したところ、WHO神戸センターより答えがありましたので、転載します。 「お問い合わせありがとうございました。 WHOの飲料水のガイドライン値(1リッター当たり10ベクレル)は、人が一生その水を飲み続けるという仮定でかなり控えめに設定されています。今回のような緊急事態において適用される数値ではありません。緊急事態においては既定国際ガイダンスとしてIAEAのBasic Safety Standards for Emergencyに従うことになります。IAEAのOperation intervention Levels (OILs)によると緊急時においての飲料水に含まれるヨウ素の基準値は1リットル当たり3,000ベクレルとなっています。 これとは別に、国際放射線防護委員会(ICRP)の勧告(Recommendations)が存在し、これは該当する水を一年程度飲み続けることを仮定して算定したものです。日本政府あるいは原子力安全委員会がこれを基に緊急時用に設定した暫定基準値が1リットル当たり300ベクレルです。上掲のIAEAの基準値と比べるとその10分の1となっており、かなり厳格な値と言えます。従って、もし代替の水がない場合にその水を飲むことを禁止する必要はないということになります。」 これによると、以下の様になるようです。 一生飲む場合=10ベクレル/リットル (WHO) 1年程度飲む場合=300ベクレル/リットル (ICRP) 緊急時に飲む場合=3000ベクレル/リットル (IAEA) 以上の様にまとめられるようです。 数字については、どのように根拠があるのかはわかりません。 これを参考の一つにしていただければと思います。 今回の乳児の100ベクレル/リットルが適切かどうかは、私としては信じがたい気がします。私の感想ですから、皆さんのご判断になると思います。 しかし、国の対策としては、できる限り慎重であってほしいと思います。 土壌汚染がひどいところでは、汚染物質が空気中に散っているとしか考えられませんから、地域ごとの判断も大切と思います。

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