- ベストアンサー
電力会社の電気は蓄電できないの?
- 電力会社が膨大な電力を蓄電することは難しいのでしょうか?計画停電とはいえ、電力が余れば蓄電しておくことで被災地に送るなどの活用ができるのではないかと思います。
- 家庭用の蓄電設備はコスト面で割に合わないとされていますが、電力会社も同じ理由で蓄電設備を持てないのでしょうか?それとも技術的な制約があるのでしょうか?
- 現在の電力会社は常にリアルな発電で需要に応じて電気を供給しており、不足すれば停電し、余剰なら無駄になるという仕組みです。膨大な電力を蓄電することは難しいのかもしれません。
- みんなの回答 (8)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
計画停電が実施されないために、様々なところで不満が出ていますが、 これは電力会社が見通しが立てず「無能」というわけではありません。 使う側が節約してくれているから、停電を実施せずに済んでいるわけで、 多くの人、企業の思いが結果として出ている賞賛すべき現象なのです。 私は西日本在住ですが、報道の度、感激して見ています。 他の国なら、こうはならないような気がします。 本題に戻ります。 電力会社が蓄電池を持つ必要はありません。 溜めるより、生産して調整したほうがコスト安ですので・・・・。 ピーク容量が足りないという事もあるでしょうが、 どこかに溜めておいて災害時に使うというのは難しいです。 電線が切れていたり、ロスも大きくなりますからね。 使うところで溜めておくのがベストです。 三洋電機の充電システムは、かなり現実的です。 ローソンなどにも導入していく予定で、 今後は電池寿命も10年以上に向けて開発しています。 先日、工場見学に行ってきたのですが、 三洋電機加西グリーンエナジーパーク http://jp.sanyo.com/gep/ http://kaden.watch.impress.co.jp/docs/news/20101019_400934.html 日本ガイシのNAS電池など大型のものもありますが、 大本命は三洋電機でしょう。 パナソニックブランドに統合される1年半後には、 普通の住宅用も販売されるでしょうから。 蓄電池が家庭に設置されるのも、もうすぐです。 設置した方が、経済メリットが出る時代がやってきます。
その他の回答 (7)
- utyuutarou
- ベストアンサー率32% (153/468)
電気をためる方法に揚水発電というのがあります、これは、電気が余る深夜電力を使い、ダムから放水した水をポンプでダムへ戻す方法です、電気でなく水の位置エネルギーで蓄える方法です 技術的には、膨大な電力をためる方法はありません、今考えられて入るのは。スマートグリッドです、これは家庭の太陽光発電した電気を電気自動車のリチウムイオンバッテリーに充電して、コンピユータ制御で電気を融通するシステムです、、波力発電、地熱発電、など研究中です
お礼
位置エネルギーで蓄えるなんてことができるんですか。 やっぱり蓄電に関しては、まだまだ研究中のようですね。 ありがとうございました。
- k_kota
- ベストアンサー率19% (434/2186)
効率の問題が一つ。 貯めるなら電池なのだと思いますが、交流から直流、それを交流に戻すので無駄があります。 無駄でも貯められないことはありませんが、 ロスが熱として発生する。設備的に大変。 貯めたエネルギーが非常に危険。 場所がない、費用が高い。 等色々問題あります。 少なくとも災害対策でやるならそれ自体が災害を起こす可能性がありますし、コストも見合いません。 苦しい問題です。
お礼
原子力よりはマシかなと思ってましたけど、確かにエネルギーを貯めたままの状態って結構危なそうです。 それを管理するコストを考えると、リアルタイムに発電・送電する方が安全で効率が良いのかもしれませんね。 ありがとうございました。
- jkpawapuro
- ベストアンサー率26% (816/3045)
今は揚水発電のダムがほとんど空なので、ある程度なら水力発電所の水を汲み上げるという形で蓄電できますよ。 ただ効率は70%ほどです。 3割のロスを承知で計画停電するか、計画停電無しに10割全部使うか、難しいところです。 私は深夜にどんどん計画停電して朝昼夜に少しでも電力を回して欲しいですが、病院や110番119番がストップすることを考えるとできる限り停電時間を小さくしたいのでしょう。
お礼
僕も昼とかに計画停電は勘弁して欲しいですけど、まあ一番使う時間帯ですからね(^_^; なかなか難しい問題を含んでいるようです。 ありがとうございました。
- sailor
- ベストアンサー率46% (1954/4186)
現時点では実用できる蓄電設備はないでしょう。 コスト面でももちろんですが、それ以前に扱う電気量が非常に大きく、蓄電池などで扱うとすれば非現実的規模の施設が必用でしょう。 唯一、電気をためるに近いものとすれば、水力発電所で行う揚水発電ですが、これは発電所自体が少なく(それなりの落差を持ったダムが必要で、どこにでも作れるわけではないので)電力容量としてはわずかなものですし、電気をためる替りにダムに水をくみ上げるわけですが、当然ながら機械的なロスがありますし、揚水している時は発電はストップしてしまい、さらに電気を消費するわけですから電力が不足している状態では十分に機能を果たすことはできないでしょう。 超伝導や水を電気分解し水素と酸素にして保存し、それを燃料電池の燃料にするなどのも研究はされているようですが、今の時点では蓄電池に頼る方法が最も効率が良いと思われますが、それにしてもエネルギー密度が低く、建物単位の非常電源としてならともかく(それでも結構な規模になる)都市への電力供給となると、やはり規模の点で難しいでしょう。
お礼
やっぱり電力が大きすぎますか。 発電設備を追加するより安全かなと思ったんですけど、コストの面でも辛そうですね。 ありがとうございました。
- chokopocky
- ベストアンサー率21% (17/79)
計画停電を発表した以上は実行して欲しいですよね。みなさん混乱してます。 同規模の発電設備を造るほうが、蓄電設備を造るよりはるかにコストを抑えられると思います。 高い費用をかけて蓄電設備を造るメリットがいまのところ無いと思われます。 >余れば無駄 余っているのは発電能力であって、電気を無駄に捨てているわけではありません。 出力を調整して、需要にあわせた電圧を確保しているのです。
お礼
確かにサイズ的に見て発電設備を増やす方が早いかもしれませんね。 ただ、危険な原発を何個も作るより蓄電した方が良い様な気もするんですよね どちらが良いのかな~?(^_^; ありがとうございました。
- ndkob2011
- ベストアンサー率17% (227/1262)
現在の技術では蓄電池程度です。最大は自動車です。 各電力会社、JR、電気大手、各大学で開発中です。 電力会社のような大規模の物は今後ということです。 その技術が完成すれば原発は不要となります。
お礼
そうか、自動車でもまだ100kmとかしか走れないですもんね。 未だ研究中か~。まだ先になりそうですね。 ありがとうございました。
- root_16
- ベストアンサー率32% (674/2096)
中部電力、九州電力が超伝導蓄電システムを 開発中だったけど、どうなったんでしょうかね。 http://techon.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20071015/140671/
お礼
3年前ですか・・・。 100MW級を実現できたらすごいですけど、計画停電の件を考えると実用はされていないようですね(^_^; ありがとうございました。
お礼
太陽光発電など家庭用の物が出ているのに、蓄電用設備を設置している家庭が少ないことを不思議に思っていたことがありました。 聞いてみると結構壊れやすいらしく、メンテナンス料を考えるとコスト的な面で自家発電にしている意味がなくなるのだとか。 これが電力会社が扱うような大容量用の物だと、もっとということになりますよね。 ただ、三洋電機の話で少し光明が見えてきたような気がします。 各家庭で発電・蓄電設備が持てるなら、災害時には電力会社に頼らなくても生き残った設備で多少はなんとかできるかもしれませんよね。 贅沢を言えば、もう少し早くそんな時代が来ていれば・・・と思ってしまいますけど。 ありがとうございました。