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浦島太郎が実話だとしたら(浦島太郎の歌)
kyuukeityuの回答
- kyuukeityu
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10年ほど前に、木曽の「寝覚ノ床」という浦島太郎が玉手箱を開けた場所(と言い伝えられている)に行きました。 まあそれはおいといて。 竜宮城は、唐天竺のようなところじゃないでしょうか? 昔は海難で漂流する人も多かっただろうし。その果てに朝鮮半島や中国大陸に流れる事もあったでしょう。だから竜宮城は異国のどこか。 魚なんかでなく亀に乗ったのは、これから長い時間を旅していくからだと思います。亀は万年とか長寿の象徴だとしたら、すでにこの時に今後何が起こるか暗示されているような気がします。 海底に行った浦島が年をとらなかったのは、あまりに楽しく夢心地だったからでしょう。 夢中になっている時間は短いものですし、浦島は時間が経っている事に気づいていなかった・・・ そして玉手箱を開けておじいさんになってしまいますが、箱の中身はただの煤とか灰かな。 煤や灰が体につくと、体を海で洗うでしょうし、ふとその時に水に映る己を見て、始めて浦島は自分がおじいさんだった事に気づくのです。 つまり、箱を開けておじいさんになったわけではなく、すでにおじいさんだった事に気づかされるわけです。 確かもとの物語では、浦島太郎は海から帰った後、知人がいないことを怪しみ、自分を知る人がいないかを確かめる旅に出ます。そして誰一人自分の身近な人がいないことを知って、玉手箱を開けてしまったように聞いています。 そしておじいさんになり、三番の方が答えられたように、鶴になってしまう・・・。 生まれ故郷を離れて、長い時を経て帰ってくると、自分の知っていた故郷の人も町もなくなっていて、その時初めて自分がどれだけ長い間故郷を離れていた事に気づき、あわせて自分の老いを思い知る事があります。 浦島太郎もそんな人だったのではないでしょうか? まして浦島太郎の頃は、一度離れた故郷に戻ってくるのは、大変な頃だったでしょうし。 質問とずれた回答になったかもしれません。 もしそうならばすみません。
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回答ありがとうございます。なるほど~。 >海底に行った浦島が年をとらなかったのは、あまりに楽しく夢心地だったからでしょう。 それもちょっと思いましたが、300年を3日に思うなんて、なんて楽天的な浦島太郎。 >つまり、箱を開けておじいさんになったわけではなく、すでにおじいさんだった事に気づかされるわけです。 私もそれ考えました。すでに帰ったときはおじいさんになっていて、(浦島が気付かないだけで) そんな人が「僕は浦島でここに住んでいて」と言っても不審がられて「そんな300年前のこと、(実際は50年位しかたってない)言われても」とはっぱをかけられたのかとか。 でもどうして鶴なのでしょう。もしかして鶴の恩返しは浦島太郎?かつて乙姫に「開けるな」と言われてもらった玉手箱のように、 「見るな」といいつつ、カタンカタンとやりながら、かつての自分の行動とてらし合わせてたりして。(笑)わけわからない文になってしまいました。 すいません。ありがとうございました。