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熱とエネルギー

シリンダー内に、面積S[m^2]の軽い円板と質量m[kg]のおもりによって、温度To[K]の気体が閉じ込められ、円板の底面からの高さはh[m]であった。 次に、この気体を加熱したところ、気体は膨張して、底面からの円板の高さがH[m]になった。 大気圧をpo[Pa]、重力加速度の大きさをg[m/s^2]として、この時の気体の温度、およびこの過程で気体が外部にした仕事を求めよ。 解ける方、解き方を教えてください。 よろしくお願いします。

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  • ryujin118
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回答No.2

熱力学を知っていると機械的に解けます. Q:気体に加えられた熱量,W:気体がした仕事,M:気体の質量,u:比内部エネルギー,h:比エンタルピー,cv:定容比熱,cp:定圧比熱,R:気体定数,P1:状態1の気体の圧力,P2:状態2の気体の圧力 注目している気体は閉じた系で状態変化するので, 閉じた系における熱力学第一法則(内部エネルギー表示)より, Q = M∫du + W W = Q - M∫du = Q - Mcv(T-T0)[1] 同様に,閉じた系における熱力学第一法則(エンタルピー表示)より, Q = M∫dh - ∫VdP ただし,状態変化前後の気体の圧力は変化しないため, Q = M∫dh = Mcp(T-T0)[2] 式[1]に式[2]を代入すると, W = M(cp-cv)(T-T0) 比熱と気体定数の関係より, W = MR(T-T0)[3] あとは状態方程式と力のつり合いからMRとTを求めればおしまいです. 状態方程式より, MR = P1V1/T0 = P1Sh/T0[4] 力のつり合いより, P1S -mg - P0S = 0 P1 = (mg + P0S)/S (= P2)[5] 式[5]を式[4]に代入すると, MR = (mg + P0S)h/T0[6] また,状態方程式より, T = P2V2/(MR) = P1SH/(MR)[7] 式[7]に式[5],[6]を代入すると, T = (H/h)T0[8] 式[3]に式[6],[8]を代入すると, W = (mg + P0S)(H - h)

tatsuo2
質問者

お礼

ありがとうございます。

その他の回答 (1)

noname#137826
noname#137826
回答No.1

求める温度を T [K] とすると、ボイルシャルルの法則より p0Sh/T0 = p0SH/T となります。これを解いて T = (H/h)T0 求める仕事 W は、気体が大気圧に抗して円板を押し上げた仕事と、おもりの位置エネルギーの増加分の和です。(あるいは、大気とおもりが円板を押す力に抗して円板を押し上げた仕事、と考えても同じことです。) したがって、 W = p0S(H - h) + mg(H - h) = (p0S + mg)(H - h) となります。

tatsuo2
質問者

お礼

ありがとうございます。

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