- ベストアンサー
オクタン価とノッキングの関係
wikipediaにて、オクタン価が高い、つまり枝分かれ構造が多いガソリンは ノッキングを起こしにくいという記載を読みました。 ではなぜ枝分かれ構造が多いとノッキングを起こしにくいのでしょうか? ガソリンを構成する分子の構造とノッキングの関係が結びつきません。
- gakusyuu20
- お礼率100% (28/28)
- 化学
- 回答数3
- ありがとう数3
- みんなの回答 (3)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
#2です。 改めてwikiを読んでみました。 着火の時間的なずれが起こるか起こらないかではないようですね。 自己着火が起こりやすいかどうかでオクタン価、セタン価を考えているようです。 ガソリンでは自己着火が起こりにくい方が都合がいい ディーゼルでは自己着火が起こりやすい方が都合がいい 自己着火の起こりやすいのは直鎖型・・・ちぎれやすい、ラジカルを生じやすい 早期着火は内燃機関工学ではノッキングに含めないと書いてありますので#2に書いたことには「?」が付くことになります。 ガソリンエンジンではスパークノックというのがノッキングの主流のようです。火花点火による火炎伝播以外のところに発火源が生じては困るということのようです。
その他の回答 (2)
- htms42
- ベストアンサー率47% (1120/2361)
#1 >、エンジン内で遅れて燃焼(爆発)する、すなわちノッキングを起こす可能性が高まります。 逆ではないでしょうか。 「ノッキング」はガソリンの発火時期が速すぎることによって生じるエンジンへの衝撃のことだと思います。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8E%E3%83%83%E3%82%AD%E3%83%B3%E3%82%B0 ガソリンエンジンは電気スパークで点火します。 枝別れの少ない構造だと電気スパークを飛ばす前に圧縮だけで発火することが起こります。 ピストンの動きを押し戻すような働きをしますから振動が起こるのです。 細長い分子だと、ちぎれやすい、ラジカルを生じやすいということになります。 生じたラジカルが安定であるかどうかではないのです。 ディーゼルエンジンでは圧縮だけで発火させます。電気スパークによる点火は行っていません。 この場合は圧縮だけでの発火(着火)の起こりやすさが問題になります。セタン価という指数が使われています。 枝別れのないセタンC16H34がセタン価100です。枝分かれがある分子(セタン価は低い)が多いと着火の遅れが生じます。 #1様はガソリンノックとディーゼルノックとを取り違えているのではないでしょうか。
お礼
ご回答いただきありがとうございました。
- CQD001
- ベストアンサー率75% (6/8)
ガソリンの燃焼反応はラジカル機構で進みます。 燃焼反応の過程で炭素-炭素結合がホモリティックに開裂して炭素ラジカル中間体を生成しますが、この時、枝分かれが多いガソリンの方が、生成する炭素ラジカル中間体が比較的多数のアルキル置換基を有します。多数のアルキル置換基を有する炭素ラジカルの方がより安定です。 つまり、枝分かれ構造が多いガソリンの方が、より安定なラジカル中間体を経て燃焼するため、速やかに燃焼するのです。 一方、枝分かれの少ないガソリンは、比較的不安定なラジカル中間体を経て燃焼するため、燃焼が速やかに進まず、エンジン内で遅れて燃焼(爆発)する、すなわちノッキングを起こす可能性が高まります。
お礼
非常に分かりやすい回答ありがとうございました。 おかげで分子構造とノッキングの関係がよく理解できました。
関連するQ&A
- オクタン価とクリーンなガソリン
クリーンなハイオクとかCMで言ってますが、「オクタン価」とはまた別の物なのでしょうか? 「オクタン価が高い」=「きれいなガソリン」と言うイメージがあったのですが、ガソリンから不純物を取り除き精製して作る「ホワイトガソリン」は煤が出にくいとの事で、車に入れて走る事が出来るみたいですが、この「ホワイトガソリン」は、「オクタン価は低い」らしいのですが・・・ ガソリンの燃えやすさ(燃えにくさ)とガソリン内の不純物(?)の量、オクタン価の関係をお願いします。 ちなみに、ホワイトガソリンを入れた場合、燃費やパワーにどの様に影響しますか? ホワイトガソリンの方がハイオクよりも高いですが、ガソリン税は入っていないと思いますので、実際に試したら脱税ですよね。(^^;) 高いお金払って、排気に煤の少ないものを選んでいるのに。(笑)
- ベストアンサー
- その他(車・バイク・自転車)
- ガソリンエンジンに軽油を入れると?
ガソリンエンジンに軽油を入れるとどうなるのでしょうか?ガソリンに比べ軽油はオクタン価は低いので,たぶんノッキングが激しく起こってしまうと思います.オクタン価のほかにも着火温度などが関係していると思うのですが,詳しい方はぜひお知らせください.お願いします.
- 締切済み
- その他(学問・教育)
- ノッキング?
16年式1300cc5速MTのマツダ・デミオに乗っている学生です。去年の9月に、37000キロ走った状態で70万ほどで購入しました。マニュアルの方が運転が飽きなくて個人的にマニュアルの運転が好きなので親は「オートマでいいじゃないか」と言ったものの敢えてマニュアル車に決めました。気がつくと8000キロほど走っていたのでオイル交換とエレメントを交換したのですが、加速時のノッキングのような現象が直りません。数ヶ月前から、クラッチを繋いだ後にガクンガクンガクンという前後のショックが出るのです。気のせいかも知れませんが、エアコンを切っているときのほうがかけている時より起こりにくいような気がします。例えば「3速から4速にギアを変えクラッチを繋ぐ」という動作をしてクラッチペダルを踏んだりすらしていないのにもかかわらず「ガクッガクッガク」と小刻みに振動します。クラッチの繋ぎ方を間違えてノッキングが起こるのはわかるのですが・・・。ちなみに初代ワゴンR(5速MT10万キロ以上走っています)に乗る友人は恐らくクラッチパネルの交換もしておらず、未だにガンガン飛ばしていますが走行中に車内や外に「キュルキュルキュル」という異音がするようです。数ヶ月前に、免許取立ての友人が運転し、タコメーターのレッドゾーンの状態が10秒ほど続き、3キロほどの距離をほぼ半クラの状態で走ったことがありました。友人曰くスピードメーターとタコメータを見間違え、教習中も教官に「ちゃんとクラッチを繋いで走れ」と言われたそうです。まさかそれでクラッチパネルが傷んだのでしょうか?それとも「オイル交換が遅かった」「単にクラッチパネルが磨耗した」「ガソリンのオクタン価が低いのか」のいずれかでしょうか?9月に車検を迎えるのですが、「ひょっとしてエンジンが壊れるんじゃないか」と不安です。また、クラッチパネルの交換には工賃だけで10万ほどかかると聞き・・・。
- 締切済み
- 国産車
- Wikipediaの3D分子模型のイラストの正確性
Wikipediaの3D分子模型のイラストは、その分子を構成している原子間の位置関係は概ね正しいと思って良いでしょうか? つまり、それぞれの原子の中心の空間的配置は、X線解析などで確かめられているか、ほとんど間違いなく精確だと推定されているものがイラストにかかれているのですか? ウィキペディアの3D構造化学構造式 を 見て化学分子の立体構造の勉強をしています 化学や物理の知識は少なく高校初級レベルです フィッシャー投影やジグザグ法などを学んでいるのですが、その際に3Dイラストが精確ならとても勉強になりそうだと思いました どうかよろしくお願いいたします
- ベストアンサー
- 化学
- 日本車のハイオク仕様 適正オクタン価は?!
いわゆるスポーツカーは除きます 一応はレギュラーでもOKだけど、本来の性能を発揮するにはハイオクが基本となる仕様の日本車の乗用車 実際の適正オクタン価はいくつなのでしょうか? 欧州車だと、実際に欧州では3タイプのガソリンが販売されているらしく、それに合わせて取説には ・本来の性能を存分に発揮したい場合は、98以上 ・普段使いで過不足ないのは、95 ・故障はしないけど緊急時に仕方ない場合は、90 という旨が記されています その欧州車に試しにレギュラーを入れてみたら、ハイオクとの価格差以上の燃費悪化と著しいパワーダウン レギュラー:ハイオクの半々のブレンドだと、普段使いではハイオク100%と燃費もパワーも遜色無し 石油会社に問い合わせてみたら、ハイオクとレギュラーをブレンドすると、オクタン価はその割合に応じて平均化するとのこと なので、取説の記載通りとなりました では、日本車のレギュラーも可のハイオク仕様車はどうなんでしょうか? ほとんどが輸出もされているので、ミドルクラスのオクタン価95でも十分? (ハイオク・レギュラーの半々ブレンドでも十分?) それとも、ECUが日本向け仕様になっていて、やはりハイオクじゃないと燃費もパワーも十分には発揮できない仕様?
- ベストアンサー
- 国産車
- 過給器で高圧縮になるがノッキングは?
常々疑問に思っているのですが、過給器付きエンジンがなぜノッキングしないのかと言うことです。 通常、市販車NAエンジンの圧縮比は8~11位になっているようです。レース用エンジンやチューニング関係のサイトなどを見ると、マージンや性能を無視したとしてもガソリンエンジンの圧縮比は13~15程度が限界のようで、それ以上の圧縮はノッキング等が起こり動作しなくなるようです。 しかし、過給器付きのエンジンの場合はそれ以上に圧縮されているハズです。 ターボ付きの自分の車を例にすると、圧縮比は8、最大過給圧は150kPa程度ですので、150kPaの過給を圧縮比約2.5の圧縮と見ればトータルでは圧縮比20近くになっていると思うのです。 単に空燃比やインタークーラー程度の冷却等では制御出来ない圧縮比だと思うのですが… この圧縮比でなぜノッキングせずに動作しているのでしょうか?
- ベストアンサー
- その他(車・バイク・自転車)
- レギュラーガソリンにハイオクを入れるとどうなりますか。
レギュラーガソリンにハイオクを入れるとどうなりますか? 具体的には、今、私が乗っているヴィッツなのですが、 低速で、カリカリとノッキングのようなイヤな音を 出します。(中高速では、調子いいです。) トルクがなくなるわけではないのですが、そこで オクタン価の高いハイオクを多少混ぜれば調子良くなるかなと 思ったのですが、どうでしょうか。 車に詳しい方、よろしくお願いします。
- ベストアンサー
- その他(生活・暮らし)
- 日本のガソリンは、ハイオク・レギュラーの二種類だけ
日本のガソリンは、ハイオクとレギュラーの二種類しかありません 諸外国には、ハイオクとレギュラーの中間のオクタン価も含めた三種類が珍しくありません 輸入車の日本語版取説にも、三種類のオクタン価における特性についての記載があります 日本では、オクタン価が二種類しかないのはナゼなのでしょうか?
- 締切済み
- その他(車・バイク・自転車)
お礼
ご回答いただきありがとうございました。