命題P→Qの論理の相対性とは?

このQ&Aのポイント
  • 命題P→Qの論理の相対性とは、命題の否定、論理和、論理積の記号で表記した場合にどのような式変形をすれば等価な形になるのかを示しています。
  • 具体的には、命題(¬P)∨Qと¬(P∧(¬Q))が互いに等価であることを示しています。
  • ド・モルガンの法則を用いて式変形を行うことで、(¬P)∨Q ≡ ¬(P∧(¬Q))が証明できます。
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【命題「P→Q」における論理の相対性について 】

命題「P→Q」を否定、論理和、論理積の記号で 表記した場合、  (¬P)∨Q・・・(1)  ¬(P∧(¬Q))・・・(2) となることが書籍に記載されておりました。 (「プログラマの数学」(ソフトバンククリエイティブ)に(1) 「論理と集合のはなし」(日科技連)に(2) がそれぞれ掲載されていました。) ベン図や真理値表も併せて記されていたため、 「P→Q」が上記、2つの式で表記できることまでは 理解できました。 ここで、(1)から(2)、(2)から(1)を導出する場合に、 どのような式変形をすれば  (¬P)∨Q ≡ ¬(P∧(¬Q)) を証明できるのでしょうか? ド・モルガンの法則を導出する際に使う 「論理の相対性」が大いに関係していると (むしろ、「論理の相対性」そのもの?) 勘繰っているのですが、確証できません。 お知恵の拝借を頂けませんでしょうか? よろしくお願いします。

質問者が選んだベストアンサー

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  • OMEGA309
  • ベストアンサー率33% (1/3)
回答No.1

(¬P)∨Q・・・(1) ¬(P∧(¬Q))・・・(2) まず(1)から(2)の導出について   二重否定は肯定と等しい・・・¬¬P=P であることを利用すると   (¬P)∨Q = ¬¬((¬P)∨Q) と表すことができます。次に、二重否定の一個だけを括弧の中に入れると   ド・モルガンの法則・・・P∨Q = ¬P∧¬Q により   ¬¬((¬P)∨Q) = ¬(¬(¬P)∧¬Q)) ¬(¬P) = P であることから   ¬(¬(¬P)∧¬Q)) = ¬(P∧(¬Q)) となり(2)が導出できます。 (2)から(1)の導出について、ド・モルガンの法則から外側の¬を外すと  ¬(P∧(¬Q)) = ¬P∨¬(¬Q) ¬(¬Q) = Q なので  ¬P∨Q となり(1)が導出できます。 記号だらけでややこしくなりますよね・・・(-_-;) こんな感じでいかがでしょうか。

pacioli
質問者

お礼

ありがとうございます!! ド・モルガンの法則を上手く使う方法も教えて頂き、 感謝のみならず感激しております。 >記号だらけでややこしくなりますよね・・・(-_-;) >こんな感じでいかがでしょうか。 ややこしいですが、極めて解りやすかったです! お忙しいところ、本当にありがとうございました。

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