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漢字
「簪」の7画目から始まる4画のつくりと、「牙」(5画)は似ていますが、全く違う字源でしょうか? 筆順を見ると、8画目は「カギ」になっており(従ってこのつくりは4画、右も同じく4画)、 しかも、「牙」とは筆順が異なり、牙では縦棒の次に最後の左へハネ、となるのに対し、簪ではハネが上の横棒から始まり下の横棒を突き抜けて左へハネ、その後に最後の縦棒(右ハネ)とするようです。 全く違う字源なのでしょうか?
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> 全く違う字源なのでしょうか? そのようです。 簪 という文字の竹冠の下に2つ並んでいる文字は、実は 「かんざし」 という意味で、簪 という文字は別な意味 (隠れて言う) を持っていたのですが、かんざし も髪の毛に隠れるので、簪 という文字を かんざし の意味で用いるようになりました (日 という文字は口で、相手とは反対の側を向いている口で、頭にはかんざしが刺さっているのでしょうか)。 一方、牙 という文字は、そのものズバリで、牙が上下に交わる形 (左の方に突き出てますね) から派生したものであるとのことです。 どちらも尖っているイメージなので、混同してしまいそうですが、文字の起源としては別々に派生したものだということです。 * 大修館書店 『漢語林』 第2版 を参照しました。
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