- ベストアンサー
時制に詳しい書籍をご紹介願います
makochiaの回答
- makochia
- ベストアンサー率50% (19/38)
Willの語義のところで回答させていただいたものですが、そちらの板は締め切られましたので、こちらで少しだけ続きを述べさせてください。 再度、周囲にいるnativeたちと話してみましたが(みな一応名の通った大学・大学院で英語学を学んだ者達です)、willの中心語義が「未来」であるというのはちょっと納得しがたいというのがfirst reactionでした。やはり中心は「意志」だと。別の方の回答でも「意志」を強調されている部分がありましたよね?。そのように解説している書物も多い。ただ、「意志」を中心として考えると、そこから「習慣」が派生してくる過程が理解しがたい。その辺一般的な文法書では「意志から派生して」としか書いていないところでもあります。 ということで、色々話しこんだ後、至った結論は「未来」を含むwillの中心となるのは「今目の前に起こっていないもの・ことを思い描く、想起する」という心の働きだ、ということです。「未来」が現前していないものについて語っているのは明らかですが、 「性質」を表すAccidents will happen.にしても挙げられたような「習慣」を表す例文にしても、目の前で見えている「性質」「習慣」については決してwillを使うことはできず、「Accidentというものは~」「彼と言えば~」と「想起」する心的な働きがあるという訳です。もともと、「意志」という語義そのものに今起こっていないことを起こそうという想起の契機があるので、そういうは性の仕方になったのだろうという意見です。 目の前で起こっていないことを「未来に係る」と言って言えなくもないかも知れませんが、今ここにはいない人・モノが今どういう習慣があるか、どういう性質であるかを想起することまで「未来」というのは大いに混乱を招くと思います。 また、辞書のみに頼れないのは全く同感ですが、同時に一冊の文法書に頼るのも危険であって、辞書・文法書・論文に、nativeとの議論・会話を加えて初めておぼろげにイメージが掴めてくるのではないかと思います。特に古い文法書では既に乗り越えられた説が書かれてあることも多く(勿論、その時代にこれだけ良く考えたなという感動はありますが)、結論を鵜呑みにするのは危険だと思います。例えば補語(complements)についての考え方は、小生が学生だった、つい30数年前からでも大きく変わってしまいました。
関連するQ&A
- アスペクトと時制の関連
"英文法を習われたなら、動詞について「進行」やら「現在完了」がでてきたと思います。それがアスペクトです。"という内容の回答をアスペクトに関する質問に関して読みました。 私たちが英文法やドイツ語文法を学習した時には(50年以上以前ですが)時制として: 現在時制、過去時制、未来時制 それと、それぞれの時制に完了時制が加わる。 と習った記憶があり、現在でも ”現在完了時制”とか”現在完了形”と思っております。従って”アスペクト”(相)と言う名称と”時制”との関係はどんなことなのでしょうか。アスペクトと言う概念は何時頃から言われだしたのでしょうか?
- 締切済み
- その他(語学)
- 英語(時制)の本
私は塾の講師です。英語の時制が恥ずかしながら、よく分かってない(というか生徒にめちゃくちゃよく分かった!といわれるくらいになりたい!)ので何かよい本を探しています。下記に有る本は持っているのですがこれ以外にお勧めの本(フィーリングとか、会話で慣れるとかそういうノリではないもの、はっきりと文法的な説明がなされているもの、高校英語以上のものでも理屈が分かりやすければ可能。尚、高校レベルのありきたりな説明の物はさすがに自分も教えている立場なので理解できます。) (1)進行形・完了形、つい時制の使い方に迷ってしまうあなたに(多岐川恵理著、明日香出版社)→あまり役に立たなかった (2)Meaning and the English Verb (Leech)→読書中 (3)動詞時制の研究(細江逸記著、篠崎書林)→持っていませんが、どこに行けば購入できるのでしょうか?また、読むに値するものでしょうか? 特に過去完了がよく分かっていません。なんか、動詞によって完了形になったり、過去形を使ったりといろいろ違いがあるような気がします。(その辺もはっきり分かるようになりたいです) よろしくお願いいたします。
- ベストアンサー
- 英語
- 未来時制を使った、過現未の習慣のニュアンスとは?
あけましておめでとうございます。 いつもお世話になります。 ----------------------------------------------- He will often drop in on a Sunday afternoon for chat. この例は、未来に起点を置いて過現未にかかる反復的習慣的行為を叙したものである。 ------------------------------------------------------------------------- (出典: 英文法シリーズ 第二集 第13巻 法・助動詞 VII 時制について 1438ページ 昭和34年出版 出版社:研究社) 上記に引用した英文のニュアンスがいまいち分かりません。 He often drop in on a Sunday afternoon for chat.だったら、「彼はよく日曜日の午後におしゃべりのために立ち寄る。」と過去から続いて現在でも行っている習慣だと分かるのですが、 He will often drop in on a Sunday afternoon for chat.は、いままで、「彼はしょっちゅう日曜日の午後におしゃべりのために立ち寄ることになるだろう。」という風に、引越しや病気やらで現在はできないけど未来にはできる習慣かな?と思っていました。 参考書の解説が一行だけで、未来時制を使った、過現未の習慣のニュアンスが全然分かりません。 おしえて頂けますか? よろしくお願い致します。
- ベストアンサー
- 英語
- ロイヤル英文法の「時制の一致」の定義について
ロイヤル英文法には以下のような記述があります。 「主節の動詞と“従節”の動詞の時制に関する一致を、時制の一致という」 時制の一致では「名詞節のみ」が対象となると私は現在のところ理解していますが、ロイヤル英文法があえて「従節」と記述した理由はあるでしょうか。 言い換えれば、形容詞節(関係詞節)、副詞節が時制の一致の例として挙げられることはあるのでしょうか。
- ベストアンサー
- 英語
- 助動詞の時制の一致
時制の一致についてですが、 主節が現在から過去になるとき、従節は現在ならば過去に、過去ならば過去完了になり、最初から過去完了のときはそれ以上変化しない。従節に助動詞がある場合には助動詞を過去時制にする。 と、文法書には書いてあるのですが、最初から従節が助動詞の過去時制の場合、どうやって時制の一致するのでしょうか。変化しなくてよいのでしょうか。 また、従節が入れ子になって時制が何段階にもなる場合、普通は「現在→過去→過去完了→それ以上は変えない」ですが、助動詞の場合は「現在形→過去形」でそれ以上は変化しなくてよいのでしょうか。 具体例があっての疑問ではないので、見当違いなことを聞いていたら恐縮なんですが、ふと疑問に思ったので・・・。助動詞の時制の一致について詳しく教えていただけると幸いです。
- ベストアンサー
- 英語
- 中国語の「時制」について
中国語を勉強し始めてまだ日が浅く、判らないことばかりですが、中でも、過去、現在、未来などの時制の表現方法にとまどっています。 中国語には文法的な「時制」は無いのでしょうか? 特に”~了”の使い方がはっきりしません。 簡単には教えられないことかも知れませんが、出来れば、ご指導ください。
- ベストアンサー
- その他(語学)
お礼
先日は、自分でも恥ずかしい乱文を書いてしまったにも関わらずご丁寧な補足ご回答ありがとうございます。(赤面)(目から火花) >もともと、「意志」という語義そのものに今起こっていないことを起こそうという想起の契機があるので、 >そういうは性の仕方になったのだろうという意見です。 >目の前で起こっていないことを「未来に係る」と言って言えなくもないかも知れませんが、 >今ここにはいない人・モノが今どういう習慣があるか、どういう性質であるかを想起することまで >「未来」というのは大いに混乱を招くと思います。 先日の乱文お礼でも書きましたが(本当にすいませんでした)、willを使った習慣のニュアンス理解は付け焼刃的な理解しか僕はできていません。 これから起こることだけど「未来」とは言いがたいという事なのですね! (日本語で、ご解説を受けても難しい概念です。) 分かったようなわからないような。 意外に時制というものに難しさを感じています。 >また、辞書のみに頼れないのは全く同感ですが、同時に一冊の文法書に頼るのも危険であって、 >辞書・文法書・論文に、nativeとの議論・会話を加えて このようにおっしゃりたい気持ちよく分かります。 一般的な文法書で間違いと言われている事で実際は正しいと言うことが沢山ありますからね。 (There be構文で、There is the ○○, on ~.というのは、間違っていると言われているが文脈によっては正しい英文となる。 等) >初めておぼろげにイメージが掴めてくるのではないかと思います。 『おぼろげ』ですか、、、。 本当にその通りですよね。 言語ってのは本当にややっこしくて、、、。 繰り返しますが、先日の僕の無礼な乱文にも関わらず(本当にすいません)、ご丁寧なご回答ありがとうございます。
補足
数日間待ってみましたが、No1のご回答に対する補足質問には答えていただけないようです。 著者も分からないので、僕が見つけた同名の本と同じ本を回答者様がご回答で紹介してくれたのかも分かりません。(出版社は同じでしたが。) もしかしたら、違うのかも知れません。 本当に僕の乱文お礼にもかかわらずご丁寧なご回答をしていただきましたし、かなりの英語力をお持ちの方だと思うので、ご回答を参考にしたいのですが、No1のご回答はやっぱり、本を特定できず、、、どれほど貴重なご回答だったのかも分からず、、、よって、No2様にBAを進呈します。