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ピカソの作品《ゲルニカ》について
noname#202494の回答
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![noname#202494](https://gazo.okwave.jp/okwave/images/contents/av_nophoto_60_6.gif)
お礼をありがとうございました。 個人的には、別にピカソやカンディンスキーがお好きでなくても、なんと言うこともないと思いますが。お気持ちが安らぐように申し上げますと、 ごくごく大まかに、 14-15世紀のイタリアで宗教画が盛んになり、それまではただの絵描き職人であったものが、芸術家として優遇されるようになります。教会や銀行家などの金満家がパトロンでした。 そしてついに16世紀にルネッサンスの頂点となるミケランジェロとダヴィンチが出ます。私見ですが、ダヴィンチは流れから外れてしまっています。その後、彼の画法を継ぐ人は誰もいませんでした(というか技術を盗まれるのを極端に恐れていました。)ですので、ミケランジェロのシスティンチャペルの天井画が、時代を代表する傑作中の傑作と見られます。 その後、イタリアにはマンネリズムと呼ばれる退廃期がやってきて、絵画の中心はフレーミッシュ地方(今のオランダの辺り)に移ります。この頃になると市町村などの小口のパトロンが依頼主になれます。王候貴族も肖像画を競って注文します。 そこで、最高峰と目されるのがレンブラントです。”夜警”、”自画像”、”旧約聖書の物語”の評判が高いですが、大きな工房を持っていたので弟子の作も多く、駄作もママあります。 その後、流れはフランスに向かいます。印象派の誕生です。どんぐりの背比べ状態の中からピカソが出ます。常に新しさを求める独創性、構図の確かさ、画商にも恵まれ、問題のゲルニカなど、大物に取り組む機会も与えられます。 以上が大まかな流れです。 絵の見方として、お暇な時に実物をご覧になって、お好きなものを少しずつ増やしてゆかれるのはいかがでしょうか?写真とはまた趣が違うことも多いです。 良い年をお迎えください。
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