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安全保障が分かってない人

sudacyuの回答

  • sudacyu
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回答No.7

No.5です。参考までに  <冷戦後のアメリカの世界戦略の変化> *冷戦時のアメリカの世界戦略の破たん ・一時、ソ連崩壊、中国の資本主義経済導入で、アメリカの世界戦略が勝利したかに見えた。 ・アメリカ世界軍事覇権に対抗する勢力の核が不在になったことにより、反アメリカの軍事活動が多極化・細分化され、国家・正規軍・ハイテク大型兵器から、結社組織・非正規軍・ローテク・小型化し、高度化した正規軍による軍事覇権を行うアメリカにとって、不経済・対応困難をきたした。   *アメリカの民主主義・自由について ・国内的には、民主主義がアメリカの国益として守ろうとする。 ・対外的には、アメリカの国益を守るための口実にしか過ぎないようだ。  ⇒中東石油利権を守るためには、サウジアラビア以下、イスラムの王権を守り、民主化の動きを抑制するイスラム王国内の動きには口を閉ざしている。イランのパーレビ王朝が崩壊し、イランのアメリカ石油利権が失われたときには、イランに対抗するために、イラクのフセイン独裁政権を援助して、中東のイスラム諸王国に、民主化革命が起こるのを防ごうとした。南米・アフリカでも、アメリカの資源利権を守るために、独裁政権を援助した例が数多くある。 <<冷徹に国益を追求するアメリカと言う捉え方をすると>> ⇒アメリカの軍産複合体を形成する人々の間に、中国を反アメリカの核としての求心力を持つように、育てようという意図があるのではないか。  一強となったアメリカが、却ってアメリカに対する脅威をコントロール出来なくなったことの反省として、以前の東西冷戦時のソ連ほど強力ではなく、アメリカが干渉可能な国で、反アメリカを演出できる、そこそこ強力な国があれば、その方が都合がよいと見ているかもしれないと最近感じています。 ・日本貿易振興機構貿易統計 http://www.jetro.go.jp/world/n_america/us/stat_04/ http://www.jetro.go.jp/world/n_america/us/stat_02/  アメリカの対中輸入 2964億ドル    対日輸入 959億ドル   アメリカの対中輸出  696億ドル    対日輸出 512億ドル   2009年にバブル崩壊でアメリカの輸入量が急減し、ドル安で円換算すると額が少なくなる状況ですが、それでも2200億ドル以上、18兆円、日本への3.5兆円の4倍以上ものお金が、毎年中国に流れています。(1970~80年代、日米貿易摩擦の時は、日本に対して強固に輸出抑制・輸入増加策を要求しました。中国からの輸入を少なくする気なら、アメリカ側として、いくらでも手は打っていたはずです。)  共和党ブッシュ政権時代から、変わらずにこの金額は増え続けてきましたから、今の民主党政権だけの方向ではなく、アメリカの基本的方向性ではないかと思われます。  中国から多額の買い物をして、中国の軍事費が増えるようにし、中国の脅威を増大させることによって、中国を警戒するアジア諸国のアメリカへの依存を高め、流出した多額のドルは、ドル安政策で価値を下げるという、アメリカだけが儲かる戦略を狙っているのでは、との見方が出来そうだということです。 ・そううまくいくのか?  過去のアメリカが行った他国の利用を狙った例 ・ロシアの極東進出に対して日本を援助 → 日本が強大化して、日米間の戦争に。 ・ドイツとの戦いに際して、ソ連に多額の援助 → ソ連が強大化して、東西冷戦に。 ・イランがイスラム革命を起こしたので、イランと対立関係にあったイラクに多額の援助  → イラクがクエートに侵攻し、イラクを攻撃する羽目に。 ・ソ連がアフガニスタンに侵攻し、反政府勢力に軍事援助 → アフガニスタンに長期米軍を派遣する羽目に。  北アメリカ大陸を丸々支配して、巨大な島国となっているアメリカの世界戦略は、100年以上前から、他国を育てて利用してアメリカの国益を守ることに使おうということの繰り返しですが、上手くいっていないのは明白です。  軍事と言うものは、短期集中的に使い、収束することが出来れば有効な手段となりますが、長期恒常的となれば、効果が薄れ大きな負担となります。  一時的な軍事・経済援助は、大きな政治効果がありますが、長期恒常化すれば既得権と化し、中止すれば恨みを買うことになりかねません。  ・このような背景があるとすれば、日本はどのような路線を取るのがベストの選択だろうか?

oas222
質問者

お礼

安全保障の意味を知らない人に、どのように説明すればよいのか?という質問です。 安全保障はいうのは、たとえば中国なら中国が攻めて来た時に対する備えを行う事が安全保障ですよ。 攻めて来るか攻めて来ないか、それには関係なく、攻めて来てもいいようにしておく事。 経済関係が濃厚であれば相手国は攻撃してこないという部分で平和ボケなのです。

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