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安全保障が分かってない人

sudacyuの回答

  • sudacyu
  • ベストアンサー率35% (687/1961)
回答No.5

 日本の平和ボケはひどいものです。  御台所平和主義で、軍備を持たないほうがよいという考えや、国家経済・財政を無視して対外的軍備拡張や核開発を主張するだけと言う、空想国亡論や国暴論がまかり通っています。  兵器と言うものは、使わなければ時間が経つと、ただ単なるスクラップと化す運命にあり、どんどんお金をかけて作ればよいという性質のものではありません。少ないにこしたことはないが、必要量を下回ってはなりません。  必要かつ最低の軍備を見切らなければなりませんが、これが難しいのです。  軍事支出のレベルを決めるには、相手国を想定した上で、先ず最初に、軍備の必要性を低下させる手を打たなければなりません。 1、相互軍縮・・・直接外交 2、第三国との協調体制⇒日本と同様に相手国から脅威を受ける国との連携・・・間接外交 3、経済関係の緊密化・・・経済的相互依存体制   ・世界史的には、二国間で相互に仮想敵国と想定し、軍事拡張に走った場合、結果は二つしかありません。戦争が起こるか、どちらか一方が巨額の軍事費負担によって経済崩壊するかです。  東西冷戦は、ソ連の経済崩壊によって幕を閉じましたが、経済の相互依存は少なく、主要国は西か東に色分けされ、直接外交による軍縮しか軍事費を押さえる手段はなく、冷戦中の東西緊張は現在の日中間の緊張よりもはるかに厳しいものがありました。  現在の日本の軍事レベルは、この頃を基準に整備されたもので、(軍備は一度レベルダウンするとレベルアップには相当時間が掛かるので、現状維持と言うのは適当な判断だと思われる。)中国の経済力アップによって軍事費が増大する現状であっても、当面は現状維持で間に合うと考えます。   ・将来は? 1、日本側  中国リスクが高まる可能性があるが、現状の経済状態が続くのでは、その時になって十分な防衛費増額が出来ない。(中国リスクが増大する場合、防衛費増額は相当の年数に渡って継続することとなる。)  今は、将来の防衛費の大幅な増額に耐えることが出来るような、日本の経済体質改革に資金を投入すべき状況です。 2、中国側 ・単純にヨーロッパ全土に匹敵する国土・人口を一国としてまとめきって、運営することに失敗し、経済崩壊する。中国バブル崩壊、資源の獲得不能など。 ・順調に経済発展してことにより、民主化運動が活発化し、政治的に分裂・崩壊  この二つのリスクを回避できなかった場合、日本の防衛費大幅増額の必要性は発生しない可能性が高い。 ・経済発展した上で、民主化した場合  韓国は独裁政権時代、国民の対日感情が表に出ることをコントロールできていたが、民主化後は大きな政治要素として、表に出てきている。  民主化中国の対日感情が現状レベルのままであれば、一党独裁政権下のようにコントロールできず、暴走する可能性がある。 ⇒ この場合、日本の防衛費増額は不可欠となる。 ・現在は?  中国独裁政権が強力なら(=国益を第一に考えることが可能な状況なら)、国力を増強するために経済発展を優先するから、正規軍の侵攻は考えられない。  中国政権が不安定化しても、現在の自衛隊のレベルで対応可能。(水爆の使用を除く)  ⇒偶発的国境紛争の可能性は常にあるが、当然、自衛隊で対応できる。  現状において、日本政府が取るべき対応は、既に述べた 1、相互軍縮⇒ 中国は急速な経済成長で国家予算自体がどんどん膨らんでいるので、合意は困難。 2、第三国との協調体制 3、経済関係の緊密化⇒ 既に進行中  大きく有効な手を打てるのは、2、の中国の軍拡に影響を受ける国との連携です。  特に今までの関係から、アセアン・オーストラリアとの連携が不可欠ですし、これらの国には華僑が多く日本以上に中国の軍事的脅威を感じています。しかし、日本が核武装をしたり軍事を急速に増大すれば、これらの国は中国と同様に日本も警戒し、協調体制を取れなくなる可能性があります。  日本が軍事支出を増やす場合は、これらの国と共同歩調を取る必要があるかもしれません。

oas222
質問者

お礼

安全保障の意味を知らない人に、どのように説明すればよいのか?という質問です。 安全保障はいうのは、たとえば中国なら中国が攻めて来た時に対する備えを行う事が安全保障ですよ。 攻めて来るか攻めて来ないか、それには関係なく、攻めて来てもいいようにしておく事。 経済関係が濃厚であれば相手国は攻撃してこないという部分で平和ボケなのです。

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