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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:世界が平和・穏健と程遠いのはなぜでしょうか?)

なぜ世界は平和・穏健と程遠いのか?

このQ&Aのポイント
  • 現代社会はなぜ殺伐としたり厳しいことが多いのか?ローマ帝国の影響があるのか?
  • 世界中の文明が殺伐とした歴史を持つのはなぜ?ヨーロッパの強さの原因は何か?
  • 国際政治や資本主義には殺伐とした側面があり、その起源は何か?バランスの取れた生き方を探求したい

質問者が選んだベストアンサー

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  • rurubonpp
  • ベストアンサー率26% (128/488)
回答No.5

そもそもの原因は人間の脳にあると思います。 大脳辺縁系と言われる脳の一部は、戦争などの殺し合いやその他諸々の残虐行為を好む傾向にあり、その欲求に理性が負けてしまいがちです。 この大脳辺縁系は動物の生きるという本能に直結しているので、どうしても人間の理性では制御し難い傾向にあります。この大脳辺縁系を制御できるようになるか、さらに人類が進化してこの脳の一部が退化してしまうかしないと、永遠に戦争というものは無くならないと思います。 人類がさらに成長するまでの期間は、法律や機構を作ったり、お互いの軍備の均衡を維持して、将棋で言う千日手にして延々戦いが起きないような状況に持っていかないといけません。 このお互いの軍備の均衡のバランスが崩れると、元々戦争などを好む脳があるため、人間は戦争を始めかねません。日本のように平和憲法で軍備や法整備を怠っている方が戦争は起きやすいわけです。 動物の本能として、強い相手には喧嘩を売らないのは常識です。戦後日本の平和が保たれてきたのはアメリカという強大な軍事力があったからです。そのアメリカの軍事力が最近弱まって来ています。その途端に、中国やロシアが日本に侵略伺いに来ました。 戦争を好む脳がある以上、戦争がしたい国は相手の国がどんな憲法であろうとお構いなしに攻めて来ます。そのくらい人類は戦争に喜びを感じるわけです。 この平和な日本で、非常に多くの人が戦争を毎日楽しんでいる現実を見ればよくわかると思います。 どれだけ多くの人が、オンラインゲームや家庭用テレビゲームなどで戦争や殺戮を毎日楽しんでいることでしょうか!! 世界や各国々の権力者たちは、実際の戦争には一切参陣しません。安全なシェルターから命令したり、戦況を眺めているだけです。彼ら権力者にとっては、実際の戦争もゲームと同じなのです。 こういう大脳辺縁系の欲求に完全に飲まれてしまっている権力者が存在し続ける限りは戦争や殺戮は絶対になくなることがありません。こういう権力者たちは、寝ていても億兆の収入はあるし、社会的地位も頂点にいるので、社会に出て努力して何かを達成する必要が無い人たちです。 お金も地位も名誉も名声もすべて自分の自由に出来る人たちです。こういう人たちの楽しみは何か?もう死ぬまで遊ぶだけです。その遊びが世界を舞台にした国盗りゲームなわけです。その犠牲になっているのが我々普通の人間や地球に住む生き物たちです。

kgat0769
質問者

お礼

う~~ん、ビビッ!ときました。私は今でこそ人文科学系の本をよく読むのですが、学生時代は元々理系だったので、科学的な説明というものには反応しやすいのです。そうですよね~~そもそも脳だって感じはかなりありますよね~~一時期ニューロンだとかシナプスとか、脳の構造を科学的に語ることが流行っぽくなった時期があった気がするのですが、最近はそれほど聞かない気がしますね。私が知らないだけで脳の研究も相当進んでいると思うのですが、こういう、人間の性格的な問題をどこまで説明できるんでしょうね?大脳辺縁系ですか…まさか問題行動を起こしそうな人にロボトミーとかいう手術を片っ端に施すわけにもいかないだろうし…私も勉強になりました。ありがとうございます。

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その他の回答 (13)

回答No.3

>世界が平和・穏健と程遠いのはなぜでしょうか? 私は、むしろ世界が平和・穏健に近づいていることを喜んでいる方なんです。 つまり、奴隷貿易で栄えたアメリカでさえも19世紀の中ごろの南北戦争以来奴隷制度を廃止したし、白人の入植者によるアメリカ・インディアンの民族浄化も1890年ごろには終了しましたね。 人類が原爆を投下したのもアメリカによる長崎原爆投下を最後にもう65年も無い状態が続いています。 通常兵器による無差別殺人もアメリカ軍によるベルリン大空襲、東京大空襲、以来65年ぐらい行われていないし、枯葉剤の大量投下による無差別殺人も1970年代のアメリカ軍による大量投下以来行われていない。 たしかに、今でもアメリカ軍はイラクで民間人の無差別殺人を行っている様子がWikileaksで開示されているので、完全なる平和、完全な穏健社会にはなっていませんが、人類史における戦争と殺戮の時代はだいたい終焉し、概ね、平和で穏健な時代になってると考えるのです。 今でも、平和・穏健な人類社会に対立する課題はあって、キリスト教原理主義によるイスラム教原理主義に対する攻撃から、核兵器を減らさない国の大統領にノーベル平和賞を授与するなどという茶番劇まで色々な問題が見られますが、この程度の暴力やこの程度の過ちは、今後も繰り返されるものと考えなくてはならないでしょうね。 今現在、人類の挑戦として残っているのは、麻薬組織の解体や人権蹂躙を繰り返している一部独裁者の退場ぐらいではないでしょうか。この点でも組織的な麻薬撲滅活動やアムネスティなどの非政府組織による死刑の監視など、よい方向に進んでいると家考えています。 女性参政権に関しても、1880年の高知県での婦人参政権運動に端を発し、紆余曲折を得ながら、1918年のドイツ・イギリスでの婦人参政権、1920年のアメリカでの婦人参政権、そして1945年の日本での婦人参政権が確立されましたね。20世紀中に大半の国で男女同権が確立され、いまでは婦人の参政権を制限しているのはイスラム原理主義国の一部が残るだけになりました。 大きな観点で考えれば、これらの挑戦が完了するのも時間の問題で、その後に残る重大問題は、地球の人口抑制問題や天然資源、すなわちエネルギーや水の所有権とその配分問題などではないでしょうか。 これらの問題に関しても、20世紀のアメリカ人のように、原爆とか無差別爆撃、枯葉剤などの暴力手段ではなく、話し合いと条件闘争で解決の方向に向かってゆくと信じているのですが、甘いでしょうかね。

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  • juyjuy
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回答No.2

世界が質問者様のような穏健な考えをお持ちの人間ばかりなら、人類の文明はここまで発達はしなかったでしょうが、かなり平和な世の中になると思います。 ところが、実際の人間の中には「人を支配したい」と思う人や、もっと「食べたい」と思う人が全体の30%ぐらいはいて、・・文化によっていろいろ方法に違いが出るのはNo.1の回答者様が詳しく述べられていますが・・人間の社会の中に争いの種を持ち込みます。 有利に生きようとする人は「文明」を発達させ、そうした欲望の少ない人間を支配し、自分らは権力闘争に明け暮れます。 これにはおそらく高等な霊長類(今生き残っている)の本性なので、もはやどうしようもないでしょう。ただ、チンパンジ-に近いボノボという(ヒト科)類人猿はセックスを儀礼化して平和に暮らしているという報告を見た事があります。・・まあいずれ絶滅するらしいですが・・。 ここでこんな回答をしている私はこの文明社会の恩恵を十分受けているので、質問者様のような自由な発想は出来ないと思います。

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回答No.1

 こんにちは。  背景事情です。  わたしはこの日本の国の成り立ちについての江上波夫による征服王朝説にはくみし難いと考えていますが 騎馬民族に特有の社会形成に関する思想については 日本の歴史と社会ひいては世界史のあり方について考える上で有益な情報を明らかにしたと思っています。   日本の社会は スサノヲ市民圏とアマテラス公民圏との二階建て構造から成っているとわたしは考えていますが そのアマテラス公民の《統治》の仕方に関して 江上学説はおしえるものがあると考えます。  自分では何もしないが 全体をまとめる政治力に長けているという統治の能力でありその形式に関してなどなどです。君臨すれども統治せずという象徴ないし権威の存在の問題もあるかと思います。  この思想傾向が スサノヲ市民圏の企業や組織にも影響をおよぼしていると考えます。  つぎに挙げられる思想や生活態度の特徴は もっぱら遊牧民族の独占するところだとは思いませんが おそらくそれらと農耕民族との交通や融合という場において 両者の考えも練りあげられて行ったと見られるのではないでしょうか。  ちなみに 中央アジアのチュルク系の諸民族だけではなく アラブ民族や 一般に北方のゲルマンなどを中心としてヨーロッパ民族も 遊牧騎馬民族だと捉えられています。  ▲ (『江上波夫の日本古代史――騎馬民族説四十五年』)~~~~  騎馬民族の社会〔は〕   1.民主主義的    2.主知主義的    3.機能主義的    4.国際主義的  といったような 共通な特徴をもち    5.優れて人間中心で    6.すべての民族に解放的な 自由な性格の   7.実力優先の社会であった・・・。  このような古代遊牧民族の社会は 《有形な文明》は持たなかったが 《頭脳の文化》《無形の支配者文明》を持っていたので それがあってこそ彼らは農耕都市文明地帯に征服王朝を建て 多民族の世界国家を建設することができたので またそこにおいては東西の文化を交流させ 地方的な土着の文明 宗教の権威を打ち砕き それらの物質文明を人間中心の理念によって再編成し 様々な世界文明――古代ペルシャ文明 ヘレニズム文明 キリスト教文明 仏教=クシャン文明 アラブ=イスラム文明 ゲルマン=西欧文明などを生成する契機をつくった・・・。  すなわちそれらの文明は ユーラシア大陸の古代遊牧騎馬民族の《頭脳の文明》 眼には見えない《無形の支配者文明》を共通の根源としてもってお・・・ったのである。・・・(1992 p.347)  ▲ (同上) ~~~~~~~  征服王朝が征服している場合は武力による場合ももちろんありますが むしろ軍事力によってではなく 文化的に同化したり 政治・経済的に合作したり 結婚や買収や 盟約や談合や 外交手段などで 戦争による場合と同様な成果をあげて 相手を服属させたり 仲間に入れたりする無血征服の場合が多い・・・。(p.289)  ▲ (江上波夫vs佐原真:『騎馬民族は来た!?来ない?!』)~~~  近代を特徴づける   1.民主主義・   2.個人主義・   3&4.植民地活動・    2.実用的な学問・実験の発達  は 本来 遊牧騎馬民族の間にあったものだと思うんです。・・・   8.核家族制   9.契約制    5.土地よりも人間を問題にする人間主義    7.能力主義    1&5.平等主義    6.恋愛の謳歌    3&4.開拓・植民    2&3&7.知識・情報の愛好など  は 早くから騎馬民族を特徴づけたものです。・・・  動かざる 農耕的な古代的文明をつくったものと それから 動く 一つ一つは滅びて消えていったけれども それぞれが常にその時代におうじた騎馬民族的な役割を持ったものと その両者によって世界ができているんだと私は思うわけです。(1990 p.115f.)  ~~~~~~~~~~~~~~  ☆ そうしてこれらの考え方が うまく機能するか 裏目に出るかなどによっても分かれてくるのではないかと考えます。  いづれにせよ――もはや端折りますが―― 裏目に出た事態を悪循環のうちに引きずる場合が見られるのではないでしょうか。いちばんの短所は 植民地主義ないし帝国主義という考え方でしょう。地球上のどの土地どの国に対しても 二階から一階を見おろしてよきにはからえという統治のやり方を押しつける場合です。  騎馬遊牧民が肉食だとすると いまでは農耕民も肉を喰います。或る程度は互いに似かよって来ていましょうか。

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