天皇陛下万歳と叫ぶのがなんとなく気が引けるのは何故

質問

でしょうか。
67歳にもなっておきながらこんな質問をせざるを得ないのが恥ずかしくてなりません。
自民党が没落し、民主党が台頭してきた頃から、
私はそれまでの浮動票の代表のような存在から急速に右傾化し、
今では民主党政権打倒のデモに参加するほどの保守派人間になってしまいました。
ついつい「右傾化」「保守派」という言葉を使ってしまいましたが、
日本を愛し日本の安全を守るという、日本人なら誰しも持つごくごく自然な意識を持つようになった、
ただそれだけのことなのです。
ただそれだけなのに、冒頭に掲げた疑問に悩まされるようになりました。
つまり・・・、デモや集会でよく「天皇陛下万歳」を叫びます。
これも日本人ならごくごく自然なことと思っています。
以前一ヶ月ルールを破って中国の要人が陛下に謁見したときなど、
なんとも言いようのない怒りの感情がふつふつと湧いてきたものです。
あぁやはり自分は日本人なんだ、やはり天皇陛下に対する崇敬の念は、
ごく自然に普通に持っているんだなと改めて思ったものです。
それなのに・・・集会で「天皇陛下万歳」と叫ぶことに、
なんとなく気が引けてしまうのは何故なのでしょう。
自分でも分からないのです。
そして分からないということが自分で許せなく、必死で考えるのですが、
どうしても分からず悩んでいます。
どなたかこのことを理解下さり、解説して下さる方はいらっしゃらないでしょうか。
どうかよろしくお願い致します。

回答No.8

isoken · ベストアンサー

政府が不健全且つ確信的に左傾化する現実を目の当たりにして、我々一般国民がその危機バネとして右傾化・保守化するのはある意味必然性があるのではないでしょうか？
世界史に於いて数千万人の犠牲と７０有余年に及ぶ、人類史上最大の実験の結果否定された社会主義、それを未だに信奉し且つ発言力を有する閣僚を包含する政権が、いかに有害なものであるか、日本国民は僅か１年余りで思い知らされました。

現民主党政権は日本の国益を一顧だにしない外交、そして意味の無い人気取りに終始する内政を継続する誠に困った政権ではありますが、私が考える彼らのただ１つの存在意義は、ともすれば希薄になった愛国心・国益・安全保障といった言葉に対するアンチテーゼ、それを日本国民に再考させるきっかけとなったところにあると考えます、不当に高い授業料ではありましたが。
同時に安易な政権選択が国家に斯様な不利益を齎すという事の理解に於いても、私個人としましては全く無意味ではなかったと前向きに考えたい、無論２年数ヵ月後の総選挙に於いては消えて貰わなければ困りますが。

さて御問い合わせの件ですが、例えば新年の一般参賀に於いて見られる「天皇陛下万歳」に就いては、皆様さほど違和感を感じないと思われます。
これは天皇家に対する肯定的な感情を同じくする立場の方々の集合体であるからで、民主党政権打倒のデモや集会に参加される方々の共通のテーマは政権交代であって、同家に対する思いは別問題、少なからず温度差があるものと想像されます。

日本血族社会の頂点に立つ天皇家に対する崇拝とは、ある意味我が国固有のシャーマニズムの一種であり、強制的にではなく自然発生的なものであるべきで、そこにある種の政治性を付与させる事に、正常な感覚を御持ちの方（例えば質問者様など）は何かしらの違和感を感じてしまうという事なのではないでしょうか？

更には「天皇陛下万歳」という叫びが有する先の大戦に於ける象徴性、及び商業右翼がそれを多用する事への胡散臭さ、以上に対して少なくとも肯定的ではない潜在的心理が躊躇させるのではと考えます。

御本人の深層心理を他人が回答するというのも妙な話ですが、敢えてこう判断させて頂きました、誤っておりましたら御許しを・・。

お礼

ご回答ありがとうございます。
いやーもう、本当におっしゃるとおりです。
お書きになってます全てが私の感覚と正に合致していてちょっと驚いてます。
私が明確に出来なかったモヤモヤしたことを、
はっきりと文章にしてくださって本当にありがとうございます。
自分でも分からないことを人に聞くなとのお叱りを受けるのを覚悟で質問させて頂いてよかったと思っています。
ありがとうございました。

回答No.9

nn4n

天皇陛下万歳をしている人のイメージに街宣車の屋根で軍服ぽいイメージの服にスピーカーでがなっている人があるからとか・・・

お礼

ご回答ありがとうございます。
私の深層意識にそういうのがあるとは否定も出来ない気がします。
いろんな意識がいろんな場面で顔を出す・・・といったところでしょうか。
ありがとうございました。

回答No.7

noname#146091

＞集会で「天皇陛下万歳」と叫ぶことに、なんとなく気が引けてしまうのは何故なのでしょう。

私も大勢の中では「天皇陛下万歳」と大声で叫びます。

気が引ける事も有りますが、色んな思いの中で多少は「引く」感情が有るのは確かです、多くの方がですね。

が、あまり躊躇しなくても宜しいと思いますよ。

私は「天皇陛下万歳」を言う時に自分が日本人である事に妙に誇らしさを感じております。

お礼

ご回答ありがとうございます。
本当におっしゃるとおりです。
気が引ける感情はありますが、
別にそれが腹立たしいと言うわけでもなく、
私もむしろ誇らしさのようなものを感じながら叫んでいます。
不思議なものですね。
ありがとうございました。

回答No.6

kawasemi60

疑問は理由の在る事ですね。

デモや集会と言われますから
目的を掲げて参加を呼びかけますよね。
目的に賛同して人々は参加する。

参加してみたら目的外の天皇陛下万歳。
自分はだまされて利用されていると
思うのは当然です。詐欺師の手口と同じ

だから。言われるままの万歳は詐欺を
認める事だから反発の心が沸くのです。
最初から天皇陛下万歳を目的に参加を

つのるなら疑問も躊躇も無いのだと思います。
デモを呼びかける人の考えが足らない。
詐欺師と同じ方法でどこまで通用するのかな？

お礼

ご回答ありがとうございます。
おっしゃるとおりです。
私はみなさんの御意見をお伺いしながら、
やっとあなたのおっしゃるお考えに到達しました。
全くそのとおりで、ほかになにも申し上げることございません。
ありがとうございました。

回答No.5

Hexa-6

刷り込み教育の影響ですよね

メディアと言うものは、時の権力に日和るもので、ナポレオンと新聞報道の例でも良く知られてます
戦後、日本のメディアは占領軍に日和り、戦前のような天皇制回帰-軍部の独走を彷彿とさせる事案を避け、悪しき過去として扱った
勝者の論理で、旧日本の指導層・思想・拡張主義を「侵略」と言いくるめ犯罪化した
周辺アジア諸国も同調し、日本の旧体制を悪と喧伝し、糾弾した
まずこの点が、天皇礼賛を憚る空気を生み出した第１要因でしょうね

次にメディアの大衆ガス抜き体質。
圧倒的権力＝当初はＧＨＱ、後に政権与党に対する反発姿勢が大衆受けすることから、反権力を旗頭に、左翼的記事傾向を強め、天皇制を素直に是としない姿勢を現在までメディアが体質としていること
メディアの影響は大きく、啓蒙的立場にありますから、影響は強いでしょう
これが第2要因

そして、軍国・天皇礼賛教育の方向転換
戦前の反省から、180度転換します。教育の現場では、君が代は斉唱しても天皇礼賛を嫌います
あくまで、象徴的な存在と法的解釈を伝えるのみで、声高に礼賛・万歳する事を忌み嫌います
仮に、そういう動きがあれば、学校から制止されたはずです
義務教育から大学教育まで、これは同じです。教育の影響の大きさは、今更言うまでもないでしょう
これが第3要因

しかし、広い意味での教育は、親・祖父母からの思想伝播があります。
加えて年上世代からの思想伝播やそれが同世代に伝わり、平たく言えば友人仲間間での会話から影響を受けます
（もちろん、天皇を是とするメディアや文筆も有りますので、天皇の特別な存在化に寄与します）
親・祖父母・年長者の世代は、天皇礼賛教育を受けてきた世代。
彼らから子へ（後輩へ）天皇の特別な存在感は伝えられますので、依然として日本人の思考の中では天皇は特別な存在であり続けます
しかし、教育やメディアの影響も受けますので、こちらの影響・特別な存在感は時代とともに薄れます
平民から皇后を迎える、開かれた皇室政策も、特別な存在感の壊失に作用します

大まかに言えば、この大きな価値観の伝達、情報伝達によって、日本人にとっての天皇の存在感・性質は屈折します。

日本人の投影、精神的シンボルとして、民族意識もあって、万歳と叫びたいという心理があり
一方で、否定的教育（１～３の要因）の影響もあって素直に叫べない心理も働きます
自己矛盾というか、ジレンマですよね

更に言うならば、○○万歳と一方的礼賛で思考停止するのは、正常な姿でない、洗脳された姿という悪しきイメージもあり、理性的判断でないという大人の感覚も無視は出来ないですね

若年層だと、○○万歳って天皇や権力・親・先生に言うのは、自己の成長期の反抗期の燃え残り意識を刺激して、嫌悪感を伴うでしょうが.....

お礼

ご回答ありがとうございます。
おっしゃるとおり、第1要因から第3要因まで、確かに思い当たります。
これらの要因がこれまでの人生の中に知らず知らずのうちに刷り込まれ、
いろんな場面でいろんな意識が顔を出すものですから自己矛盾を感じてしまう・・・。
人間はかくも複雑で、一概にスッキリした単純な割り切りではまないもののようです。
しかし段々はっきりしてきたのは、あのような国民的集会で「天皇陛下万歳」を叫ぶのは、
なにかしら一足飛びの飛躍があるような違和感を感じてしまうと言うことのようです。
考えてみれば、天皇制がある国に生まれ育って特に疑問も持たず、
自然に受け入れてきたこれまでの人生で、
だからと言って特に戦前の教育のように、
取り立てて日常生活の中で天皇陛下を意識してきたわけでもないのですよね。
それが集会と言う場でいきなり関わることへの戸惑いかな・・・。
ですから年頭の皇居における一般参賀でなら躊躇なく「天皇陛下万歳」と叫ぶことが出来ることでしょう。
今回させて頂いた質問は、
段々その疑問内容が変わって来て、新しい疑問が湧いてきたようです。
ありがとうございました。

回答No.4

Red_Baron

自分はまったく平気ですが、見ず知らずの他人の前でカラオケなんて歌えないという人がいても、別に不思議に思わない。
つまり、前は平気だったのに、今は恥ずかしいなんて心の変化も普通にあり得るわけです。

一ヶ月ルールを破った中国に怒りの感情がふつふつと湧いてきた。
集会で「天皇陛下万歳」と叫ぶことに気が引けてしまう。

この二つは関連性があるようで、実際はあまり関係ないことのように思えます。

思想心情がどうであれ、一般論として、デモや集会で「天皇陛下万歳」と叫びなさいは義務でも常識でもないですよね。
当然、デモや集会で「天皇陛下万歳」と叫ばないからといって、天皇陛下に対する崇敬の念がないってことにはならないですよね。

＞これも日本人ならごくごく自然なことと思っています。

この日本人"なら"って原理原則をやってしまうと、思考の柔軟性を失って、他者の意見にはレッテルばかり貼るようになってしまいます。

天皇制に何か疑問を持つようになったという主旨の質問ではないのでしょう？
天皇陛下に対する崇敬の念を失ったというわけでもないのでしょう？

人前で叫ぶのが恥ずかしくなった、空しくなった、色んな理由をぜんぶひっくるめて、そういうことは誰にでも普通にあり得るわけです。
要するに、自分を許せなくなったり、悩むようなこではないと思います。

お礼

ご回答ありがとうございます。
自分でも分からないことを人様に聞くということをしてしまって、
恥じ入っているところです。
しかし意外にも、こんなに沢山の方の色んな御意見をお伺いすることが出来て良かったなぁと思っています。
おっしゃるとおり、天皇制には何の疑問も持っておりませんし、
崇敬の念は間違いなく心の奥深くに持ち続けております。
なのに「天皇陛下万歳」に気が引けるというのは、
なにかしら自己矛盾のようなものを感じて悩んでいたようです。
しかし、皆さんの御意見をお伺いしているうち、
これはどうやら時と場合によるということらしいと思い始めています。
ということは・・・、そういう集会に天皇陛下を持ち出すことへの違和感かもしれません。
ありがとうございました。

回答No.3

wwr

その『市民団体』、代表に近い人は『国民団体』と呼んで欲しいと言ってますが、時に天皇陛下バンザイをやりますね。
やって悪いことではないし、天皇は特段軽蔑の対象でもないため、やるもやらないも自由であり非難されるものではない。だが、際立って推奨されるものでもないです。

その団体の関係で、少し前まではやたら急進的?な「なんだろーな???」と思えるような時もあったりしてましたが、時代が急転してデモ参加者が一気に増え、そしてその参加者達が極めて平和的で道徳的で非暴力的で礼儀正しく…
んー、見たところ、本気で感化されちゃってますね。となりました。
デモ参加者たちに感化され、自覚を促され、社会的成長を要請され、以前より広く社会に認知されるべく、良質化されていきました。
その有様、実際驚いたんですがwともあれ、
もう彼らだけの運動ではなくなり、多数の日本人が広く参加する普遍的運動になりつつあるからですね。
加えて数多くの文化人・政治家・思想家・実務家も参加しだした。

「質問者さんがなんとなく気が引ける」のは、ご年齢からして「天皇陛下バンザイ」の裏の意味を知っているからなのでは？
昔、戦争で突撃する時、「天皇陛下バンザイ」と言いながら突撃死してたもんですし。『バンザイ突撃』ですね。
これは米軍も悪く、日本兵の投降者をほぼ殺害していたという話ですので、戦況の敗北が確実視してきたら『バンザイ突撃』して自殺するしかなかったので。

つまりは暗い日本の過去、戦争で死ぬ事を強制され、それから逃れる事が出来ずに死んでいった数万数十万の人たちと、その家族。
そういう暗い記憶に接続していきますから。
身内や知り合いにバンザイ突撃した人がいたのではありませんか？
或いはご本人が身近に体験しておらずとも、戦後の文献、映画、TVで質問者さんの幼少期からずっと意識の底に蓄えられていったもの。「天皇陛下バンザイ！」と。

また、そんな過去を全く知らずとも、天皇は日本の単なる象徴であり、主権は国民にあり、天皇は主権者たる国民の選出した総理大臣が組閣した内閣の助言に従ふ… と(決ってますので。
そういう国の仕組み上、天皇は取り立てて「バンザイ」するような対象ではあらず、逆に「バンザイ」することは国の仕組みをないがしろにする悪しき習慣であると理知的に考える事も可能。

今時、時代錯誤かと。
若い人はその意味も理由も動機も判らないのではないでしょうか。
今後日本で国家意識を持つ人々が増えていく際に、取り立てて天皇陛下をその中心におく必要は無く、現在の日本人の普通に持っている日本に対する普通の心、日本に住む普通の人間達への優しさ… そういうものを主として意識し、まとまっていければ良いのじゃないでしょか。

やるなら「日本バンザイ」でしょう。ただの「バンザイ」とか。日の丸を振ればいいんです。
昔ながらの右翼流儀にこだわっていては、保守集団の増大化に害となります。
今の時代に即した、今の時代の日本人に適合した、愛国思想や右派右翼思想。それが必要なのですね。
そして今後それが日本の本流になっていくと思われます。

お礼

ご回答ありがとうございます。
同じ感覚をお持ちの方がいらっしゃったら、
その方のおっしゃることがヒントになってスッキリ分かるかもしれないと思いました。
でも自分でも分からないことを他人様に聞くなんて恥ずかしいですよね。
それにもかかわらず意外にもこんなに沢山の方にご回答頂いて本当に恐縮しています。
しかしお蔭様で、みなさんの御意見をお伺いしているうちに段々分かってくるような気がしています。
本当におっしゃるとおり、今盛んになりつつある国民運動は、
多数の日本人が広く参加する普遍的運動になりつつありますね。
まさしく日本流の、今の時代に即した国民運動です。
そしてこれは断じて昔ながらの右翼流儀にこだわるべきではないと私も思います。
なるほど、あるいは「天皇陛下万歳」に、そのにおいを感じていたのかもしれません。
ありがとうございました。

回答No.2

sweet76

うーん、67歳ってことは戦中の記憶があって抵抗感があるってことはないですよね？

万歳の意味を取り違えているとか？
よく、私たちが万歳！ってやるのはお祝いや喜びなんですよね。
でも、万歳って末長く繁栄するとか長生きするとか言う意味があって、天皇陛下万歳って、天皇陛下、長生きしてくださいねってことだと思うんですが・・・それは承知ですかね。

だとすると、有無を言わさず、全員参加で同じ言葉を叫びながら手を挙げるって言うのが、共産主義的だったり、軍国主義的に感じるとか。

まあ、単純に、叫ぶほど心から思ってもいないのに、一緒になって叫ぶのは気が引けるって言うのもあるかもしれませんよ。

いくらでも分析や推測はできますが、やっぱり結局のところ、ご自身が何に一番引っかかるのかわからないと難しいと思います。
叫ぶこと自体なのか、団体で叫ぶことなのか、言葉の意味なのか・・・。

お礼

ご回答ありがとうございます。
私と同じ感覚をお持ちの方がひょっとしていらっしゃらないかなと思いお聞きしてみました。
何に引っかかるのか・・・、これが分からないのです。
他の方がお書きになってますが、私も年頭の皇居における一般参賀での万歳は一向に引っかからないと思うのです。
これまでの人生で、政治的行動はほとんどやってこなかったし、
学生運動華やかなりし頃にもいわゆるノンポリを決め込んでいたし、
選挙でも完全な浮動票だった。
それが民主党の出現で、私の中で俄かになにかが目覚めだしたという感じでしょうか。
そしてそんな同じ感覚の方々が集まっていると思われる集会やデモに参加しだしたら、
思いがけず「天皇陛下万歳」を叫ぶことになった・・・。
やはり、他の方がお書きになってますとおり、
政治的な集会で天皇陛下を持ち出すことへの違和感かもしれません。
ありがとうございました。

回答No.1

seednyan

自分で自分の考えがわらないのですから、他人はもっとわかりませんよ。
わからないなら、わからないままで良い事もあると思いますし。考えるだけで時間の無駄遣いです。

お礼

ご回答ありがとうございます。
そうですよね、本当にお恥ずかしいかぎりです。
私と同じ感覚をお持ちの方はいらっしゃらないかと思ったものですから、
お聞きしてみました。
ありがとうございました。