• ベストアンサー

古文 聞こゆの活用について

(1) さて、このほどの事ども細やかに聞こえたまふに、夜深き鳥も鳴きぬ(徒然草) (2) 御文も聞こえたまはず(源氏物語) (3) 海少女(あまをとめ)棚無し小舟漕ぎ出らし旅のやどりに楫(かぢ)の音聞こゆ(万葉集) (4)物を思ひしみながら、言にいでても、聞こえやらず(源氏物語) 上の(1)~(4)で聞こゆの活用で同じ意義と機能は(1)と(4)ということなのですがどうしてでしょうか?

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • kine-ore
  • ベストアンサー率54% (808/1481)
回答No.2

#1です。 間違いを訂正します。 (1)と(4)は、他動詞で「言ふ」の謙譲語「申し上げる」。 (2)も他動詞ですが手紙などを「差し上げる」の意。 (3)は自動詞で音が耳に入る。 (1)と(4)が同じ意義というのは他動詞の謙譲語という点からであり、同じ機能とは「言ふ」という点からでしょう。 (2)は「便りを」差し上げるという機能が異なります。 (3)では自然に聞こえるという機能であり、そもそも自動詞として謙譲的ニュアンスはなく意義が異なります。

その他の回答 (1)

  • kine-ore
  • ベストアンサー率54% (808/1481)
回答No.1

「聞こゆ」について、 (1)と(4)は他動詞で「言ふ」の謙譲語。 (2)と(3)は自動詞で、声や音が耳に入るの意。

milkyway8
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 これは意味から判断したらよいのでしょうか?

関連するQ&A

  • 古文

    来週の木曜日に発表がありますが,以下の古文の意味はまだ分かりません。休日に図書館が休館するので,皆さんに教えていただきたいと思います。  み吉野の山のあらしの寒けくにはたや今夜も我がひとり寝む(万葉七四)  ますらをと思へる我や水茎の水城の上に涙拭はむ(万葉九六八)  なり高し。なりやまむ(源氏・少女)  花を見てこそ帰り給はめ(宇津保,梅花笠)  法師は人にうとくてありなむ(徒然草七六段)  山路来て何やらゆかしすみれ草(甲子紀行)

  • 動詞「生く」の活用

    文法が苦手で困っています(;_;) 全て「生く」の活用です。 ~型で~形 語尾が○段音になるもの という風に教えていただけたら嬉しいです 次の用例から考えられることも知りたいです(;_;) わかる方いらっしゃるでしょうか?? 尼になしたまひてよ。さてのみなむ、生くやうもあるべき(源氏物語) 限りとて別るる道の悲しきに、生くまほしきは命なり(源氏物語) たとひ耳鼻こそ切れ失すとも、などか生きざらむ(徒然草) 生(ク)ルモノハ、命ニ過(ギ)タル物ナシ。(十訓抄)

  • 源氏物語や枕草紙が書かれている文字について

    最近ひらがなの歴史上貴重な資料が発見されたとのことですが、万葉集が万葉仮名で書かれていたことは容易に想像できますが、源氏物語や枕草子は現代文のような仮名交じり文で書かれていたのでしょうか。うかつにも今まで考えてこともありませんでした。徒然草などの古典についても教えていただければ幸いです。

  • 日本の古典は中国古典より知名度が高いのは何故?

    古事記、日本書紀、万葉集、源氏物語、枕草子、徒然草、古今和歌集、百人一首等々の日本古典は現代でも知名度は高いのに比べ中国古典は知名度が非常に低いですよね? あれって江戸後期頃から庶民の学ぶ学問は「日本文学!」と変わっていったからなのでしょうか?

  • 戦前のひらがなとカタカナの使い分けって?

    戦前のひらがなとカタカナの使い分けはどうなっていたのでしょうか? 万葉集や源氏物語を見るとひらがなが使用されているのが解ります、ですが後世の太平記や戦前の書物などはカタカナが使用されています。 どういった使い分けをしていたのでしょうか? ちなみに万葉集の編者は男性が有力です、徒然草もひらがなですが著者は卜部氏(吉田氏)で男性です、年代は下がりますがその卜部氏の写本した日本書紀はカタカナらしき物ででルビ?和訳?が付いてます。 一概に女文字男文字と区別できないように思います。 よろしくお願いします。

  • カラスが登場する文学作品を教えてください。

    カラスが登場する文学作品を知りたいのですが、 題名にカラスとついていないものがうまく探せず困っています。 特に西暦900年頃~1900年頃のものを求めています。 中世の軍記物に「死体に群がるカラス」が出てきそうな気はするのですがなかなか見つかりません。 以下は調査済みです。 『古事記』『日本書紀』『日本後紀』『万葉集』『倭名類聚抄』 『枕草子』『源氏物語』『徒然草』 また、青空文庫で検索できる作家の作品 古典でも最近の話でも絵本でも短歌俳句でも何でも構いませんので、 ご存知の方いらっしゃいましたら、ご協力お願い致します。

  • なぜ自分を日本人と信じるのか?

    中国人、韓国人、ユダヤ人などいろいろほかの国の国民がでてきますが、日本人であるとなぜ信じているのかとちょっと疑問をもちます。  日本人の顔をして、日本語を生まれたときから話すからというのは抜きにして考えると以下の条件のうち  1)和風の家にいて、畳の上で暮らしている。  2)米を主食とし,和食が好きである。  3)お茶が好きである。  4) 和服をもっている。浴衣で夏をすごすことがある。  5) 源氏物語、万葉集、古事記のいずれかを好きである。  6)方丈記、徒然草、歎異抄のいずれかが好きである。  7)和歌あるいは俳句を作ったことがある。  8)信長、秀吉、家康のうちの誰かのファンである。  9)茶道、華道、書道のうちいずれかをしたことがある。 10)神社で二礼二拍一礼で挨拶したことがある。 11) 寺院で仏像のまえで合掌して、頭を下げたことがある。 12)聖徳太子の「和をもって尊しとなす」をいい言葉とおもう。  まだいろいろアイデンティティを確認するべき項目があるとおもいますが、やはり文化的項目は重要です。  あなたは何項目ありますか?  

  • 人間の無意識を抽出するような、不可思議な小説はないでしょうか

    私は日本文学の中でも、人間の無意識を抽出するような、不可思議な小説を好んでいます。 作品や、作家をあげるとすれば、黒い水脈と呼ばれるアンチミステリー三作(ドグラ・マグラ、虚無への供物、黒死館殺人事件)、江戸川乱歩、中井英夫、夢野久作、夏目漱石、日本古典文学、(方丈記、徒然草、源氏物語)仏教物(正法眼蔵、歎異抄)安部公房、太宰治、宮沢賢治、倉橋由美子(聖少女)などです。大江健三郎、中上健次、谷崎潤一郎なども今度読んでみようと思っています。 こんな私が好みそうな作家、作品は何かないでしょうか。別に、不気味な作品でなくても、私が好みそうな物でしたら、何でも結構です。よろしくお願い致します。

  • 日本古典って難しいと感じます。

    源氏物語(与謝野晶子)や枕草子、古事記、万葉集、等々もっと多くの日本古典を買い読みましたが、序盤で呆れてしまいます。(サイトで調べたりガイドブックも幾つか買い活用しましたが無理でした) 和歌全般も好きではなく、古今和歌集、百人一首も読みましたがやはり上記と同じ理由ですぐ断念しました。俳句も嫌いです。 特に一番無理だと思った大きな原因は 『文章の表現が下手過ぎる・言葉が足りなすぎる・当時の日本人の人間像がイメージ出来ない』です。 気分転換にと思い太宰治や宮沢賢治の本も買いましたが、1ページで終了しました。 個人的に『覇権争い』『戦争』『殺人』『政治』『怪異』などが好きです。 これって日本の古典や文学が向いてないということですか? 全て現代文でしか読みません。

  • 古文の活用形の見分け方が分からない……

    現在中3の古典の授業で活用形を習っています。 活用形は、主に、四段活用・下一段活用・下二段活用・上一段活用・上二段活用・変格活用がありますが(他にもありますがこれに絞らせて頂きます)これの活用形の見分け方が分かりません(未然・連用・終止・連体・已然・命令のこと)。 それぞれの活用の種類によって、パターンが違うので、何か良い覚え方などはないでしょうか?(暗記もしてみたのですが苦手でごちゃごちゃになってしまいます…。)