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「能ありて識なきものは卑しむべし」という言葉の初出を教えてください。
「能ありて識なきものは卑しむべし」という言葉の初出を教えてください。 よろしくお願いします。
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もともとは蘇軾のこの言葉に因むのではないでしょうか。 「賈生志大而量小、才有餘而識不足也」(蘇軾「賈誼論」) 賈生(かせい)は志大にして量小なり。才知は十分あるが識見が足らない。 順境・逆境をめぐっての論説もあります。 「知識のある者は逆境に出会うとものの道理をますます見極め、学力がますますよくなる。知識がない者は逆境に出会うと、小さい部分は自分をだめにし、大きい部分では節を失う。だから人を見る時には、ちょうど逆境にある時に見るのがよい。」 いづれにせよ末尾に「卑しむべし」が付け加わったのは、更に後の事ではないでしょうか。 ご参考まで。
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早速に有益なご情報をお寄せくださり、有難うございました。