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中小企業の経営コンサルタントの進言をどの程度受け止めるべきか
- 中小企業で社内ベンチャー的に新ビジネスを立ち上げ,業態的には売上好調ですが経理的には赤字です。
- 社長は経営コンサルタントを送り込んで来ますが,その先生方のダメ出しにより現場で苦戦している者にはストレスが溜まります。
- コンサルタントの進言は正論であるが、現実的ではない場合もあるため、どの程度受け止めるべきか迷っている。
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>曰く正論なのですが,現実的には机上の空論と聞こえてしまいます。 セブン&アイの鈴木敏文氏が、かつて現場に指示した時、 「役員、確かに理屈ではそうかもしれませんが、現場は違います」 と、机上論であると反論して来た部下がいたそうです。 その時の鈴木氏の答えは 「理屈が正しいと思うなら、その通りにやりたまえ。理屈が正しければ上手くいくはずだ。上手くいかなければ理屈が間違っているのだ。どこが間違っているのかを治せば上手くゆく」 >特にこの業界に詳しい訳でもなさそうなのですが, 同じく、売場経験のない鈴木氏に対して「本の取次に現場がわかるものか」と言う批判が出た時 「現場を知らないから改革が出来る。現場を知ってしまったら(慣習に縛られたら)ナニも出来ない」 鈴木氏が、机上論の評論家でないことは明らかですよね。 コンサルを拒否し、敵対していたら、何も進みません。 「机上論だ」というならば、 「現実にやってみると、こういうことが起こるから、その通りに出来ない」 と、返答した方が良いですね。 「じゃあ、こうしましょう」という解決策が出るはずです。 マニュアルの回答しか用意していないコンサルなら出ないでしょうが、否定するのはそれからでも遅くありません。 ちなみに >売上好調ですが経理的には赤字です これが、イニシャルコストの償却を含んでいないのなら、大問題です。 売上不調なら、テコ入れ方法もありますが、いくら売っても赤字という構図では、事業をしない方がまし、という結論になってしまうからです。 見込みがある事業だからこそ、社長はテコ入れに先生を送り込むのだ、と前向きに捉えてください。 コンサルの先生が来なくなった時は、その部門が閉鎖されるときです。
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- tknaka
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事業内容、赤字の構造、コンサルタントの質など情報が少なすぎるので、判断できませんが、異なるコンサルタントがすべて同じことを言うのであれば、それを聞いてみるのが最初でしょう。机上の空論と思えるのであれば、コンサルタントに対して、具体的な解決策を聞いてみれば良いかも知れません。実情を説明した上で。実情を説明したのに全員が「机上の空論」を言ってくるようであれば、それは質問者様の思い込みによる「空論」のはずです。 新ビジネスを立ち上げてからの経緯、期間、利益構造、赤字構造を確認してみなければなりませんが、場合によっては、短期収益を諦めて長期化を考える必要があるのかも知れません。もしそうであれば、どれだけの長期収益ならば企業が負担できるのか、仕事として発展性があるのかを考え、ビジネスの縮小または撤退も考える必要があります。
お礼
ご回答ありがとうございます。 赤字の要因はともに設備のリース料と減価償却でトータル6年です。 また,新規出店をしなければ売上が上がらず,償却を除けばトントンの状態ですが 新店舗の賃料負担が積み重なっていきます。 ちなみに業態はレンタルで,既存店の稼働率はまあまあ良いのですが,稼働率が 高まるまでに出店から1~2年程度かかりますので,あと3年の辛抱といったところです。 コンサルのご意見はさまざまで同じではないのですが,現状や背景を踏んでの提案と感じず 会話に否定語が多いのを疑問に感じます。 かつて師事していたコンサルの先生もそうでしたので,コンサルとはそういうものかと 感じてしまいます。 個人的には良い部分を伸ばす方が効率が良いのではと思います。 お礼が遅くなりすみません。ありがとうございました。
お礼
回答を戴きながら遅くなってすみませんでした 赤字はイニシャルコストの償却を含んでのものですので,実際にはトントンの状態です 数年後にリースアップと減価償却が終われば黒字化します 私としては,否定というよりも疑問を感じています。 過去にもいろいろな提案を受け実行してみましたが,まったく効果がなく空振りで経費の無駄で 単に思いつくままに提案されたような感じがしました。 今度は新たなコンサルの先生ですので,提案は鵜呑みにせず選択して取り組もうと思います。 ありがとうございました。