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歯の詰め物が取れた金属の価値と処分方法
- 歯の詰め物が取れた金属には価値があるのか、患者の不利益になるのか疑問です。
- 2年前に金を使って埋めた詰め物が取れ、新たに入れるために再度支払いが必要です。
- 歯科医院では詰め物の金属は買い取ってもらえず、処分方法に困っています。
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質問者が選んだベストアンサー
歯科で使用する金は装飾用の金ではなく、精密機器用の高品質の金です。しかし冠等を造る為には合金にしなければならず、金の量はさほど多くはありません。 更に、冠等を作る途中で幾つかの含有金属は燃えてしまうので、外した金属をそのまま使う事は出来ません。 また、自費の費用には金属代だけではなく、技術料や型を取る為の材料代、技工士への費用などが含まれています。 歯医者では外した金属はまとめて廃棄物業者に売り、手数料を引いた金額は収入にはなります。しかし、かなりの量を集めてからでないと、分析料や精錬料、仲介業者の手数料などを差し引くので、冠一個(およそ6g)では数千円どころか、逆に手数料を出さなければ引き取ってくれないでしょう。 全部が金合金の自費の冠であれば別ですが、保険の金属もとなれば、少なくとも1.5リットルペットボトルくらい集めなければ、ナカナカ元は取れません。 それに、金歯ばかりを外すような歯医者がいたら、怪しまれるのが先ではないでしょうか。 それでも、患者さんが高額な費用を支払ったのですから、申し出れば持ち帰ってよいと言う事になっています。 これは常に問題になり、ほかに回収方法がないので認められている方法です。従ってどこに訴えても、歯医者が「持って帰ってよい」と言っている以上、問題はないのです。
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日本財団と日本歯科医師会が昨年からおこなっている「TOOTH FAIRY(トゥース フェアリー)プロジェクト」では、歯科治療で不要になった金属(金・銀・パラジウム等)の寄付で得られた資金を「学校建設プログラム」と「小児がんプログラム」に活用するとしています。 このサイトによると、 http://www.nippon-foundation.or.jp/toothfairy/200906091.html 「現在、リサイクルにより資金化が可能な金属は金・白金・パラジウム・銀の4種類」だそうです。
補足
日本財団と歯科医師会がやっている事業ですが、これは歯科医院で集めたものがあくまで対象なんですね。 やはり個人レベルではない…ということですな。
- hanmemomo
- ベストアンサー率35% (205/580)
ま、歯医者は金属買取業者でなないので、歯医者は無理として さらに、実は金属より加工費が高いのだー言われたらそれまでで ありますね、そういうことって
- yamato1957
- ベストアンサー率24% (2279/9313)
金歯(金製品)なら買い取るしくみがあります。 http://www.kaitori110.com/
お礼
大変ご丁寧な、回答ありがとうございました。 こちらも、金属の回収の件、納得しました。 きょう、詰め物ができたので入れてもらいましたが、先生は「やっぱり金はいいでしょ!」と繰り返し言っていましたね(笑)。 この先生は、10年前に初めてかかったときに、それ以前に自由診療で治してもらった歯に10万円くらいかかった話をしたら、それは高い、と言ってくれて良心的な先生だ、と思っていたのでした。