予算オーバーの契約

質問

予算オーバーの契約

新築戸建て契約において、最初の契約時に予算をわざとオーバーして契約する人が居るようです。
例えば
　予算　　：2600万
　値引き前：3000万(内キッチン200万)
　契約額　：2700万(10%値引き)
　つまり予算100万オーバー。

契約後にキッチンを100万円のものにすると変更契約後は2600万に。
最初から100万円のキッチンだとして同じ割引率(10%引き)だと2610万なので、
10万円得します。
これを複数の設備でやると結構大きい差になると思います。

でもこれって、対象設備の値段を正確に把握し変更後予算に収ま
るようにかなり周到に準備が必要で、失敗すると予算オーバーの金額を
払わなければいけないリスクがあり高等テクニックなのかと思って
しまいます。

これは建築関係でない素人が初めて家を建てる場合(多くの方が
そうだと思っていますが、、)において普通に実行できることでしょうか。

実際やったことがあるかたは注意点等教えてもらえると助かります。

回答No.8

ra-menkoubou

業者側の回答が多いようだが実際こういうことを行っている人間はいくらでもいる。
また、変更契約後すら部材発注がまにあえば変更が多く出ることもしょっちゅう。

メーカもプロでありこんなことは織り込み済みだ。
本当にできないことはメーカもできないと言う。
大手ハウスメーカは一声３００万、競合させれば５００万引きなどざらなので、
施主が１０万２０万がんばって浮かせたところでなんとでもなる。
但し、契約後に水廻り全部を施主支給したい、などと言い出すのは避けるべきだろう。

回答No.7

heppiri

度々、No２です。

一般の方が、「信頼できる業者を探せない」的な事をおっしゃるのはごもっともです。
業界人の私でさえ、「○○工務店は良いが、その担当が○○じゃぁ困ったなぁ」
となります。

しかし、作る側とて同じです。
特に作る側は、お客さんを選べませんので。

余談が長くなりました。すみません

倫理上の問題ですが、
相手を信用できないから、騙すというのは、本末転倒です。
相手が大きな会社だから、未知数だから、自分は素人だから、といって、
わざわざ自分を下げる必要はありません。

相手が誰でも
挨拶をする
お茶を出す
（当然、騙さない）

それぐらいは、当然のことだと思いますが、私は甘ちゃんですか？

当然だと思わなければ、

契約上、問題なく可能ですし、
それぐらい、強い信念や価値観があるならば、可能でしょうからやってみてはいかがでしょうか？
金銭的には、うまく良くと思いますよ。

回答No.6

domoku1943

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
１．見積額　　　：３０００万(内キッチン200万)
　　　　　　　　　２８００万＋２００万
２．契約額　　　：２７００万（10%値引き)
　　　　　　　　（２５２０万＋１８０万）
　　　　　　　　（キッチン２００万＊９０％の契約かどうか。）
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
３．契約額（案）：100万円のキッチンだとして同じ割引率(10%引き)だと2610万
　　　　　　　　（２５２０万＋９０万＝２６１０万）
　　　　　　　　　２００万からキッチン１００万＊９０％の契約が成立するか。あり得ないですね。

３．契約変更：キッチンを１００万円のものにすると変更契約後は２６００万に。？？
　　　　　　　　　・見積もり１００万の場合は
　　　　　　　　（２５２０万＋９０万＝２６１０万）
　　　　　　　　　・２６００万の変更額にするには　　　　　　　
　　　　　　　　（２５２０万＋キッチンＸ万）＝２６００万
　　　　　　　　　キッチンＸ＝８０万

４．実質は８０万のグレードのキッチンとなります。１８０万のキッチンが８０万にはならないですね。

以下が民間工事の契約約款がありますが、「互に協力して信義を守り、誠実にこの契約を履行」とありますが問題があると思います。

民間建設工事標準請負契約約款

（総則）
第一条注文者（以下甲という）請負者（以下乙という）と監理技師（以下丙という）と
は、互に協力して信義を守り、誠実にこの契約を履行する。

（工事の変更）
第二十一条甲は必要によつて工事を追加又は変更することができる。
２ 前項のとき甲は工事の内容を乙に示す。乙は甲乙協議して定めた期限までに工事費増減明細、支払条件、完成期日などを明記した見積書を甲に提出する。
３ 甲が丙の調査を経て、乙の見積書に同意したときは、乙に注文書を発し、乙は請書を出したのち、指図によつて工事に着手する。
４ 乙が指定された期限までに第二項の見積書を提出しないときは、乙は工事費増減その他の条件について甲の認定に同意したものとする。
５ 甲が注文書を出さずに乙に着工させたときは、甲は乙の見積書に同意したものとする。

（請負代金の変更）
２ 請負代金を変更するときは、工事の減少部分については工事費内訳明細書により、増加部分については時価によつて甲乙協議の上その金額を定める。

（乙の解除権等）
第二十六条甲が前金払、部分払の支払を遅延し、相当の期間を定めて催告しても、なお支払をしないとき、乙は工事を中止することができる。
２ つぎの各号の一にあたるとき、乙は契約を解除することができる。
一甲の責に帰する事由による工事の遅延又は中止期間が工期の三分の一以上、又は二カ月に達したとき
二甲が工事を著しく減少したため、請負代金が三分の二以上減少したとき
三甲がこの契約に違反し、その違反によつて契約の履行ができなくなつたと認められるとき
四甲が請負代金の支払能力を欠くことが明らかとなつたとき
３ 前二項のとき、乙は甲に損害の賠償を求めることができる。

補足

この方法を取る場合はもちろん減額となる変更契約を結んでも値引きは変えないという条件で契約する事になります。
そのような文言が契約上書面で書いてあって、そのとおりに履行するわけで請負契約上特に問題があるとは思いません。
そのような条件が飲めない場合はメーカ側も断ると思います。

こういった前提を多く書くととても文章の量が多くなってしまいますので、できるとした場合で注意点等いただけるとありがたいです。

回答No.5

heppiri

NO.2です。

私はＨＭの人間ではありませんが、ＨＭだって造るのは人間です。
ＨＭの営業　建築士　現場監督　職人さん、更には材料メーカー、役所が、
皆で協力して貴方の家を作るのです。
一人で作ることは絶対出来ません

色々なＨＭがありますし、プラモデルみたいな家もありますが
貴方の家が、満足いく出来栄えになるかどうかは、
損得勘定だけではないと思います。

せっかくのマイホームですので、
少しくらいは夢や希望を前に出したいものです。

補足

私が埼玉県に住んでいて、県民共済住宅のような良心的だとわかっているメーカで建てられるならば損得勘定を考えずに建てられてどんなにいいかと思います。
その他が全部良心的でないというわけではなく、気になるメーカ・工務店をとてもよく知る信頼に足る人、評判が判断できる十分な情報に運良く出会わなければそれを見分けることが素人にはできません。

回答No.4

oyazi2008

メーカーの考え方は契約金額が確定した時点で粗利益を算出します。
そしてこれを絶対遵守するのが、メーカーの監督に求められる事です。
よって2700万から2600万になってもメーカーの利益は変わりません。依頼者が得した！と思っているだけの事に過ぎません。
当然にそのしわ寄せはどこかに出ます。が、これも素人にはわかりません。
メーカーってそういう現場ごとの金銭管理をするのです。
また、その様な客は追加があれば確実に通常より掛け目を多く取られます。
家は10万、20万安くしたからと言って満足できるものではありません。予算内で精一杯のことをやってもらえるパートナーを選ぶことが重要だと思いますが。

補足

ハウスメーカでは値引き分も当然予算化されていますので、その中での配分ということだと思います。

> よって2700万から2600万になってもメーカーの利益は変わりません。依頼者が得した！と思っているだけの事に過ぎません。
> 当然にそのしわ寄せはどこかに出ます。が、これも素人にはわかりません。

施主もトクしたと思い、メーカも利益が減らないなら素晴らしいことだと思います。

回答No.3

atelier21

ANO,2　ご回答分に同感です
質問内容は タコが自分の足喰らう様なものではないかな
所詮 設計も施工もHMに握られ 利益を確保してから営業的な値引き
値引きの元は何でしょうか？HMが自らの利益を削減する事は考えられない
キッチンで10万引いた分は 見せない処で20万織り込んでいるのです
住宅は物では有りません　器作って魂入れずでは 健全な生活が保証されないと思う
設計者なり設計施工の良い人と 苦労して協働して自前のお城を作ってください

回答No.2

heppiri

高等テクニックというより、詐欺に近いですよね

家というものは、買って御終いじゃぁ無いですから
私は始めらかそんな気で家を建てたいとは思いませんね

皆さんよく家を買うというのですが
家は建てるものです。
私なら、工務店や職人さんとの信頼関係を大切にして
10年後20年後も面倒を見てもらいますが
まぁそんな時代じゃないのかもしれませんが・・・。

補足

工務店や職人さんとの信頼関係というのは理想です。
ですがハウスメーカではあまり望めません。
ハウスメーカと工務店、設計事務所はそれぞれメリット・デメリットありますので今回はハウスメーカを選択したという前提で質問していましたが前提条件を書くのを漏らしていました。申し訳ありません。
なお、減額の変更契約を狙う意図しては、通常ハウスメーカは契約前あまり細かく決めさせないように誘導しますので契約後多くの追加のお金が発生します。そこで契約前の値引きを少しでも回収するわけです。
それを見込んで減額側の変更も事前に用意しておきたいということがあります。

回答No.1

nabituma

よくわからんのだけど、契約後にキッチン変更って契約ではないのでは？

補足

通常、ハウスメーカは契約前にあまり細かく決めさせないように決めさせないように誘導してくるようです。
このため、詳細が決まっていないが契約するということが多くあります。
契約後、詳細を決めて部材発注前に変更契約となるようですね。
ここで何百万と変更があるのは結構当たり前のようです。
通常増える側のようですけどね。