普天間基地移転問題、鳩山さんの失敗

質問

• 普天間基地移転問題で鳩山政権が失敗した理由について考えます。
• 鳩山さんの計画は甘く、県外の候補地が拒否されることを予想できなかったようです。
• 民主党の具体的かつまともな案であるグァム移転の交渉を最初から行うべきでした。

回答No.4

kinuaki

元々、鳩山首相は「基地なき、安保」を主張されてきた人であり、気持ち、理想はアメリカ軍基地を日本からなくしたい。という目標があったから普天間移転は国外ということを言っていたと思います。
いざ、政権を取ったら、思った以上にアメリカ支配が強くてびっくり！という実態だと思います。裏で政権メンバはアメリカ横田基地から相当、恫喝されていると思います。「楯突くと暗殺されますよ」という感じだと思います。
鳩山首相は、「アメリカ軍は段階的に撤退しろ！　その後は改憲して日本は日本人の手で自衛する！　これで晴れて占領軍がいなくなり、対等な日米関係が築ける」ということを主張したいと思います。

しかしながら、命をかける位の勇気が必要です。

それから、基本的には普天間の海兵隊8000名はグアム移転し残り1万人と言っていますが、本当は4000名くらいのようですから、普天間の基地もこれまでの1/3に縮小されるので危険度も縮小するし、4000人の撤退をいつやるのかをアメリカから引き出せれば、期間が長くなるけど国外移転するという理屈にはなると思います。　
ちなみに自民党政権は辺野古に滑走路を作る新たな利権を狙ったものであり、新たな軍事施設をつくることの方がナンセンスだと私は思っています。

色々書きましたが、ここまで追い込まれたら、鳩山首相が命をかける覚悟があるかで方向性が決まります。

「まずは、8000名グアム移転、残り4000名は○○年後に本国へ」ということを発言するしかないかなと思います。
さらに、日本防衛だけなら、第7艦隊だけで十分、改憲し自衛隊を軍隊とし核も自国で生産して保有すると発表すれば、世界もびっくりということで、歴史に残るリーダー誕生です。

お礼

kinuaki様具体的なご回答ありがとうございました。
＞政権を取ったら、思った以上にアメリカ支配が強くてびっくり！という実態だと思います
あ、そうだったのですか。そこのところに誤算があったといわれるのですね。なるほど、これは一番腑に落ちるご回答のように思えます。でも、これはあくまで水面下の非公式圧力なのですね。アメリカがそういった姑息なことをするのは、やはり正論では普天間を明け渡さなければならないと感じ取っているからなのでしょうね。だからこそ鳩山さんは返還、国外移転を正面切って要求しなければならないと思うんですが、どんなものでしょう。総理たるもの国のリーダーですから、命を賭けるのは当然、と思います。
厳しいでしょうかね。