普天間基地移転問題、鳩山さんの失敗

質問

• 普天間基地移転問題で鳩山政権が失敗した理由について考えます。
• 鳩山さんの計画は甘く、県外の候補地が拒否されることを予想できなかったようです。
• 民主党の具体的かつまともな案であるグァム移転の交渉を最初から行うべきでした。

回答No.7

２０１１年 ２月変更（@wwbc） · ベストアンサー

鳩山は自身の辞任と引き換えに普天間基地問題を（小沢から）扱わせてもらっていると思うのです。
鳩山は５月辞任を内諾。その後、普天間問題決着の期限を５月に切った。
５月までに以前から思い入れの強い普天間問題に決着を付けたい… 手を入れたい… と。

元々、鳩山家は反米の血筋。
由紀夫本人もずっと昔から反米的な思想を説いて来た。祖父は米国によって長らく公職追放され、首相になってからはソ連と繋がりを持ち米国には反抗・嫌悪した。

冷戦終結後、日本が米国によって国益を損なわれて来たという価値観は、衆目の一致するところでありその価値観は正しい。
沖縄米軍が現地の民心に危害を加え続けているという解釈もまた、正しい。
日本と米国は対等の関係になるべきだとの主張も、また正しく、対米追従の是正は国民の望むところ。

鳩山は普天間基地問題を、対米外交の●取引材料、若しくは●牽制材料に使いたかったのではないのか？ との感覚を持ってます。
自民党政権時代に決着した基地問題解決法に収斂して行く過程で、米国に対し日本の自主独立的性向を見せ付ける。
鳩山の反米気質を利用して、対米独立派が練った戦略…とか。

要は普天間問題そのものが目的なだけなのではなく、もっと大きい日米外交関係そのものの見直し。というか、牽制材料・取引材料、、外交面での一つの強力な●カード… として。

なのでそもそも、普天間問題の決着のさせ方は、どーでも良い。
鳩山個人としても、米国に対するイチャモンとしてウップン晴らしにはなる。鳩山家のDNAですわ。

お礼

wwbc様ご回答ありがとうございました。
つまり現況は想定内の状況であり、鳩山さんは結局「普天間ばくだん」を抱えて米国に体当たりする役目を小澤さんからおおせつかった自爆首相だったというわけですね。
うーん、これは強烈かつ独創的なご意見で--。