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銅イオンの定性分析
度々すみません(汗 銅イオン+カドミウムイオンの検液にアンモニア水を滴下させればアルカリ性になり そこにフェノールフタレインを加えると赤くなりました。そのあと酢酸で無色になりましたが・・・ でもフェノールフタレインは水酸化カドミウムに吸着されて深紅色を呈するとあるのですが、 この場合、水酸化カドミウムについても考えるべきでしょうか?
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銅イオンの定性分析ということですが、これは陽イオンの系統分離のことでしょうか? 金属イオンの定性分析法にも色々ございまして、酸性状態下で硫化水素を通すと沈殿が生じる元素の中に銅、カドミウムイオンも含まれます。銅イオン溶液にアンモニア水を加えると Cu2+ +4NH3 →[Cu(NH3)4]2+という化学反応により 青色の錯体が生じます。 銅イオンの定性分析が最終的な目的でしたら、この青色錯体の生成が銅イオンの定性分析では最も簡便な方法ですが、ご質問からですと他にも分離する金属イオンがあるのでしょうか?フェノールフタレイン指示薬は何のために加えているのでしょうか?銅の定性分析において、アルカリ性であることを確認する必要はないと思うのですが。 カドミウムイオンの定性分析には、まず試料溶液を酸性とし、キップの装置、あるいはチオアセトアミドの加熱によって硫化水素を発生させ、試料溶液と反応させることで定性分析が可能です。 Cd2+ + H2S →CdS↓(黄色沈殿) 銅も Cu2+ + H2S →CuS↓(黒色沈殿) という反応で確認することが出来ます。 ご質問にあります実験方法ですと、水酸化カドミウムについては考えなくても良いと思いますが・・・。 ご質問から推察できる内容も限られておりますので、私のカン違いであればお許しください。
お礼
どうもありがとうございました(*´Д`) 丁寧に・・・(w なんとか解決いたしました(≧▽≦)ありがとうでしたっ。