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古い車両と新しい車両。どっちが丈夫で壊れにくい?
古い車両と新しい車両。例えば昔からあった機関車や車両と数年前や現在造られた車両を比べるとどちらのほうが丈夫ですか? そりゃあ古くからあった車両のほうが丈夫でないと答えてしまいますがそれは現在を基準として考えた場合であって、そうでなくここではそれらの車両に何かぶつかったり衝突した場合を考えます。 「私のイメージ:古い車両は新しい車両より頑丈そうだ。 ということは新しい車両のほうが何かに衝突したとき壊れやすい。」 そんな風に考えてしまったもんですがじゃあ実際、どっちが?
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基本的に「古いほうが丈夫」です。 これは、新しい車両は軽量化のためにコンピュータなどを駆使して 「壊れない程度に軽く」作っているため、結果として「余裕が無い」 ためです。古い車両はそういう設計をしていないので、重く、その分 丈夫に作られています。 実際、旧型と新型を比べると、車体重量は半分以下になっています。 ただ、重いと言うことは「構成部材に余計に重量がかかる」ことでも あり、設計にミスがあると、亀裂が入ったり歪んだりすることも あります。その意味では「一気にダメになる」新型の方が丈夫とも 言えるかもしれません。 実際、D51の運転席は、そういった問題のために後ろ下がりになって いる車両が多いことは、結構有名な事実です。
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- x530
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仕事で神戸の川崎重工業に大型タンカーを発注したことがあります。 神戸の川重は鉄道車両も製造しているメーカーです。 現在、企業はコスト至上主義です。 しかも、日進月歩、省エネ技術も進歩している。 その中で、如何に安く、優れた製品を作るかが命題です。 Q.タンカー製造の打ち合わせで、もっとも優れている設計による製品とは? A.設計寿命が20年ならば、20年と1日目に壊れる製品が、一番優れている製品です。 もしも、20年を遙かに超える30年もタンカーが長持ちしたら、10年分、何処か設計に無駄があることになる。(もっと安い鋼材を使えたハズである!など。。。) この考え方は、鉄道車輌製造にも当てはまると思います。 例えば、鉄道車両の設計寿命が25年ならば、鉄道会社は25年目に新しい車両への更新を計画する。 だから、ギリギリまで価格を抑えて、25年と1日目に重故障する鉄道車両の設計と製造が、ビジネスモデルとして尤も低コストで利益率が高いと云える。 現代の設計と製造の考え方は、昭和時代とは全く違います。 国産旅客機YS-11は、設計耐用年数を遙かに超えて、今も世界の何処かで飛んでいる。 だから、設計思想も製造も、昭和時代の鉄道車両の方が長持ちします。
- jhmi
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全ては条件次第なので答えはない。 古い車両でも新しい車両でも、台枠が曲がれば車両生命をほぼ断たれる訳だが・・・。 強度がそんなに気になるなら廃車を身銭を切って買ってきてぶつけてみれば良い。苗穂工場で衝突試験をした103系のように・・・。
- kuni-chan
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昔と今とでは車両の設計思想が違います。 昔の車両は強固な台枠の上に車体がのりますからどうしても重くなります。現在の車両はボディー全体で車体強度を確保していますから軽量化できます。 軽い方が省エネの点で有利なのは明白ですから、現在の車両は軽量化されています。 軽量化した車体が衝撃に弱いのは福知山線の事故を見れば明白ですが、時速100kmで壁に激突する事は昔の車両でも考慮されていません。丈夫で壊れにくいという観点だけで見れば、昔の方がおそらく丈夫と思いますが、それを実感する事は無いでしょう。
車両に限らず設計技術の進歩により「限界設計」がされる様になりました。 昔は「限界」が見えず余裕のある設計がされており、製品にも余裕があります
- savacat
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近頃の家電製品や某ユニ○ロの服と同じで、価格は安いが長くは使用できないのが最近の車両。
- azukaiji
- ベストアンサー率30% (20/66)
やれやれ、しばらく見なかったのにまた沸いてきたよ。 (あ、独り言です) どうせ消される回答ですけど、一応補足。 あなたは頑丈なら頑丈なほど良いとお考えの様子ですね。 しかし頑丈か脆いかというだけで衝突のダメージは図れません。 一部を壊れやすくする事で衝突エネルギーも分散されます。 衝突安全性とはただ丈夫に作ればいいというだけではありません。 車両だけを愛するのであれば頑丈な古い車両を(例、お得意の103系とか) 選んで乗ってください。
設計も違いますからどちらが強いとは言えないです。 例えば通勤車両でも201系は30年経った今でも走ってますが209系は15年しかたっていないのにもかかわらず廃車が進んでます。 車でもそうですが、アメ車の場合は衝突してもなるべく壊れないように丈夫に設計しているのに対し、日本車の場合はわざとつぶしてショックを和らげようという設計なのです。 国鉄時代の車両は財政がひっ迫していたため、少しでも長く丈夫な車両という設計をしてました。 ですから、JRになって20年経った今でも見ることができます。 JRになって設計された車両はその時代に合った技術で作っていこうという考えから車両自体の寿命を短く設定してます。 車体も軽量化のためぎりぎりまで薄くなってます。(国鉄時代の車両は重厚だったでしょ) このため強度的には確実に落ちてます(実用上は問題ない) 従って、同じ20年でも今から20年後、今と同じ車両を見ることは少ないと思います。
- SnowShower
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一概には言えないでしょう。 「車体だけ」に関して言えば、古くから使用されてきた「鋼鉄製」は丈夫ですが重く錆安いため、軽くさびにくい「ステンレス」が現在の主流です。 ですが、鋼鉄よりも弱いという欠点も持ちます。これは「部材形状の最適化」等によって補われていますが、運転席周りは現在でも鋼鉄製である場合が多いです。 様々な事故を教訓として衝突モデル等によるシミュレーションもおこなわれていますので、新しい車両としておきます。 但し、重量物の移動によって運動エネルギーはとてつもないものがありますので、いくら「丈夫」とは言っても……