• ベストアンサー

JALは何故このような状態になったのですか?

昨今騒がれているJAL騒動。 そもそも何故、JALはこんなに経営が悪化してしまったのですか? 元々国営企業だったんですよねぇ? 国鉄→JR、日本たばこ産業→JTみたいな感じでしょうか? このような大きな会社が、ここまで経営が悪化したのは、一体何が原因だったのでしょうか? 空港をやたらめったらつくり、不採算な路線を飛ばせていた、国にも責任が有ったのでは? あまり、その辺の事情には詳しくないので、もしよろしかったら、分かりやすい説明をいただきたいと思います。 よろしくお願いいたします。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • tom900
  • ベストアンサー率48% (1239/2537)
回答No.1

理由は多岐にわたると思いますが、国営会社が民営化して成功している事例は日本の場合少ないのは事実です。 旧国鉄にしても、多額の赤字を清算事業団と言う別会社に移し、黒字体質にした上で民営化しています。 残された膨大な赤字は国民に回されています。 (多少、現JR各社が支払っていますが・・・) 元々、国営で完全に守られてきた業界だったのに、国策で国内に空港をむやみやたらに建設し、その路線を赤字になることが分かり切っていても、国内線の運行を強制されたことも要因でしょうし、その一方で国内路線の自由化を推し進められていたことも要因でしょう。 その他にも、巨大企業でしかも旧JASを統合したことによって、ただでさえ乱立していた労働組合がさらに増加し、給与などのコスト軽減が出来なかったことも大きいと思います。 ニュースなどでも報道されていたように企業年金額の減額に素直に応じないOBが多数存在することで、自分さえ良ければ!と言う旧体質の考え方が伺えます。 名目上はナショナルフラッグキャリアと言う、日本を代表する航空会社なので日本のイメージダウンを避けるために、飛ばしながらの再建を目指したようですが、本当なら倒産させてしまって、綺麗に整理した上で再建するかどうかを判断すべきだったと個人的には考えています。 賛否はあると思いますが、それほど広くない日本でメガキャリアと呼ばれる国内線網と国際線網を張り巡らす航空会社は2社も必要ないでしょう。 国内線も基幹路線はメガキャリアでも必須でしょうが、その他の地方路線はスカイマークやエアドゥのように地方発の航空会社に任せたり、路線を絞って格安路線専門の国際線会社があっても良いはずです。

j-hosino
質問者

お礼

分かりやすい説明、有難うございました。 確かにこの狭い日本に、大型航空会社2社も要りませんよね。 しかし、旧態依然としている様子。JALは果たして復活する日が来るのでしょうか・・・?

関連するQ&A

  • 不採算路線廃止の論理と三島会社

    昨年、JR西日本は不採算路線を廃止する意向であることが明らかになりました。人口減、モータリゼーション、設備維持・更新費等が理由かと思います。 これらの世情は短期的に改善されることはないから地方路線の今後がますます厳しいことは素人でも想像できます。 本州三社は純民間企業なので「採算に合わないことはやらない」の姿勢はある意味当然かと思います。手続き上も一年前の届け出があれば鉄道路線は廃止できると聞いています。 一方で鉄道には公共性の観点もあり、赤字ローカル線を抱えながら廃止の話(整備新幹線の並行在来線は除く)も出てこない会社もあります。 さらには株式が公開されていない三島会社ですが一部廃止はありましたがほとんどの国鉄から継承した路線が残ってます。 申し訳ない言い方ですが不採算を理由にすれば四国はほとんどの路線が廃止されてもおかしくない状況かと思いますが運営が続けられています。 この三者を比較しつつ、今後の路線運営についてお聞きします。 JR東海やJR東日本もJR西日本のように不採算路線廃止を進める可能性はあるのでしょうか? 本州会社に比べて経営がはるかに厳しい三島会社は事実上国営会社であり、むしろ路線が維持される可能性は高いのでしょうか? それは逆で、いずれは本州会社か全く別の企業が吸収する形になるのでしょうか? 長文になりましたが皆様の考察でも結構ですのでお聞かせ下さい。 よろしくお願いします。

  • 鹿児島⇔広島はJALは飛んでいるのですか?

    鹿児島から広島へ飛行機(JAL)で向かいたいと思っているのですが、 JALホームページで検索しても 「ご指定の区間は運航しておりません。」 乗り換え検索サイトで、 鹿児島空港→広島空港で検索をかけても直通はなく、 鹿児島→那覇→広島、若しくは博多でJRに乗り換えての移動になってしまいます。 鹿児島から広島への路線はないということなのでしょうか?

  • 特殊法人改革について教えてください。

    公団や公社、特殊法人が2003年に起きた改革でどのように変わったのかについて調べています。 例えば、国鉄や電電公社やタバコ産業というものがJR、NTT、JTに変わったよというふうにです。 そこで知りたいのは数と例えです。 統廃合がいくつされたのか? 民営化されたものはいくつか? 独立行政法人化はいくつか? その他どのようなものがあるか? 何でも2003年前は163個あったようです。 それ全部知るのは大変ですので上記の数とそこに含まれる公団等の名称を教えてください。お願いします。

  • 郵政は国営に戻すべきでしょうか?

    民主党では郵政民営化を見直すと言っています。 国鉄がJRとして民営化して採算が良くなっていったように、民間でやれることは民間でやった方が良いと思います。しかし、民間では採算の合わないことはやりませんから、郵便は国営でやるべきかなあ、とも思います。 一方、郵便貯金や簡易保険は民間の銀行や保険会社が一杯あるのだからそちらに任せて良いのではないかとも思います。しかし郵貯などは現在持っている大きな金額がそのまま民営化して良いのかとも思います。 皆様のご意見をお聞かせください。

  • 優秀な人材がいるJALが駄目になった理由は何ですか?

    優秀な人材がいるJALが駄目になった理由は何ですか? 昔は就職希望ランキングで常に上位にいた企業なのに何故経営が傾いたのでしょうか?親方日の丸の企業体質や自治体の要望に答えて採算の取れない路線まで飛行機を飛ばした事で経営に無理が出てしまった事が原因と言われているとは思います。 個人のイメージとして優秀な人材が毎年入ってくるのに何故駄目になったのかが分かりません。優秀な人材が何かしらのアイディアで企業体質の改善や経営改革をするはずだと思いました。

  • 神戸空港のJAL便は赤字? 黒字?

    今日の紙面で、神戸空港から全てのJAL便が来年春までに廃止されると報道されていました。 この空港はもともと住民投票の結果を無視して建設が強行されたという経緯もあって、「やっぱり」 という印象を受けています。 ここで神戸市長のコメントが気になったのですが、「搭乗率70% なのに、どうして ・・・」 というところです。 JALにとって搭乗率が70% って赤字になるのですか? それとも黒字でしょうか? そもそも黒字なら路線を廃止する事なんかあり得ないと思うのですが、それでも70% って結構高い搭乗率では? と感じています。 それでも赤字なら、一体何% なら採算が取れる事になるのでしょうか? 不思議に感じましたので、宜しくお願いします。

  • 国鉄とJR

    JRに変わってもう20年くらい経つでしょうか。私は概ね成人するまでは国鉄、大人になってはJRという感じですが、大人になると自分で車を運転することが多いので、あまりJRを使う機会はありませんが、国鉄時代は旅行などではよく利用していました。とにかくトイレは汚い・紙がない・チィッシュは有料・駅員は不親切というイメージがありましたが、JRになるとそのあたりは随分改善され、駅に敷設してきれいな店ができたり、ふと気付くと駅舎が綺麗に改装されている駅が多くなったと思います。 国鉄の方がよかったのは、駅に風情があったり、電車が来たときのアナウンスの声に特徴があってマネする人もいたり、そういうのは昔の方がよかったと思います。しかしながら、最近駅舎が次々に改装されるということはおそらく累積の赤字は解消され、要は儲かってきたということだと思います。単純な質問ですが、国鉄時代に「赤字」「赤字」といって永遠に返済不可能みたいなイメージがありましたが、どうしてここまでよくなったのでしょう。旅情・風情という点では、北海道・九州など不採算路線に鉄道マニアが好きそうな路線があったこと・新幹線や特急などに食堂車があったことなどを含め、国鉄時代に軍配が上がりますが、経営的にはJRです。これならもっと早く民営化すればよかったのにと思うところですが、どのようにして経営改善できたのでしょうか。確立したノウハウがあるのであれば、今もしぶとく民営化したがらない独立行政法人の運営の参考になるのではと思うのです。

  • 日本政府(財務省)は詐欺師じゃないでしょうか?

     亀井静香がさかんにJP株の売り出しの話をしてますが、そこで気づいたんです。JAL、NTT,JT,JR各社という国営だった企業の株は政府が売りに出した後、軒並み下がってると。国民に国債のつけを回すため、売り出し前には調子のいい事言って、売りぬけてるんじゃないか?国民をだましてるんじゃないか?考えすぎでしょうか?

  • 国営と公社

    国営とは○○庁、○○省などの政府直営、 そして公社とは政府が出資している会社(政府は株主的存在)です。 国営と公社の違いは郵便局を見れば一目瞭然でしょう。 「国営(郵政省および総務省)→公社(日本郵政公社)→民営化予定」 しかし、下記の組織を国営と勘違いしている人が多いのはなぜでしょうか? 昔、公社として存在していた組織  日本国有鉄道(国鉄、現在はJR)  電電公社(現在はNTT)  日本専売公社(現在は日本たばこ産業) 国営でも公社でもない「公共放送」という名の組織  日本放送協会(NHK) これは国営と公社の区別を知らない人が多いという事でしょうか?

  • 日本たばこ産業は健保組合を持っていないのですか?

    日本たばこ産業は健保組合を持っていないのですか? 旧日本専売公社が民営化して誕生した 日本たばこ産業株式会社(JT)は、 健康保険組合を持っていないのでしょうか? JTの正社員は、民営化後も平成9年までの12年間に渡り、 日本たばこ産業共済組合(旧名:専売共済組合)の組合員でした。 同共済が行っていた短期給付すなわち公的医療保険の業務は、 政管健保(現:協会けんぽ)に統合してしまったのでしょうか? JR各社やNTTについては、 民営化からしばらく経った平成9年に、 共済組合から厚生年金・組合健保へ移行しました。 その一方、JTの健保組合はお目にかけません。 JT社員向けの健保組合は設立できなかったのでしょうか?