不採算路線廃止の論理と三島会社

質問

昨年、JR西日本は不採算路線を廃止する意向であることが明らかになりました。人口減、モータリゼーション、設備維持・更新費等が理由かと思います。
これらの世情は短期的に改善されることはないから地方路線の今後がますます厳しいことは素人でも想像できます。

本州三社は純民間企業なので「採算に合わないことはやらない」の姿勢はある意味当然かと思います。手続き上も一年前の届け出があれば鉄道路線は廃止できると聞いています。

一方で鉄道には公共性の観点もあり、赤字ローカル線を抱えながら廃止の話（整備新幹線の並行在来線は除く）も出てこない会社もあります。

さらには株式が公開されていない三島会社ですが一部廃止はありましたがほとんどの国鉄から継承した路線が残ってます。
申し訳ない言い方ですが不採算を理由にすれば四国はほとんどの路線が廃止されてもおかしくない状況かと思いますが運営が続けられています。

この三者を比較しつつ、今後の路線運営についてお聞きします。

JR東海やJR東日本もJR西日本のように不採算路線廃止を進める可能性はあるのでしょうか？

本州会社に比べて経営がはるかに厳しい三島会社は事実上国営会社であり、むしろ路線が維持される可能性は高いのでしょうか？
それは逆で、いずれは本州会社か全く別の企業が吸収する形になるのでしょうか？

長文になりましたが皆様の考察でも結構ですのでお聞かせ下さい。
よろしくお願いします。

回答No.1

kuma-gorou · ベストアンサー

当方、大都市圏の通勤路線ですが、３月からデータイムは減量ダイヤです。
通勤・通学時間帯は、結構混雑しますがそれでも10年前よりは混雑が緩和したように感じますし、データイムの末端区間では空気を運んでいるようなものですから、減量ダイヤも止む無しですね。

まぁ、三セクの優等生、愛環鉄道も赤字に転落。三陸鉄道も存続の危機にあるようです。
三島会社は言うに及ばず、本州３社も、高速道路の1,000円均一化や無料化の社会実験の影響も少なからずあるようですが、根本的なところで、少生高齢化の影響は避ける事ができません。

三島会社の先行きは分かりませんが、公益性が高いとは言え、民営ですから赤字で経営を存続する事は困難でしょう。
公的資金を投入するにしても、受益者とそうでない人のバランスをどうするのか、民意の合意が得られるのか中々難しい問題だと思います。

お礼

ありがとうございます。
鉄道を取り巻く諸状況は厳しいことばかりです。
本州会社でも三島会社でも基本的には乗客がいなければ成り立ちませんね。
ごくわずかな路線を除いて鉄道が消えるようなことにならなければ良いですが。

回答No.5

suroeste

ＪＲ東日本などでも、東北地方など多くの赤字ローカル線をかかえて、それを首都圏や新幹線で稼いだお金を使って維持していると思います。
　今のＪＲ東日本の経営者や株主は、地元の反対などを押し切ってまで地方の赤字路線を廃止しなくても、会社トータルで黒字なら首都圏や新幹線の利益を地方路線にまわしてもある程度まではよいと考えていると思います。
　しかし、経営者の考え方が変わったり、考え方の異なる経営者になったり、異なった考え方の人が大量に株式を買い占めて大口株主になり、株主総会で今のような経営者は全員承認しなくて、全く別の考えの経営者を推薦し多数決で承認されたら、ＪＲ東日本などでも大きく変わり、首都圏近郊の路線と新幹線だけを残して、他の地方ローカル線は全て廃止にすれば、もっともっと莫大な利益を上げられ、株主にもっともっと多くの配当をすることができると考えるかもしれません。そうなると、地方の赤字路線は全て廃止になってしまうかもしれませんよ。

お礼

大都市圏輸送や新幹線等の収入がローカル線をカバーできなくなれば、いつ廃止されてもおかしくない状況と言うことですね。
ローカル線が自立して運営できるのはどんな方法を用いても無理なのでしょうか…

回答No.4

akak71

＃３追加
約束がなければ、岩泉線などとっくに廃線されているはず。

お礼

並行道路未整備が理由で廃止を免れている岩泉線や木次線などは今は道路の問題はないかと思いますが何とか運営されてますね。

回答No.3

akak71

ＪＲ発足当時の運輸省との間で、当面は廃線しないという約束が交わされているらしい。行政指導。

廃線してもおかしくない路線も、ＪＲ以後は新規に廃線していない。

当面は、廃線しないのでは、、、、

お礼

えっ？そうなんですか！？

だとすれば各社とも危機的状況にでも陥らない限り現在運営されている路線は大丈夫ということになりますね。

ありがとうございました。

回答No.2

kuma-gorou

訂正

少生高齢化⇒少子高齢化

お礼

了解です！