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等差・等比型

和S=3^1*3+3^2*5+3^3*7+…+3^n(2n+1)を求めよ。 このような問題ではSに何かをかけて二つ式を作り、その辺々を引くのが一般的ですが、 別解として、 3^n(2n+1)=a_(n+1)-a_nなるa_n=3^n(pn+q)を考える。 とあり、a_nの式を代入したりしてpやq、そしてSを求めていました。 先ほど書いた文以外の過程は理解できるのですが、上記の文の、漸化式と一般項の関係がよくわかりません。 漸化式が階差型であるのに、一般項が学校で習った形ではなく、 pやqを使った一般形のような形であるのが疑問です。 どなたか教えてください。

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回答No.1

例えば、もし(2n+1)3^n=a_(n+1) - a_nとなるa_nが見つかれば、 S = 3*3^1 + 5*3^2 + 7*3^3 + … + (2n+1)3^n  = (a_2 - a_1) + (a_3 - a_2) +(a_4 - a_3) + … + (a_n+1 - a_n) = a_(n+1) - a_1 (打ち消しあう!) となります。 よってこれは、辺々を引く作業と同じことをしています。 このようなa_nを求めれば、間の項を気にせず、端のa_1、a_nの項だけで和が決定できるからです。 ところで、実はこの (2n+1)3^n=a_(n+1) - a_n は、(2n+1)3^nを微分する操作に対応しています。 例えばf(x)を積分したいときは、 f(x) = F'(x)    = lim_h→0 {F(x + h) - F(x) }/ h となるようなF(x)を求めます。 ここで、左辺二行目のhを1とおくと F(x + 1) - F(x) となり、a_(n+1) - a_1に似た形が出ます。 また、例えばf(x)を1からnまで定積分するとき、その値Sは S = F(n) - F(1) となり、『F(x)の間の値を気にせずに』端のF(1)、F(n)の値のみで積分の値が決定します。 漸化式の問題と似ていると思いませんか? このように、今紹介した微分に対応する演算を差分と呼び、積分に対応する演算を和分と呼ぶ差分法・和分法という分野があります。 とくに和分法では色々な数列の和が研究されていて、1^n+2^n+3^n・・・の一般の場合の和を簡単に求められたりなどします。 微分は差分の極限である、など微分との対応もあるので、興味があれば調べてみると面白いと思いますよ。

KAINN
質問者

お礼

結局、a_n=3^n(pn+q)の3^n(pn+q)は3^n(2n+1)を積分した値なのですか? 違うとしたらどうしてa_n=3^n(pn+q)という形になるとわかるのでしょうか? 読んでもここがわからなかったもので…。

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その他の回答 (1)

回答No.2

一般項は、Sの一般項3^n(pn+q)の事ですか? a_n=3^n(pn+q)とおけるのは、天下り的にそうすると上手くいくからそう置いているだけです。 3^nが入っていることから、おそらくa_nにも3^nが入っていて、その係数はnの二次式にはならなそうだからおそらく一次式pn+qだろうと考えた結果、「とりあえずa_n=3^n(pn+q)とおいて試してみよう。」と思い、そうしたらたまたまあっていたという考え方で良いと思います。 漸化式がa_(n+1) - a_nの形をしているのは、先ほど書いたように、打ち消しあわせるためにしています。 いや、積分した形では無いです。積分に似ていることをしている、ということだけです。分かりにくくてごめんなさい。 「ところで・・」以降の事はちなみに・・といったような話なので、あまり関係ないです。

KAINN
質問者

お礼

なるほど、そういうことでしたか。 回答ありがとうございました。 そしてお手数掛けました。

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