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数学論理と集合
a,bが有理数のとき、a+b√2=0ならばa=b=0であることを証明せよ。ただし、√2は無理数である。 b≠0と仮定すると、a+b√2=0から、√2=-a/b・・・・・(1) a,bは有理数であるから、(1)の右辺は有理数である。 ところが、(1)の左辺は無理数であるから、これは矛盾する。 したがって、b=0 このとき、a+b√2=0からa=0 すなわち、a,bが有理数のとき a+b√2=0ならばa=b=0である。という証明なのですが、少し証明が甘いような気がします。 背理法というのはそうでないから必然的にこれしかないよね。という証明法です。 例えば、√5が無理数であることを証明する場合は無理数でなければ、数字は無理数か有理数しかないのだから有理数です。 しかし、今回はa=b=0でないとは≠0かつb=0またはa=0かつb≠0またはa≠0かつb≠0という3通りが存在するので、 これらを3つ証明すべきではないのですか??
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- adhd-
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一発で「a=b=0であること」を証明しようと思えばそういう考えになりますが、場合わけが多くなり、解き方としては難しい道を選んでいるとしか思えません。 どうしてもその方法で解きたいなら、この解答を読むのは不要です。 「a=b=0であること」を証明するためには、一発で証明しようとせず、 (1)「b=0であること」を証明する。 (2)「a=0であること」を証明する。 の2段階を、順番に、別々に考えてください。 ここではまず(1)を証明するために、背理法を使います。 おっしゃるとおり(1)の「すべてを」否定し、「b≠0と仮定」して矛盾となり、その結果(1)が証明されます。 ここで背理法は終了です。 次に(2)です。(1)が証明できたのだから簡単でしょう。
- koko_u_u
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>今回はa=b=0でないとは≠0かつb=0またはa=0かつb≠0または >a≠0かつb≠0という3通りが存在するので、 >これらを3つ証明すべきではないのですか?? では、その方針で証明を補足にどうぞ。
- gohtraw
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背理法の初めに仮定しているのはbがゼロでないということだけです。従って背理法の結論として導くことができるのはb=0ということまでです。 それ以降(ご質問中では「このとき、a+b√2=0からa=0」)は背理法による証明ではなく、a+b√2=0にb=0を代入してみちびかれることです。
補足
背理法は結論を否定する必要がある。 と書かれていたんですが、全てを否定しなくてもいいんですか??