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証明問題での条件の否定と結論
- 証明問題において、条件を否定することは背理法や対偶を用いるため重要です。具体的には、√2が無理数であることを証明する際、仮定と結論を正確に把握する必要があります。
- また、ある実数xに対して、a<xとなるaが存在することを証明する場合も、仮定と結論を明確に理解する必要があります。
- 以上のように、証明問題においては、仮定や結論を正確に把握することが重要です。これらの条件の否定や結論の導出により、証明を進めていくことができます。
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高校の参考書に、「√2 が無理数であることを、背理法を用いて証明せよ」という問題があったので、その解答を見てみました。 結局、証明の部分で述べられていることは、「等式 x ^ 2 = 2 を満たす正数 x は、有理数ではない」ということでした。 その参考書では、無理数を「有理数でない実数」と定義しているので、「√2 が無理数である」ことが証明されたことになります。 仮定は「 x は x ^ 2 = 2 を満たす正数(正である実数)」、結論は「 x は無理数」、ではないでしょうか。 x ^ 2 = 2 を満たす正数(つまり、√2 のこと)が存在することは、面積が 2 の正方形が存在することと同値です。 一辺が 1 の正方形の対角線を一辺とする正方形の面積が 2 であることは、確か中学で証明したような記憶があるので、√2 の存在は認めて構わないと思います。 >aとxは実数で、あるxに対して、a<xとなるaが存在することを証明せよ。 「全体集合を R とするとき、∃x ∃a, a < x 」は真です。 ただ、私は論理学を本格的に学んだことはなく、高校で習った知識+α程度しかありません(数学と論理学は別の学問だそうで、論理学の授業はなく、集合論の授業で申し訳程度に教わっただけ)。 だから、結論が「∃x ∃a, a < x 」だということは(たぶん)正しいと思うのですが、仮定は何かと聞かれると、よく分かりません。 ただ、全体集合が R という仮定がなければ(例えば、全体集合が C - R ならば)、この命題は真ではありません。 だから、「全体集合が R」ということが、仮定のような気がします。 ちなみに、「全体集合を R とするとき、∀x ∃a, a < x 」も真です。
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- alice_44
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> 命題の仮定や結論が何になるのかがよくわかりません。 まず第一に、どの命題にも「仮定と結論」がある訳ではありません。 特に仮定の無い命題など、ザラにあります。 「命題」とは何だったか? 教科書で確認しておきましょう。 ここが仮定、ここが結論と指すことができるのは、命題のなかでも 「~ならば~」という形をしたものに限られます。 (1) 背理法の場合は、単なる「~ならば~」よりも構造が複雑です。 証明したい命題 P に対して、P の否定を仮定して、そこから 矛盾を導くのが背理法です。『P でないならば、矛盾する』という 命題を証明することになります。 『 』の命題は、「~ならば~」という形をしていますから、 その中では「P でない」が仮定、「矛盾する」が結論です。 しかし、背理法全体としては、『 』が成立することによって、 最終的に「P である」ことを示そうとしているのです。 以上のような経緯から、「P でない」を背理法の仮定、 「P である」を背理法の結論と呼んでしまうこともあるのですが、 「P でない」と仮定して「P である」を導いた訳ではないので、 その呼び方では、本当はマズイのです。 (2) その命題にも、仮定とか結論とか呼べる部品は特に無い ように思います。証明についても、背理法は使いそうにありません。 文章の意味が「∃x ∃a, a < x」であれば、 No.1 にあるように 0 < 1 を例示して終わりだし、 「∀x ∃a, a < x」のつもりであれば、 アルキメデスの公理から自明です。
- Tacosan
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「あるxに対して、a<xとなるaが存在する」なら #2 の方で OK>#3.
お礼
回答ありがとうございます 結論 あるxに対して、a<xとなるaが存在する の否定はどうなるのか、教えてもらえればありがたいです。
- OurSQL
- ベストアンサー率40% (53/131)
>aとxは実数で、あるxに対して、a<xとなるaが存在することを証明せよ。 質問者様の作った命題は、「全体集合を R とするとき、∃a ∃x, a < x 」という内容ですね、たぶん。 順番が逆でした。
- Tacosan
- ベストアンサー率23% (3656/15482)
(1) 「仮定は、√2が実数。仮定は√2は無理数」って, 何を仮定しているんだろう? 後ろが「仮定」じゃなくて「結論」なら, まあこれであってる. ということで, その「解答」では「√2 が『無理数でない実数』」と仮定して矛盾を導いているはず. もっとも, 何を仮定とするかについては議論の余地がある. ぎりぎり言えば「そもそも『√2』なるものが存在するのか」ということから話が始まらないといけないんだけど, これはやりだすとまた面倒な話になりそう. ということで, 本当はレベルによって過程が異なる可能性があります. (2) は... あれ? なんか命題がおかしい.... 本当にこの命題なら, わざわざ背理法とか対偶を持ち出さずとも「0 < 1」で終わり. おそらく示すべき命題は a と x を実数としたとき, 任意の x に対して a < x であるような a が存在する ではないかと思うんだけど, これにしてもわざわざ背理法使ったりしないよなぁ....
お礼
回答ありがとうございます 問題を間違えすみませんでした。 おっしゃる通り (1)仮定は、√2が実数。仮定は√2は無理数 でなく、 訂正して、仮定は、√2が実数。結論は√2は無理数。 (2)について、おっしゃる通り、実際にあった問題でなく、 考えやすいように(自分が)、 a と x を実数としたとき, ある x に対して a < x であるような a が存在する としました。これだと、正しい命題だとおもいました。 もし、a と x を実数としたとき, 任意の x に対して a < x であるような a が存在する とすると、この命題が正しいのか私はよくわかりません。
お礼
回答ありがとうございます 命題は仮定と結論があるものをいうと思っていました。 よって、証明問題には仮定と結論が必ずそんざいするものだと 思っていました。