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「放射冷却現象」と「温室効果」についての質問です

torosecondの回答

回答No.15

補足ができませんでしたので、ここで補足します。 環境省からの回答が1月12日にありました。内容は 1.温室効果や放射平衡温度の一般的な説明(?)。 2.詳しい内容は教科書で勉強するか研究機関等へ問い合わせてくれ。 とのことだったので、 「パンフレットの内容について説明を求めている」との趣旨で再度質問しています。 ここでは環境省が回答してきた放射平衡温度の一般的な説明を見ることによって補足に変えたいと思います。 まず、補足に入る前に、昔(?)あった温室効果に関するバカらしい説明を紹介します。 温室効果に関するのバカらしい説明 「地球は宇宙からみるとマイナス18度(温度計A)である。しかし地球の表面の温度はプラス15度(温度計B)で、この33度の温度差は温室効果によるものである」 ほんとうに、このようなバカらしい説明があったことを記憶してます。 どこが「バカらしい」のか説明をする必要もないともおもいますが、 1.温度計AとBが同じ場所の温度を計っていたのならAかBあるは両方の温度計が壊れている。 2.温度計AとBが壊れていないならAとBは別な場所の温度を計っている。 ことになります。 33度の温度差は「温室効果」とはまったく関係がありません。こじつけで「何か人をだますのが目的」のような説明です。 補足 ★「環境省が示した放射温度の一般的な説明」 「また放射平衡温度との関係については、次のような説明が概略でなされているようです。宇宙から地球を赤外領域の電磁波について観察した場合、GHGは赤外線に対し不透明であるため、より高い位置(単純な計算では地上からの高度約5.5km)に表面があるように見える。放射平衡温度がこの表面で成り立つこと・気圧等気象学的な要因により対流圏には約摂氏6度/kmの温度勾配があることから、地表付近の温度は温室効果がない場合に比べて摂氏で約33度程高くなる。」 こうした回答がありました。「放射平衡温度がこの表面で成り立つこと」の表面とは高度約5.5kmの面であると判断できるでしょう。対流圏には摂氏6度/kmの温度勾配があるのは主に大気の持つ「位置エネルギー」によって説明されます。 放射平衡温度が高度約5.5kmにあること、地表が摂氏6度/kmの温度勾配のため約33度高くなって地表がプラス15度になることは「温室効果」とは関係がありません。最後の 「地表付近の温度は温室効果がない場合に比べて摂氏で約33度程高くなる。」 は何か意図(悪意?)して付け加えたことになります。 ★「環境省が示した放射温度の一般的な説明」は環境省が科学的根拠があると思って回答したものです。(思わなかったら回答などではない)環境省が引用したのですから、この説明は偉い学者さんが書いたものと想像できます。私は放射平衡温度となんら関係がない「温室効果」を原因であるかのように言うこの想像上の学者は 「知的うそつき」 ではなく自分の研究への利益誘導をはかる、ただの 「うそつき」「詐欺師」 と思います。こうした、説明を回答として送ってきた環境省はマイナス?点(落第点)です。 私などより物理学に精通されている環境省の方に申し上げたい。 常識として、物が燃えるなどの変化がなければ 「2酸化炭素がいくらエネルギーを吸収しても、2酸化炭素はエネルギー源の温度を越えることはできない。」 ことは理解しているはずです。なぜなら 「エネルギー源と2酸化炭素の温度差を利用して仕事を取り出し、仕事を利用し終わった熱エネルギーを元のエネルギー源に戻せば第2種の永久機関になる。」 からです。 環境省の方は地表面の温暖化について、多くの事実を知り危機感をもっているはずです。 だからこそ、「温室効果ガス削減キャンペーン」があるのだと思います。 「温室効果ガス削減キャンペーン」を行う意義はなんですか?あなたのお仕事は何ですか? 人間が気候を変え始めているのはおそらく事実でしょう。私には、生活がさらに快適になってほしいというエゴがあり、また、人間が協調してエネルギー消費を抑えるなどできないと悲観しているのかもしれません。(アメリカが原子力発電所を100基作る計画があることを1月上旬、民放TVニュースで知りました。) 私が、「熱力学第2法則」に反しないか?と皆様に質問したのはどうしてか考えると、私は人間が気候を変えるほどの影響力を持つ現在、「人間は気候をコントロールすべきだ」と思っているのかもしれません。 この場で不快な思いをされた方にはお詫び申しあげます。申し訳ありませんでした。 たくさんの回答、有難うございました。そろそろ、質問の回答を締め切ろうと思います。

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