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源氏物語の政治的背景

学校のテストでこのような問題が出るので質問させてもらいました。 光源氏が誕生することによって何か政治的状況が変わることはあるんですか?桐壺帝は権力争いから外すために臣籍に下し、「源」の性を授けるので、政治的なものは何も関係してこないと思われるのですが。 無知なものですみません。

みんなの回答

  • Domenica
  • ベストアンサー率76% (1060/1383)
回答No.3

> 光源氏が誕生することによって何か政治的状況が変わることはあるんですか? 光源氏は、大納言の娘(桐壷更衣)を母とする第二皇子。 兄である第一皇子の母親は、右大臣の一の姫(弘徽殿女御)。 光源氏の母方の祖父にあたる大納言は、光源氏が誕生した時点で既に故人(実際には娘が入内する時点で既に故人)です。 光源氏が誕生した時点で、その母親には「政治的に何の後ろ盾もない」ので、「直接」政治的に云々は考えづらい話です。 ただ、大納言の兄弟(明石の入道の父親)は大臣なんです。 明石の入道も、都に居たときは「近衛中将」でしたし(近衛中将だった時に身分を捨てて播磨守になったんですよね)。 要するに、桐壷の更衣も「家柄」としては、大臣になれる家柄の出身ということになります。 でも、この「家」、あまり政治的に野心がある人がいないのか、短命の一族なのか、一族の女性(桐壷更衣)が産んだ第二皇子を、政治的に「かついで」というところが見受けられません。 光源氏が誕生した時点で、政界の中心近くで活躍する男性がいなかったのかもしれませんね。 明石の入道が播磨守になったのは、桐壷更衣の入内前だと思いますし。 もし、光源氏が誕生した時点で、光源氏の母方の一族の中に、政界の中心近くにいて、しかも、野心のある人物がいれば、光源氏の誕生によって、政治的な状況が変わったかもしれないと思います。 そのような人物がいれば、当然に光源氏の後ろ盾となったでしょうし、しっかりとした後ろ盾がいれば、光源氏を臣籍に下さなければならない…ということもなかったと思います。 桐壺更衣と明石の入道が、父親同士が兄弟の「いとこ」であり、明石の入道の父親が大臣だったことまで考えていくと、「もしかしたら」という考えがよぎります。

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  • spring135
  • ベストアンサー率44% (1487/3332)
回答No.2

>光源氏が誕生することによって何か政治的状況が変わることはあるんですか なんだか論点の不明な議論ですね。源氏物語はあくまでフィクション、現実の政治に直接的な影響を与えることは皆無です。 むしろ「源氏物語の政治的背景」ということなら、源氏物語が執筆された西暦1000年前後の政治的情勢をどのように反映しているかを記述するべきなのではないでしょうか。光源氏のモデルはだれかという議論はいろいろありますがまずは藤原道長と考えられ、道長が位人臣を極め栄華を誇った時代を反映しているといった状況を調べるべきだと思います。 それとも「源氏」とは何かというような議論をしたいのですか。  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%BA%90%E6%B0%8F

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  • ucok
  • ベストアンサー率37% (4288/11421)
回答No.1

高校以下だとしたら、なかなか高度な問題ですね。んん、「誕生することによって何か政治的状況が変わる」のではなく、「ああいう政治的背景があったから、ああいうフィクションが生まれた」のではないでしょうか。 日本史の教科書やノートや資料で、「源氏物語」が書かれた時代の政治体制を調べてみて、それを「源氏物語」のあらすじと比べてみてはどうでしょう。例えば、貴族が暇を持て余していたとか、暇ながらも将来について悩んでいたとか、社会に貧富の差があったとかいうことは影響していると思います。ぱっと思い浮かぶのは「夕顔」ですね。で、なぜ貴族が暇を持て余していたかを考えると政治が見えてきて、貴族の暇が物語にどう反映されていたのかを考えると「源氏物語」が見えてきて、二つが結びついてくると思います。加えて言うと、作者とされる紫式部について調べてみてもいいかもしれません。 では、あとはご自分でがんばって。

aiga0902
質問者

お礼

ありがとうございます。物語の中だけではなく、それが作り出された時代背景も考えれば良いのですね。なんだか答えが見えてきたような気がします。

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