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剣道家と剣術家が戦うとどちらが勝ちますか?

takeshi46の回答

回答No.7

思考実験としては面白い問いかけですね。 さて、質問者様は条件として以下の項目を挙げております。 ◆ルールは武器および体術を使う事、相手を戦闘不能にすれば勝ち 一見するとそれなりの条件の様に思われますが、これだけでは、正直 答えにくい条件だといえます。なぜならば闘う剣道家、剣術家の身体 条件、修行期間などが入っていないからです。当然、真剣を持ったか らといえ修行期間1日の剣術家と修行期間20年、更に居合も習得してい る剣道家では当然、剣道家が勝利することになるでしょう。当然、逆 の修行期間ならばどう考えても剣術家が勝つことは火を見るよりも明 らかです。確かに、質問者様が回答へのお礼欄で書かれているように、 剣道を学ばれている方のポイントにならない箇所への打撃に対する無 関心ぶりには驚かされます。ちなみに、剣道家の高段者では居合道も 弊習される方が結構いらっしゃいます。また、確かに剣道は防具に守 られた箇所以外はポイントにならないため、真剣を用いた剣術家が有 利と思えますが、対人攻撃という面で見れば、あのアグレッシブな攻 撃を行う現代剣道が果たして不利になるかとは難しい所です。 そこで、ここでは修行期間をそれぞれ30年といたしましょう。修行開 始時点を20歳と限定いたします。身長、体重は双方同じ、一日の修行 時間を双方4時間といたします。身体能力も全くの互角として考えま す。ここで、最も重要になるのが、どの程度対人の訓練を積んだの か? ということです。剣道では修行を始めてから比較的早い期間で 対人訓練を始めます。剣術ではどうでしょうか? 流儀によって差が あるので簡単には言えませんが、最初は一人での型を学び、その流儀 独特の動きを学び、ある程度技量が上がってから組太刀を学ぶことに なるのが平均的な所です。組太刀と言っても、柔道等でいう約束組み 手の様にある条件下での対人訓練となります。この条件下で剣道家が 全く日本刀の操刀法を知らず、一度も日本刀を持ったことが無ければ、 剣術家が勝つ確率は高くなります。が、30年剣道を修行しそれなりの 身体能力を持っていれば高段者になっている確率は高いといえるでし ょう。その場合、竹刀だけではなく日本刀の操刀法を学ぶ為に居合道 を弊習する剣道家が結構な数に上るのは先に述べた通りです。長年ア グレッシブな対人訓練を行い、更に日本刀の操刀法を習得している剣 道家と修行年数や身体能力が互角な剣術家の勝負は難しいといえるで しょう。日本刀を用いての戦闘の中でどの程度体術が使えるかは、私 は非常に疑問を覚えます。木刀でも構わないのですが、全力を用いて 鍔迫り合いを行ってみれば、相手の力を受けるだけでそれ以外の事を 行うことが難しい事に気がつくと思います。 まぁ、最も剣術の流儀の中には日本刀以外の武器術を伝承している流 儀もあると聞きますから、真っ向勝負ではなく、相手の意表を突いた 攻撃を行えば、“剣術”家の勝ちになる確率は高くなると思います。 余談:6番の回答者様は「茶道」の例を挙げております。実は私面白い 話を過去に聞いた事があります。これは、武道仲間の酒飲み話、与太 話で出てきた話なので「眉唾」物として聞いた話です。九州のある地 域で女性のみに伝承されている古い茶道があるそうです。どうして女 性にしか伝承されなかったかと言えば、なんと暗殺用の茶道なんだそ うです。そのため、暗殺対象の人間を安心させる為に、敢えて女性に しか伝承されなかったとか。茶道で用いる用具を使った暗殺方法とか、 礼法に見せかけた肉体鍛錬方法が伝承されていたそうです。別伝とし て小太刀と薙刀が伝承されていたとか。昭和の50年代初頭には最後の 伝承者が亡くなったので途絶えたそうです。ということで、「強い」 茶道もあったという話でございます。信じる信じないは……。

dendenaaa
質問者

補足

うーむ、剣道、剣術の技術のみで通用するのかを思索したいので、剣道家の居合い弊習の条件は無いという事でお願いできるでしょうか。 茶道の話は面白いですね。しかし茶室に入る人間って最初から予約制のようなものですから、暗殺にしても下手人がバレバレかも・・・

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