- 締切済み
「増量中」というアピールは??
例えばある商品が、「1個増量中」と文句で販売するとします。 すると1こあたりの価格は下がります。しかし、その「増量中」のポップを生産することや、また箱を大きくする経費などを考えると、単純に値下げしたほうが良い気がします。 やはり、消費者は「増量中」の言葉に弱く経費の元が取れるから、企業は値下げすることなく、価格をそのままにして増量という策にでるのでしょうか?? 逆に、値上げの場合もそうです。価格そのままに個数を減らすほうが、企業には都合がいいのでしょうか??こちらも、製造時の変更やパッケージの大きさを変更する経費を考えると、単純に値上げしたほうが良い気がするのですが・・・。 参考になりそうなサイトや本を知っていたら回答お願いします.
- みんなの回答 (3)
- 専門家の回答
みんなの回答
- LimeGreen5
- ベストアンサー率54% (230/424)
こんにちは。 メーカーサイドで一端値下げしてしまうと、元に戻せなくなるんです。 元の値段に戻すだけなのに、「値上げだ」と感情で判断されることは恐いですね。 基準となる価格は触らないで、内容量で調整する方がやりやすい場合が多いのではないでしょうか。 小売店側が価格を「セール」と称して下げるのとは、ちょっと性質が違うんですよね。
- inspiron15
- ベストアンサー率32% (77/235)
商品の製造原価は一般的に2~3割程度とされています。 なので、商品の原材料を10%増加させても、開発費用やパッケージング費、輸送費などはほぼそのままかかってきますので、販売価格に対して数%しか値下げできず、製造業者・消費者ともにメリットが少ないからです。 よって値下げするよりも増量 量を減らすよりも値上げ の理屈が成り立ちます。
お礼
回答ありがとうございます。お返事遅くなってすみません。 値下げを行うのはなかなか簡単なものではなく増量したほうが、製造業者・消費者にメリットを与えるんですね。 では、たとえ原材料が10%値上がりしてもぎりぎり損はしないように企業は価格を設定しているんですね。 参考になりました。ありがとうございました!!
- WillDesignWorks
- ベストアンサー率36% (1407/3901)
「増量中」でもパッケージは変えません。その製品の企画段階で、競争力(製品ブランドの価値)が陳腐化してきた時に「増量」出来るようにパッケージ設計にサイズ的余裕を見込んでいるからです。途中でパッケージサイズを変更する場合でも、あまりコストがかからないように最初から考えて作ります。増量キャンペーンのコストも最初から製品価格に織り込み済みです。 製品の市場投入から陳腐化による製造終了やモデルチェンジまでの寿命全体を見通して製品を設計・計画しているんです。 増量するか、価格を下げるかは、その製品やブランド価値を考えて企業が選択するマーケティング戦略の選択肢の一つであって、「どっちが正解」というものではありません。 値上げにしても、ブランド価値をなるべく損なわないように、「同時に増量して値上げによるブランドダメージを抑制する」のか「内容量を減らして価格を維持することでブランド力を維持するか」は、企業がブランドをどう扱うかと言う考え方次第です。増量すれば使い勝手が落ちて(一人で食べきれない、など)売り上げが落ちるかも知れないし、単純に値上げしたら同じ市場の競合ブランドに負けてしまうかも知れませんし、もしかしたら別の市場に顧客が逃げてしまうかも知れない(「旅行をガマンして近所のゲームセンターへ行く」など)。どの方法のリスクが小さいか、あるいは効果が最大化するか、企業は考えて選択します。 増量が、その製品ブランドを強化するものと判断すれば(もちろんコスト的にペイする範囲で)企業は増量するし、値下げの方が(増量より)ブランドに沿ったもの(例えば「安い」という価値を提供するブランド)になると判断すれば値下げします。 また製品寿命を考え、モデルチェンジや市場撤退を見据えた「最後の収穫期」だと判断すれば大幅な値下げやキャンペーンも考えます。
お礼
早々の回答ありがとうございます。お返事遅くなってすみません。 企業は企画の段階でもう最初から最後までを見据えているんですね。ブランド価値を考えること、リスクを小さくする方法などのマーケティング調査はしっかりと行ったうえで製品化していたんですね。 本当に参考になりました。ありがとうございます!!
お礼
回答ありがとうございます。お返事遅くなってすみません。 確かに、価格をもとに戻しても値上げと感じてしまいますね。しかも小売店ごとにセールをしているから元の価格がまったくわかりませんよね。消費者は目先だけしか見ていないんですね。 参考になりました。ありがとうございました!!