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光電子増倍管の動作について

 光電子増倍管で光を検出し、それの信号をオシロスコープで測定しています。  オシロスコープの波形は、マイナス電圧です。  測定信号がマイナス電圧になるのはなぜでしょうか?  光電子増倍管の原理を踏まえて教えていただければ幸いです。

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  • MOMON12345
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回答No.1

光電子増倍管は光電子をダイノードと言うところにぶつけます。 ぶつかった電子はダイノードで更に沢山の電子を発生させ、それを繰り返すことで1つの光電子から沢山の電子流を作り出す仕組みです。 と言ってもわかりにくいでしょうから以下の資料をご覧ください。 http://jp.hamamatsu.com/resources/products/etd/pdf/PMT_4-15.pdf ダイノードには抵抗分圧された電圧が印加され、電子はそこに向かって加速しながら衝突します。 電子が飛んでこない時は高電圧が加わっていますが(電子が来ないので)電流が流れません。 しかし電子がどんどん飛んでくると電子の向きとは逆方向に電流が流れるのでダイノードの電位は降下します。 つまりオシロで見ると負の方向に動くというわけです。

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