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カソード間電位差測定について
知識不足です。 固定バイアスPPアンプ(上下パワー管のカソードに電圧検出用 極小抵抗入り)の簡易バランス調整でご質問。 信号入力波形入れての上下管のカソード間電圧をゼロに近づくよう な方法でバランス調整するに際し、測定レンジは直流Vレンジでしょうか。 あるいは交流Vレンジ(電子電圧計)なのでしょうか。
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ACバランスの簡単な調整ですがオシロがあればOPTのセンターとアース間につなぎ信号を入力しオシロの波形が最小に成るようにすれば良いです。 オシロがなければ適当なシングル用OPTを用意しOPTのセンターと電源部間に用意したOPTの一次側を割り込ませます。二次側はイアホンかスピーカーを繋ぎ信号をいれその音が最小に成るようにすれば良いです。この方法の場合はアンプの負荷はダミー抵抗を使用して下さい。スピーカー負荷ではそちらの音の方が大きいので調整用トランスからの音が聞こえ難いですから。
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- adenak
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バイアス調整は無信号で行います。各カソードに同値の低抵抗が入っていますのでカソード電圧を同じに揃えれば良い訳です。ですのでテスターのレンジはDCとなります。電圧を揃えたら今度は上下の球のカソード間にテスターを当て0vになっていればぴったり揃った事になります。アナログテスターはデジタルよりも内部抵抗が低いため誤差が出る場合が有りますが、前記の様な調整の場合はカソード抵抗が10オーム程度と低くテスターも5kΩ/v以上は有りますので1vレンジで測定してもテスターの内部抵抗は5kΩで10オームの500倍も有りますから誤差は無視できます。それよりもテスターの精度が問題です。とはいってもそんなにシビアに調整しても余り意味は有りませんので使用しているOPTのアンバランス許容電流内に治まっていればいいでしょう。 低抵抗をカソードに入れて置くメリットはやはりバイアス調整がやり易い、若干ではあるが電流帰還が掛かり特性が良くなる(反面出力インピーダンスが若干高くなるという事もあります)、その抵抗がFUSE代わりとなりゼロバイアスとかの事故で球に過電流が流れるのとOPTの断線を防げる(かも)。 信号を入れての調整はACバランス調整が代表的ですがここでは省きます。
お礼
詳細なDCバランス調整に関する御教授に感謝致します。 カソードに10Ω抵抗を固定してありますのでアンバランス監視用に致します。 テスターの精度問題に関しての御回示念頭に置きます。 一方ACバランスは「PPの上下チャンネル利得がバランスし、かつ最も大きな無歪出力を得る事にある」となると歪計での最終調整ですよね。歪計が無い場合の出力段でのACバランス簡易調整は同じようにカソード間での検出方法で行なえるものでしょうか。入力は交流信号ですので先のDC調整とは異なるような気がしますが。尚回路にはACバランスVRを反転段のプレートに入れてあります。(本件はもし差し支えなければ…で結構です)
- yosifuji20
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これは直流レンジです。 カソードバイアスというのは、信号の有無に関係なくカソードの電位を一定の値だけグリッドより上下させるものです。この電位は直流電位です。 また2本の球のバイアス電圧の差異をゼロにするのが目的ですからいずれにしても直流です。 ただし普通のテスターではその内部抵抗によって誤差が出る場合があります。デジタルテスターならば内部抵抗が大きいので心配はいりません。
お礼
回答ありがとうございます。 「信号の有無に関係なく…」「直流電位差=直流」又テスターに 関する助言に感謝致します。
お礼
adenak様 的確,丁寧なご指導に感謝致します。 オシロ保有していますので先のDCバランスと共に調整致します。 今回は誠にありがとうございました。