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多段速設定について
インバーター設定の中に多段速設定の箇所がありますが、あれはどういうことを内部で行っているのですか?0→60Hzに瞬時に立ち上げ可能と聞いたのですが詳しい方教えて下さい
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インバータにインバータを使わない時と同じ様な急峻な立ち上がりを求める事は現実的ではありません。 負荷が軽ければ使用するインバータの許容範囲で最短の加速時間が適用できます。 モータに対して容量の大きいインバータを使うことは、この欠点を補う方法でインバータ普及初期から推奨されていて今も取り扱いの基本知識です。 電子サーマル等は使用モータの電流値に設定して使います。 一つの変電所で、大は小を兼ねますがコスト、スペースの関係で使い分けします。
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- yamame17gou
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追伸:コンタクタ等による到来している強力なエネルギーを印加する普通の方法では必要以上の立ち上がり(それが当たり前だった)での衝撃が機械系、ワーク(荷)等に災いをもたらしていました。 インバータでは瞬間供給エネルギーは選定された容量に左右されますが加速時間設定により速い方が良い物は速く、ソフトスタートが必要な物は遅く設定された目的周波数まで加速します。 転じて停止時、従来方式は惰性時間が負荷まかせ、インバータは減速時間制御機能の特徴で早く止められます。
- kiki_s
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多段速については、No1さんの書かれている通り、 あらかじめ各周波数を設定しておき、 インバータの入力で切り換えているだけです。 瞬時立ち上げは可能ですが、 実用段階では、まず動作しないでしょう。 例えば、加速時間を0.1秒とした時、0-60Hzを0.1秒で立ち上げようとします。 0-30Hzなら半分の0.05秒になります。 つまり、最低周波数から最大周波数に対しての時間軸です。 では、なぜ実用段階では使えないというと、駆動機器には負荷があるからです。 あまりにも慣性が大きいものをインバータ駆動する場合、 加速時間が短すぎると過負荷(オーバーロード)になり保護回路が働きます。 これは減速時間も同じです。 インバータはせいぜい負荷の150%程度までの負荷駆動しか出来ません。 それも時間制限があります。 マグネットなどと違い、インバータは電子素子ですから、無理をする事が出来ないのです。 どうしても短時間での急峻な立ち上げをしたい場合は、 インバータの容量をモータ容量より大きくする方法があります。 ただし、モータの絶縁低下などの弊害が出る可能性があります。
- yamame17gou
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瞬時では無く設定された加速時間で目的周波数に到達します。 多段速度モードがあり(各々設定可)外部信号により切り替え制御を行い目的を果たします。 周波数はもっと高い値も設定できます(360Hz等)一般産業機械ではMax120Hz程度が多い。