• ベストアンサー

エネルギーの期待値と比熱

2つの式に関して質問させていただきます。 まず <H>=-∂/∂βlogZ(β) ={E1+E2e^(-βΔE)}/{1+e^(-βΔE)} までは分かるのですがこの次に =E1+{ΔE/(1+e^(βΔE))} と変形するやり方が分かりません。 次に、この前式の比熱を求める計算で d/dT(H/N)=(ΔE)^2/kT^2*e^(βΔE)/{e^(βΔE)+1}^2 =(ΔE)^2/kT^2{2cosh(ΔE/2kT)}^-2 この計算は2番目の等式への変換と3番目の等式への変換が分からず困っています。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • Tacosan
  • ベストアンサー率23% (3656/15482)
回答No.4

まず確認ですが, 1/f(x) を x で微分すると -f'(x)/f(x)^2 になります (より一般には f(x)^α を x で微分すると α f'(x) f(x)^(α-1)). ということで, 1/(1+e^(βΔE)) を β で微分すると -ΔE e^(βΔE)/[1+e^(βΔE)]^2 です. どこかで勘違いしてる?

kwdbra
質問者

お礼

懇切丁寧な回答をしていただきありがとうございました。 おかげで助かりました。

全文を見る
すると、全ての回答が全文表示されます。

その他の回答 (3)

  • Tacosan
  • ベストアンサー率23% (3656/15482)
回答No.3

合成関数の微分法から dH/dT = (dH/dβ)(dβ/dT) なので, この右辺の微分を素直に実行してください. ΔE e^(βΔE)/{e^(βΔE)+1}^2 の部分は前の dH/dβ から, 1/kT^2 は後ろの dβ/dT から得られます (厳密にはどちらにも符号「-」がつくので相殺される). もとの H の分子に ΔE がいるので, これで (ΔE)^2/kT^2*e^(βΔE)/{e^(βΔE)+1}^2 全体が得られます.

kwdbra
質問者

補足

回答ありがとうございました。ですが、まだお聞きしたいことがあります。 ΔE e^(βΔE)/{e^(βΔE)+1}^2 の部分なのですが、商の微分で求めようとしたのですが =ΔE(e^(βΔE)+1)/{e^(βΔE+1)}^2 となってうまく計算でないのですが・・・

全文を見る
すると、全ての回答が全文表示されます。
  • Tacosan
  • ベストアンサー率23% (3656/15482)
回答No.2

まず上は一般に (a+bx)/(1+x) = a + (b-a)x/(1+x) だから. 右辺を展開して左辺になることを確認してください. 下は多分 dH/dT じゃないかな. そうしないと N が右辺にいない理由がわからん. で最初の等号は dH/dT = (dH/dβ)(dβ/dT) より. うしろの等号は e^(βΔE)/{e^(βΔE)+1}^2 = [e^(βΔE/2)/{e^(βΔE)+1}]^2 で, この [] の中の分子, 分母を e^(βΔE/2) で割れば OK.

kwdbra
質問者

補足

ありがとうございました。下の式は確かにdH/dTの形になっています。 すいませんが、2つ目の式の左辺から1つ目の右辺への導出方法がそもそもわかっていませんでした。 なぜ(ΔE)^2/kT^2が出てくるのか、e^(βΔE)/{e^(βΔE)+1}^2との積の形へどうやって持っていくのかがわかりません。 何度もすいませんが回答していただけるとありがたいです。

全文を見る
すると、全ての回答が全文表示されます。
  • Tacosan
  • ベストアンサー率23% (3656/15482)
回答No.1

ΔE, N, k, T, β はそれぞれどのように定義されているのですか?

kwdbra
質問者

補足

ΔE = E2 - E1 β = 1/(kT) kはボルツマン定数 Tは温度 Nは物質量です

全文を見る
すると、全ての回答が全文表示されます。

関連するQ&A

  • エネルギーの期待値と比熱

    2つの式に関して質問させていただきます。 まず <H>=-∂/∂βlogZ(β) ={E1+E2e^(-βΔE)}/{1+e^(-βΔE)} までは分かるのですがこの次に =E1+{ΔE/(1+e^(βΔE))} と変形するやり方が分かりません。 次に、この前式の比熱を求める計算で d/dT(H/N)=(ΔE)^2/kT^2*e^(βΔE)/{e^(βΔE)+1}^2 =(ΔE)^2/kT^2{2cosh(ΔE/2kT)}^-2 この計算は2番目の等式への変換と3番目の等式への変換が分からず困っています。

  • エネルギーの期待値と揺らぎ

    カノニカル分布に関する計算なのですが。 <H>=-∂/∂βlogZ(β) をエネルギーの期待値として求められて、カノニカル分布におけるエネルギーHのゆらぎは、 σ[H]=√(<H^2>-(<H>)^2)・・・* となります。 ここから<H^2>の表式を変形すると <H^2>=1/Z(β)ΣE^2*(e^-βE)=1/Z(β)∂^2/∂β^2Σ-βE =Z''(β)/Z(β) ここではβでの微分を ' であらわしている。 となり、<H>=-1/Z(β)∂/∂βΣe^-βE=-1/Z(β)∂/∂βZ(β) の結果と合わせると *式は<H^2>-(<H>)^2=Z''(β)/Z(β)-((Z'(β)/Z(β))^2      =(Z(β)Z''(β)-Z'(β)^2)/{Z(β)}^2 =(Z'(β)/Z(β))'=(∂^2/∂β^2)logZ(β) この最後の(Z'(β)/Z(β))'=(∂^2/∂β^2)logZ(β)への変形が上手く思い浮かびません。

  • エネルギーの期待値

    分配関数 Z(β,H)=(2 { e^(βJ)cosh(2βμH)+e^(-βJ) } )^(N/2) のとき、 -(δ/δβlogZ)/N=-J{ e^(βJ)cosh(2βμH)-e^(-βJ)}                     +2μHe^(βJ)sinh(2βμH)               /2{ e^(βJ)cosh(2βμH)+e^(-βJ) } *δは偏微分の記号 となるようなのですが、分母のN/2乗をどうやって消去したのか、分子になぜ二項出てくるのか分かりません。

  • 計算がわかりません。

    計算がわかりません。 教えてくださいませんか。 S=xe^(-y)/(1-e^(-y))^2という式において N=K/(3(1-e^(-hν/(kT)))という関係式を用いると S=(3Nhν)/(e^(hν/(kT))-1) と変形できることを示してください。

  • この計算がわかりません。

    U=(3Nhν)/(e^(hν/kT)-1)とするとき (dU/dT)=3Nk{(hν/kT)^2・e^(hν/kT)}/{1-e^(hν/kT)^2} になるようですが、その途中計算を教えてくださいませんか。

  • フェルミエネルギーE_Fの値

    十分低温でkT≪E_Fが成り立つ時、    E_F=E_F0[1-π^2/12(kT/E_F0)^2] …(※) という近似式が成り立ちます。  この式を導く最終過程で、近似的に E_F^(3/2)[1+π^2/8(kT/E_F)2]=E_F0^(3/2) という式が得られました。    僕はまずここから (E_F/E_F0)^(3/2)=[1+π^2/8(kT/E_F)2]^(-1) (E_F/E_F0)=[1+π^2/8(kT/E_F)2]^(-2/3) という式を出しました。  次にx≪1のとき、(1+x)^y≒1+xy の近似式をつかって上式は (E_F/E_F0)=1-π^2/12(kT/E_F)2 と変形できました。  ここからが質問の本題です。ここで僕は手の出しようがなくなり、しょうがなく右辺をE_F≒E_F0 として(※)式を導いたのですが、 こんな近似ってダメじゃないですか?? 結果は(※)式を出したいのに、なんか完全に合理的ではありません。  皆さんならどのように E_F^(3/2)[1+π^2/8(kT/E_F)2]=E_F0^(3/2) の式から (※)の式を導きますか??  ただし、kT≪E_Fが成り立つとします。

  • 熱力学のヤコブ行列式への応用

    熱力学のヤコブ行列式への応用 熱力学のヤコブ行列式への応用 定積比熱Cv=(Du/DT)v=T*(Ds/DT)v 定圧比熱Cp=(Ds/DT)p=T*(Dh/DT)p D:偏微分,u:内部エネルギー,s:エントロピ,h:エンタルピ となる証明問題を考えておきなさいと言われました。 ヤコブ行列式を調べてやってみたもののさっぱり分かりません。どう、変形をしたら上式の等式が成り立つのかを教

  • 期待値とシグマの計算手順がわかりません

    期待値Eを用いた式変形でΣが絡んできた時の計算方法がわかりません。 以下の画像のような式変形が教科書に載っていたのですが、少し飛躍を感じてしまいました。 どなたか丁寧に解説していただけないでしょうか。 よろしくお願いします。

  • 定圧比熱-定積比熱と理想気体の関係

    dU= -pdV+dQ dU= (∂U/∂T)_v dT + (∂U/∂V)_t dV を用いて次の問いに答えよ (1)dUを消してdQの関係式を示せ dQ=(∂U/∂T)_v dT + (∂U/∂V)_t dV+pdV    =(∂U/∂T)_v dT + ((∂U/∂V)_t+p) dV はいいのですが次の問題です (2)Cv=(dQ/dT)_v Cp=(dQ/dT)pを表す式を(1)の結果から示せ とありました。 Cvは定積比熱より dV=0  それとdQ= nCvdTより Cv = (∂U/∂T)_v と求めました。 しかし、 Cpの求め方が解説を見て余計分からなくなりました。 pをV、Tの関数とみる立場からVをp,Tの関数に見る立場に変えて dV = (∂V/∂T)_p dT を(1)に用いて (∂U/∂T)_v dT + ((∂U/∂V)_t+p) (∂V/∂T)_p dT という式に変えてました。 dV = (∂V/∂T)_p dT の説明の意味がわかりません。どうしてdVをこのように変形しなければならないのかそして恥ずかしいことにこの変形の説明の意味が解りませんでした。 どこをpをV,Tの関数と見る立場でどうしてVをp,Tの関数に見る立場に変えなければならないのでしょうか。 そして最後は(4)の問題で 1モルでの理想気体のCp-Cvを求めよ。そしてこれはRを気体定数としてみたし、また内部エネルギーは体積に依存しないことを用いよ という問題で理想気体ではUがVによらないので この偏微分はゼロになり、理想気体の状態方程式からV=RT/p から (∂V/∂T)p =R/p よってこれを式に当てはめると (0+p)R/p=R となっていました。 式を代入してこのRになることは解ったのですが、なぜ内部エネルギーが理想気体では体積によらないのか。そして定圧と定績の引き算でRとでましたがどうしてこの引き算の結果が理想気体の状態方程式を満たす式になるのかという根本的なことがわかりません。 ながながと書いてしまいましたが御教授のほど、よろしくお願い申し上げます。

  • sinxの微分の公式について

    sinxをf(x)として微分すると f'(x)=cosxですが、定義から微分するとどうなるんだろうと思い、 https://mathtrain.jp/sinxbibun を見ました。 ここで分子の計算ですが どのように加法定理の式をもちいることで sin(x+h)-sinx が sinx(cosh-1)+cosxsinh と変換できるのでしょうか。 定義からちゃんと理解したいのですが恥ずかしながらこの式変形の方法がわかりません。 ご指導お願い申し上げます。