• ベストアンサー

国民と団体、どっちが選挙で力を持っているのですか?

わかりづらいタイトルですみません。 多くの国民は、普段、政治家の利益供与とは無縁の生活を送っており、選挙のときも新聞やテレビから情報を得て投票先を決めているかと思います。 一方で、農協や建設業者などの労働者組合や団体・自治会等でどの政治家を応援するか意思統一が行われ、加入員の投票先が(強制ではないにしろ)一律に決まるケースもあるかと思います。 選挙においては、上記の「個人集団の決定」と「団体等の決定」、どちらの方が影響力を持っているのでしょうか? 言い換えれば、政治家は個人集団の支持さえ得られれば、団体等からの支援を受けなくても当選することが可能なのでしょうか? あるいは、個人集団から支持を得ることが団体等から支持を得ることにも繋がり、選挙戦略上意識しなくても、個人と団体双方から支持が得られるものなのでしょうか? 今回政権交代が起こしたのは、上記どちらの力なのか気になっております。 お手数ですが宜しくご教授ください。

  • 政治
  • 回答数4
  • ありがとう数5

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
回答No.1

農協、建設業界、労働組合、各種団体(スポーツ団体もあります。卓球連名、空手連名、ソフトボール協会などは、名誉会長が国会議員です)、自治会等で集める票を組織票と言います。これの一番強いのが党に所属する党員組織ですね。 創価学会という宗教団体の組織票が公明党を支えるのですが、これが党の党員組織と並んで最も強い組織票です。 これらに対して党にも所属せず、何かの組合協会などの組織にも所属しない、私のような人間(たぶん貴方もそうでしょう)の票を浮動票と呼びます。 ご質問はどちらが強い影響があるのか? とのことですよね。 これはその時の選挙に対する国民の関心の深さで変わります。 感心が薄い選挙、例えば絶対にどう転んでも現職が勝つと思われ、現職のやって来た政治にあまり大きな欠点も無い地方の知事選挙などの場合、浮動票の一般票はなかなか投票に行きませんよね。組織で動員された連中は義務感もありますから、選挙に行きますよね。こうなると組織票が力を持ってきますね。 これに対して今回の様に、自民党がやって来た政治の下で、大量のリストラとか派遣切りとか倒産があったりして、自民党じゃダメかなっ!(リーマンショックは自民党が起したのでないのですが)と思う浮動票の一般人が大挙して自民党以外に入れれば、いくら組織の票を自民党が集めたとしても、勝てません。 私が今回の選挙で一番驚いたのは、創価学会というガチガチの組織票を持つ公明党が10議席も失ったことは信じられません。 社民党、共産党という弱小組織票の党でさえ選挙前と同じ数だけ当選していますから、公明党はメチャクチャな惨敗ということです。会員の中にも他の党に入れた人がいるのではと思うほどです。親父が創価学会でも子供たちまでそうとは限りませんからね。 無風選挙では組織票がある程度有利に働きますが、今回の様に国民の不満が高まった暴風雨の中の選挙では、前政権は不利であり、組織票は一般票の数に圧倒されるのが日本の現在の選挙システムなのです。

その他の回答 (3)

  • s_end
  • ベストアンサー率41% (176/425)
回答No.4

絶対的な回答じゃないけど・・・・ 会社なり、組合なり、職業集団(日本医師会とか)というのは当然そこに所属する末端の個人に対しての生殺与奪権を握っています。 そうすると団体の決定、というのはすなわち所属する個人の生き死ににかかわってくるわけです。 たとえば、わかりやすい例で・・・ 建設族の議員を応援している会社、あるいはその会社が所属しているさらに上位の建設会社が集まる業界団体や政治結社があったとします。 それらが 「われわれは●●先生を応援しましょう。従業員には●●先生に投票するように呼びかけましょう」 となった場合、当然、●●先生が当選すれば、自分の業界団体、そして自分たちの会社に公共事業が回ってくる約束があって初めて応援することになるわけです。利害関係が無ければ議員など応援しません。 ●●先生が当選すれば、会社は潤う、従業員の雇用は確保される・・・・。 もし落ちたら、公共事業は回ってこない、選挙期間中に●●先生の事務所で選挙運動の手伝いをさせた社員はただ働きになる、●●先生への献金もみんな無駄になる、そして最悪は会社倒産、社員とその家族は路頭に迷う・・・。  ●●先生の当落が直接自分たち社員の生き死ににかかわるのです。 どうでしょう、この状況で●●先生以外に投票することは愚かだと思いませんか? どの会社も必死になって社員に投票を呼びかけ、どの社員も必死になって自分、配偶者、親兄弟、親戚一同、友人知人にいたるまで「●●先生に一票を!」と呼びかけるでしょう。 今回、民主党が300以上の議席を取ったのは、今まで自民党を応援していた各種団体が自民党に見切りをつけて民主党の応援に回ったからです。 >政治家は個人集団の支持さえ得られれば、団体等からの支援を受けなくても当選することが可能なのでしょうか? あるいは、個人集団から支持を得ることが団体等から支持を得ることにも繋がり、選挙戦略上意識しなくても、個人と団体双方から支持が得られるものなのでしょうか? 個人集団からの支持を受ければ選挙に当選するか?  これは難しいと思いますよ。 言葉のアヤになるかと思いますが、完全に個人集団というのはありえないと思います。だって 「世代も性別も職業も趣味も政治関心度もばらばらな有権者の集まり」 というのがそもそも存在しませんからね。 もしいたとしても、 「世代も性別も職業も趣味も政治関心度もばらばらな有権者の集まり」の全員が納得して一票を付託する政策、政権公約、というのは作れないと思います。だって全員利害がばらばらですから。  あなたの言うところの個人集団というのは無所属立候補者を応援・支持する勝手連・ボランティア的な人々の集まり、というのを指すのだと思いますが、これとて各支持者はその候補者の公約、政治信念に対して何らかの共通した利害を持っているから寄り集まってくるわけです。 するとその集団は「その候補者の公約・政治信念を支持する団体」になるわけで、この時点で個人の集団ではなくなるのでは? その公約や政治信念が崩れたとき、それら支持者たちは何らかの被害を受けるわけですからね。 強いて言えば 「世代も性別も職業も趣味も政治関心度もばらばらな有権者の集まり」 を「無党派層」とすると 「無党派層の中の主婦層、女性の支持を集めて当選した」 「無党派層の中の子育て世代の支持を集めて当選した」 「無党派層の中の都市部のサラリーマン達の支持を集めて当選した」 というように「無党派層の中のある共通した世代、職業、性別の支持を集めての当選」ということならありうると思います。

回答No.3

たとえ話になりますが、海に杭が打たれていたとします。その杭が支持組織で、海が投票率と考えてください。 海が満潮になれば杭が水面下に隠れますが、海が干潮になれば杭がたくさん海上に出ます。 前回は海が自民党になり、今回は民主党の海だったのです。投票率が高ければ高いほど団体の力は相対的に弱くなりますが、低ければ強くなります。 ただし今は、自民党にしても公明党にしても杭が弱くなってきています。民主党の支持団体である連合も決して強い組織とはいえません。  中選挙区時代は、投票者の2割程度の支持があれば当選できましたので、支持団体を固めればある程度当選ラインに届いたのですが、小選挙区では通常4割以上、共産党が出ていない場合は五割必要です。 そのため浮動票を多く獲得しなければなりません。 そのため私は投票に行くことが大切だと思います。

  • 1ro3
  • ベストアンサー率19% (6/31)
回答No.2

言いたい事は何となくわかるのですが、団体も構成員は国民である事が多く、団体の意思も構成員の賛同によって反映されていなければ、結局のところ団体が推薦決定しても、単なる決定だけで、票にはなりません。 したがって、国民の意識によっていずれにせよ左右される訳ですから、国民の意思であると言えます。  あとは、団結してなければ政治的影響力はなくなりますし、政治的影響力がなければ、団体としても意味もない訳ですから、個人の意志をできるだけ統一しようとされるでしょうが、それを受け入れるかどうかは個人にゆだねられています。 それゆえに、おかれた立場と考えで答えが異なります。広い意味で、国民だけで決めたとも言えますし、団体の決定が国民の行動を促したのだから、団体が決めたとも言えます。 いずれにせよ、国民一人一人に投票した理由を聞かない限りわかりませんというのが、回答です。

関連するQ&A

  • 政治における、選挙で投票するということの意味

    政治において、選挙で投票すると言うことは、 その政治家・政党の、「やってること・やってきたこと・やろうとしていること」を全て支持する、という意味がありますよね? ということは、この前の選挙で圧勝した民主党が公にしていた政策目標は 全て国民に支持されたと考えることができますか? 在日外国人参政権なども。

  • 選挙について

    総選挙が近いようですが、この「選挙」について常々疑問に思っている事があります。 私は十数年間、地方選挙にも国政選挙にもほとんど行きませんでしたし、つきあいで投票場まで行っても白票を投じてます。 なぜかというと、投票したい人・政党が無いからです。 投票率が下がれば、組織票が重要になる事はわかります。 消去法で投票したい人・政党を選択するという方法もあるかと思いますが、それで残った人・政党が当選して欲しい訳ではありません。 「投票に行け」と世間では言われてますが、「行ったところでどうなるんだ?」というのが正直な思いです。 なぜなら、あれが勝てばこうなって、これが勝てばこうなって、どれもイヤだなぁと思ってしまうからです。 かといって、某宗教団体が大きな顔をするのも好ましいと思ってません。 「無効票がどれくらいかあれば、立候補者変えてやり直し」とかの制度があればまだ良いのかもしれませんが、そんな制度諸外国でも聞いた事ありません。 政党政治とか選挙の方法について、変えようと主張する人も知りません。 当選して欲しい人・政党を選ぶのではなく、絶対に当選して欲しくない人・政党を当選させない為に選挙に行く、と考えれば良いのでしょうか? 支持する政治家・政党がない方は、どのように考えて選挙に臨んでますか?

  • 選挙に行かなくていいですか?

    こんにちは 私の選挙区では、民主党か外国人参政権賛成の売国奴しかいません。 投票したい政治家も、政党もありません。 選挙に行く必要がないと思うのですが、選挙って他に何かあるんですか? よろしくお願いします

  • 選挙について

    テレビや新聞で、選挙の度に投票率が低いというのを見ます。でも投票に行かないのも無理はないと思います。というのも、入れたい人がいないし、支持政党もないからです。政治に関心がもてませんし、分りません。甘えていると言われるかもしれませんが、だれか、国民一人一人に分るように、説明してくれるような人がいるなら、話は別です。それに、ただバカのひとつおぼえみたいに、選挙に行きましょうといっても、誰も行かないと、思うんですけど。もし、投票率をあげたいなら、有権者が行きたいと思うようなパフォーマンスを、一回でいいからやってはどうでしょうか。そのように、悲しいかな、ウソでもいいから皆が投票にいっているような、雰囲気を出すということです。あと、政治家は、ある意味サービス業だと思うので、来いというよりも、来させるというような意気込みで、やってほしいと思います。私自身は、これらの条件もありますが、定年制をもうけることと、二世議員の禁止、年収を減らすことなどがあります。そもそも、お金が減ったら政治家なんて、誰もやろうと思う人は、いなくなると思いますが。それと、特別永住者(外国人)にも選挙権を与えることです。この人たちに選挙権を与えないで、どこが平等な選挙といえるでしょうか。私は、これらのことを公約としてる、政治家がいたら、すぐにでも選挙に行きます。皆さんは、どうでしょうか?

  • 投票率が低くてもその選挙は有効なのですか?

    政治にはまったく興味がないのですが、ふと疑問に思ったので教えてください。 100人の有権者がいる地域の選挙で、投票した人が3人しかいなかったとします。(投票率3%)そのうちの2票を獲得した人は当選するんですか? そして、その当選者は議員の給料を100%貰えるんでしょうか? 私個人の考えでは、投票率に見合った給料しか払うべきではないと思うのですが?  【例】 給与規定100万円×投票率40%=40万円 いかがなものでしょう?

  • 選挙で当選した政治家が支持者の前でバンザイしてるとき

    選挙で当選した政治家が支持者の前でバンザイしてるとき 当選者や支持者のバンザイと反比例するように、当選者の妻だけが深々とお辞儀をしているシーンってありますよね。あれどう思います? もちろん、支持してくれた人たちへの感謝の気持ちを表現してるのだと思いますが、それなら、当選者や選挙事務所の人もお辞儀するか、逆に妻も一緒にバンザイすりゃいいのにと思いました。なんというか、妻だけがお辞儀してるというのが絵的に古いなという印象を持ちました。もちろん古きよきというのではなく、よくない印象を個人的には受けたのですが、あれをどう思いますか?

  • 衆議院選挙の投票率

    衆議院選挙が2012年12月16日に行われました。 大事な大事な衆議院選挙の投票率が60%もいかないとかありえない。投票行かない奴の気持ちがわからない。 日本の政治にもっと興味をもて!投票日に行けない人は期日前投票すればいいだけ。 投票に行かなかった奴は「日本がどうなってもいい」ってこと。誰、どの政党を支持するかは自由だけど、投票に行かないことが一番悪い。 よっぽどの理由(例えば病気で入院中とかの場合)がなくて投票に行かなかった奴には罰金を課す法律を作るべき。 海外では選挙の投票率は80%、90%が当たり前だし。 選挙をナメてるの? 政治をナメてるの? 選挙の当落の結果よりも、自分は投票率の低さが一番印象的なところだ。 政治家が悪いと言われているが、それよりも、その政治家を選ぶ選挙で投票にすら行かない日本国民が一番悪い。 皆様はどう思いますか?

  • 選挙、どこも支持できない場合は投票しない、でもいいですか

    選挙、どこも支持できない場合は投票しない、でもいいですか 今後は、今まで以上に1票の重みがあるように思いますが、 特に支持したいところがない、という場合は投票しないのがいいのでしょうか?。 ご意見お願いします。 参考にします。※政治には疎い方です。

  • 【若者はなぜ選挙に行かないんですか?】

    【若者はなぜ選挙に行かないんですか?】 18歳に選挙権を与えても結局行かない人が大半になるので投票率がまた下がりますよね? まず選挙をやる側は18歳まで選挙権を下げることより選挙に行く投票率を上げる努力を先にすべきだったのでは? 20歳から24歳の投票率は29.72%で3割しか投票してない。 愚痴は多いけど、ツイッターでボロッカスに政治家批判をしてるけど7割は投票に行っていないんだから日本の政治に口出し出来る資格はない。 税金を納めているから政治に口出し出来るんじゃなくて、18歳から投票権が与えられるという意味で見ても、政治に口出し出来るのは納税している人ではなく投票に行った人が口出し出来るという意味になる。 そう総務省は思っている。 戦争を経験した75歳から79歳の投票率は72.16% 現在の若者より人口が多くて、さらに7割以上が投票に行って政治に口出ししている。 若者は選挙に行っていないので口出し出来る資格がないのに口出ししている。 なぜ若者は選挙に行かないかと言うと政治に興味がないけど、政治家の不祥事は許さないという変な行動を取っているのか教えてください。

  • 選挙は、どうして過半数?

    私は選挙の仕組みに詳しく無い為この質問なんですが 先日の参院選や、去年の衆院選含めて 政治では、総理や各党の代表を決める等でも 選挙で候補者が過半数を獲得出来て無いと 例え投票数が1番多くても当選出来ないですよね? これが、どうしてなのか?…と言う質問です 実は私の場合、選挙と言うと 御恥ずかしい話ですが、先日行われた参院選も去年の衆院選も 政治の選挙は滅多に投票しません 1番参加したのが 今から30年以上前で小学校~高校等 学生時代の生徒会長や学級委員を決める選挙なんですが 私の記憶に間違いが無ければ この時には過半数と言うのは特に言われず 例えば…ですが、学級委員を決める選挙の場合 1クラスが30人で 候補者がA、B、C、D、Eの5人だった場合 こんな事は通常有り得ませんが、B~Eの候補者が共に1票で Aのみが2票だった場合でもAが当選してたと思います つまり過半数に関係無く 票の1番多い生徒が当選だったと思います 勿論、私が聞き逃しただけで その時にも過半数は言われてた可能性も考えられますが でも…幾ら聞き逃しても、小中高と何回も選挙に参加してて 全て聞き逃すとも考え難いです そこで聞きたいんですが 政治(他の選挙も?)の選挙では どうして過半数に達して無いと当選出来ないんでしょうか? また、上記のクラスで例えると この場合の過半数は幾つでしょうか? 勿論、学生時代の選挙が私の聞き逃しじゃなく 本当に過半数に関係無かった場合でも 学生の選挙と政治の選挙では 重みが違う等は理解出来るんですが…