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マルクス主義

マルクスって結構批判されてるようなのですが その著書である資本論って間違いのほうが多いのですか?

みんなの回答

  • netcatme
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回答No.2

 循環論が発見されたり、その反論が出たりで資本論自体の評価はまちまちです。  しかし、経済学というのは実学で実際に有効でなければ評価できません。マルクス経済学を実際に実行した社会主義国が政治的にも経済的にも無惨な結果になり、現在では社会主義者でさえも社会主義は一度も実行されていないといっています。空想や机上の学問としてならば問題はないのですが、現実的ではないということです。  また、資本主義が修正資本主義や福祉国家の思想を受け入れ、マルクスが憎悪した資本家でさえも資本と経営の分離により意味をなさなくなったのに、マルクス経済学は資本論を経典のように敬い続け、目立った革命的な変化がないことも、マルクス経済学を帝国主義時代の遺物にしてしまった原因だと思います。資本論後の社会学やケインズ経済学などを取り込めなかったことで、資本論は宗教に近いものになってしまったのではないでしょうか。

  • Keiko816
  • ベストアンサー率42% (268/632)
回答No.1

純粋な学問ではなく暴力革命を正当化するための理論ですから、出発からして間違っています。 しかし、当時の時代背景を考えれば無理からぬことであったと思います。 労働者は生きていくのがやっとの賃金しかもらえず、資本家が搾取していたのも事実です。そして多額の税金を納めていた人が政治家であったわけですからこの社会を変えるのは労働者が団結して暴力で革命を起こすしか道はないと考えたわけです。 資本主義崩壊論には資本主義が高度に発達した時革命がおこり社会主義社会、そしてその後共産主義社会が出てくると言っています。つまり共産主義社会は歴史の必然であると言うわけです。 しかし実際には資本主義がろくに発達もしていないところで革命がおこり社会主義国が出来ています。 労働価値説では労働者のみが価値を生み、資本家や機械は何らの価値も生まないと言っています。労働者が生み出す価値を資本家はすべて搾取していると言うわけです。そして機械が入り生産が今までの10倍になったとしても労働者は10倍の搾取をされるようになったといいます。そして労働者が資本家を憎悪するようにしむけるのです。 極めつけは労働者の生み出す価値は労働時間により決定されるといっています。 10時間働いて出来た商品は5時間働いて出来た商品の2倍の価値があるというわけです。どんなに時間をかけようと消費者の欲しく無い物をつくれば何の価値もありません。 需要と供給の概念を全く無視した理論であるわけです。 検索されれば私のへたな説明よりも詳しい事が載っているのではないでしょうか。

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