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日本のアニミズム信仰は自然現象から?
日本は、地質学的に、地震津波台風高潮洪水その他諸々の自然の脅威に晒されやすい国だと思われます。 これが、古くからアニミズム信仰になり、それが神道になっていた、ということなのでしょうか? 常識で考えても、無知な古代人が地震を体験したら、これは地の神の怒りだとか考えますもんね。 対して、ヨーロッパではアニミズムが廃れ、キリスト教的価値観が蔓延したのは、自然災害が少なく、自然に対する脅威もあまり感じてこずに、アニミズムが生まれにくかったからでしょうか?
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原始社会、人間がとても及ばない自然の力を恐れたのがアニミズム信仰です。 最初は恐れから出発しています。 お供え、罰当たり、これは怒る神を恐れた結果です。 その後、仏教や印度の神が日本に入って影響を受け現在の神道になった。 >ヨーロッパではアニミズムが廃れ、キリスト教的価値観が蔓延したの >は、自然災害が少なく、自然に対する脅威もあまり感じてこずに、ア >ニミズムが生まれにくかったからでしょうか? ヨーロッパが自然災害が多かったか少なかったかわかりません。 ただ、原始社会が成長後、自然の脅威よりも、人が悪事をすることに脅威を感じました。 近代日本人は、日本くらい、自然の優しい恵みの多い地形と気候、自然環境は世界的にも稀有である考えています。 だが、原始古代人は他国の状況全く知りません。当たり前。 日本の自然、特別やさしいと思いません。 地震来たら自然やさしいと思うわけがありません。 地震怖い、神様怒っていると思うの普通です。 スタートはそこ。
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オカルト、心霊等非科学的非論理的信仰は無知な現代人にもあります。 わけのわからないことを言って人を騙す人もあります。 恥ずかしいです。 アニミズムは原始人が人間がとても及ばない自然の力を恐れたのが出発点です。 これはオカルトではないです。 現代人の非科学的がオカルト、これ恥ずかしい。
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ご回答ありがとうございます。まさに同感です。 現代の英知から後退する様な考え行いこそ、人類と人類史への侮蔑でしょう。
- 莽翁寒岩 一笠一蓑一杖(@krya1998)
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回答番号:No.6 確かにヨーロッパなどに、東洋アジアの一部で私たちが経験しているアニミズムを同感できるものを探すのは困難だと存じます。 そのことは気候風土と精神風土との関係を否定することにも、肯定することにもならなのでしょうね。 存在が意識を決定するか、意識が存在を決定するか。意識とは?存在とは? という問題とは別に、気候風土と精神風土の関係は実証もされていないでしょうし、否定もされていないのでしょうね。 だかろここでも質問が出され、ご回答もあるのかもしれません。 少し話しの角度が変わりますが、イタリアが聖地かどうかわかりませんが、私は一般に、聖なるものは同時に忌みなるもの、不吉なるものとして古代の民俗習慣の思考では扱われてきているように見受けております。 そういうことからすると、仮にイタリアが聖なる何かがあるというのなら、或いは普通のことと違い、或いは忌みする何かが潜んでいるかも知れませんね。 それは普通と異なる、という意味での忌みですが。つまりOddですね。 十二使徒の外のイエス、割り切れないこと。世界を異にするもの。 と言う意味ですが。カソリックの総本山と地震や噴火ですか? そういう取り合わせも考えられますね。 しかしそれでも気候風土と精神風土の関係を否定も肯定実証もするものはないと存じます。物象物証科学の次元では。 人の感受の中では様々でしょうが、私は人は自然風土の一部だと存じておりますので、関係があるという考えでおります。
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ご回答ありがとうございます。 おそらく、ひとつのファクターでは割り切れない、要素の混濁複合作用が起こっているのでしょう。
ポンペイは大都市。 アニミズムないよ。 イタリアの気候は日本と同じで温暖。 毎年ベスビオス噴火あるわけないよ。 原始イタリアはローマ以前は色々な人種が行き来していた。 それらアニミズムです。 地震巨石巨木、原始人は恐れます。
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ご回答ありがとうございます。 やはり、都市文明というのがキーワードなのかもしれませんね。それが元来のアニミズムを駆逐するほど強力であるかもしれない。
- tanuki4u
- ベストアンサー率33% (2764/8360)
サミットの直前に地震が起こったのは、今年のイタリアだ。 ヴェスビオ火山でポンペイが埋まったのもイタリアだ。 そのイタリアが、カソリックの本拠地。 世界中のどこの地域でも、突発的な自然災害は起こっている。 自然環境によって精神風土を決定するのは意味がない。
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ご回答ありがとうございます。 イタリアのカトリックと言うのがまた不可解ですね。 おそらく、ローマ法支配がとてつもなく強力だったのでは
No.4です。 日本でもヨーロッパでもどこでも、未開社会時代はアニミズム。 国家のような民族集団が形成されると(理屈付けー教義)ができる。 無知な古代人(原始社会人)は、地震に脅威、巨石に恐れの心もちます。 これがアニミズムの始まりです。
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日本は、国家形成が遅いということがありますね。そこで、アニミズムは長きに渡って存続し続けたこと。これが仏教伝来まで続いてしまった。
- 莽翁寒岩 一笠一蓑一杖(@krya1998)
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回答番号:No.5 以下も未だどこにも発表はしていないのですが、日本の気候・風土はどちらかというと、優しい、湿気も多い、同化していく質がある。 女性と女体に類似したイメージで語られる場合を多く見かけます。 そういう中で多くの荒らぶる魂も同化されていった、ヒマラヤやゴビの砂漠とはことなる自然でもあった。 そういう中で、多くの八百万の神を惟う、つまり惟神の世界であった。とともに、徐福を初め、たくさんの民俗民族が渡来してきて、ともにこの小さな列島で生活するには、やはり八百万の神としなければならない、それはアニミズムとも結合するものでもあった、ということではないだろうか。 たくさんの種類の信仰がこの列島に渡来して、この風土の中でともに融合していかなければならなかったのではないか。 これはアニミズムとの協力関係のなかで可能だあったのではないだろうか。 他人の掲示板であり、私の勉強ではないが、http://6327.teacup.com/maeda/bbs という中の、maedaとかの方のいうことは一つの暗示を提供しているのかも知れません。 全く無関係の方のお話で或いは私が誤解して、感激しているのかも知れません。
お礼
ご回答ありがとうございます。 風土的に日本は穏やかでありますね。ただ、自然災害が多い特徴があります。特に地震、台風。これらはヨーロッパにはあまりない現象です。ヨーロッパの自然はぜんぱんに厳しいが落ち着いてはいる。そこで、アニミズムが起こりやすいか一神教が起こりやすいかの差があるきがします。
- 莽翁寒岩 一笠一蓑一杖(@krya1998)
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回答番号:No.3 質問者≪常識で考えても、無知な古代人≫ 投稿者:現代人の常識や、科学的知識を以って捉えないことが無知というのは、人間の生きるということに関しては多少、分析が欠如しているかと伺えます。 或いは単なる質問者が使用している語彙の問題だけなのかも知れませんが。 なお回答番号:No.3における、私の「日本くらい、自然の優しい恵みの多い地形と気候、自然環境は世界的にも稀有である考えています」というフレーズにおける認識が、近代以降の認識と考える側面もありますが、古来日本は伝統的に森羅万象に感謝の念を以って接してきている国民性です。 自然の猛威と驚異について畏怖し、様々な説話神話にはなっています。荒魂とか、それはやがて心従し、人々のためになる、和(にぎ)魂となる道をいきます。 服(まつろ)わぬものからの、変化です。 観方(みかた)はさまざまですが、およそ歴史や生きるということはそういうもので、他人の言説を取り上げて論う(あげつらう)ことは品性として戒めたいところです。
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ご回答ありがとうございます。 日本人の本質という点も関係するのかもしれません。
- 莽翁寒岩 一笠一蓑一杖(@krya1998)
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全てに神が宿ると言う信仰は何も自然の驚異からではないことは、No2さんの仰せのとおりで、後付であると存じます。 脅威と言うよりも、ありがたいという観念の方が人を信仰に誘うものでしょう。親しい神、守護の神、見つめる神という観念がなければ、脅威と恐怖では、人は信仰や畏怖の観念は生まれません。 ヨーロッパやその他の地域にも本当は民俗や信仰の根底にはアニミズムやあるし、それがなければ信仰というものは成立できないでしょう。 日本くらい、自然の優しい恵みの多い地形と気候、自然環境は世界的にも稀有であると存じます。 アニミズムはそういうものへの感謝の気持ちが根底にあるのだと存じます。 少なくとも日本やインド、そしてアジアのアニミズムは。
お礼
ご回答ありがとうございます。 感謝の気持ちと、畏怖の気持ち奏法があるからこそ、自然信仰という形態ができたのでしょう。
- tanuki4u
- ベストアンサー率33% (2764/8360)
自然環境から精神風土を語るのは単なる後付けにしかならないと思う。 厳しい自然環境があるために「一神教が生まれた」という説明もある。
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ご回答ありがとうございます。一神教多神教の生成は難しいです。
日本と比べてですが「自然が厳しい・人間に敵対的」からというのを、学校で習った覚えがあります。 それ以外にも、日本=農耕主体 、 ヨーロッパ=狩猟もして、家畜の 「屠殺」も日本よりは確実に多い、のもあるのではないでしょうか? 殺害は、「究極の支配」でもありますからね。犯罪学のほうに傾いた回答かもしれませんが・・・。 ただ、いま「ヨーロッパ 自然 支配」(ヤフー知恵袋にも、出てました)で見て思い出しましたが、 ヨーロッパにもアニミズムは「ありました」 「キリスト教」の天使には自然を司る天使もけっこーな数でいましたが (というか、だんだん降雨を司る天使、~^~を司る天使、~|?を…と増加していきました。) 教会のお偉方どもが、非・キリスト教的(原初ヨーロッパの自然崇拝、土着宗教の)アニミズムの名残だと、 「気づいた」 のか単に 「数が多すぎになった」 からか、 「天使は多くても神はただ唯一」というような「お触れ」をだしたり。 ヨーロッパはヨーロッパで大陸性気候の寒暖の差(場所によっては暖流で緩和)とか厳しそうですがね。
お礼
ご回答ありがとうございます。 ヨーロッパにもアニミズムの要素はあったのだが一神教が消してしまったのでしょうかね。
お礼
ご回答ありがとうございます。 無力な存在である人間が、無病息災を祈る と言うのが最も原始的で本能的な行動でしょう。そこからアニミズムは生じているはずです。ヨーロッパ一神教の原理と言うのをもっと考えてみたいですね。