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文法について
文法についてですが、例えば「紅茶はいかがですか?」 という文では Would you like some tea? となりますが、“some”は基本的に、肯定文に使うはずです。僕が聞いたのでは、相手に“yes”を期待している、と聞きました。 このように文法と異なるようなものはどのようなものを挙げられるでしょうか? また、“some”の使用の理由が異なる場合、実際の意味を教えて下さい。
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ちょっと質問と外れた回答になってしまうと思いますがお許しください。 えーと,Would you like some tea? という言い方ですが,別に「文法と異なっている」わけではありません。 確かに,最初にsome/anyを習う時は,肯定文でsome,疑問・否定文でanyというふうに教わります。しかし,それはうんと話を単純にしたらそんなふうになる,ということです。 文法というのは,人々が話したり書いたりする言葉のルールを体系的にまとめたものですから,「文法」というルールが先にあるわけではありません。 人々の話す英語が,「疑問文でも肯定の答えを期待している場合はsomeを使う」という使い方をしていれば,それも含めたものが文法です。 もっとも,回答No.1で紹介されているページを読むと,事態はもっと複雑なようですが…。 ただ,最初からあまり細かいルールや例外的な場合などを教えても,学び始めの人が混乱するだけなので,初めは大ざっぱに説明しておいて,徐々にいろいろな例が出てくることになるわけです。 >文法と異なるようなものはどのようなものを挙げられるでしょうか? some/anyのような,「初心者向けの文法と異なる例」だったら,たくさんあると思います。 それとは違う意味で「文法と異なる」例もあります。 言葉は時とともに変化するので,それにつれて文法も変わっていくといえます。 その過渡期においては,「まだ文法が変わったとは言いがたいが,よく使われる」という状況があります。これが強いて言えば「文法と異なる」ということになるでしょうか。 たとえば,「お互い(に)」という場合,2人ならばone another,3人以上ならばeach other…と使い分けるんだ,と昔は言われていたようですが,今はどちらでも同じように使われます。 また,日本語では「見れる」「着れる」などのいわゆる「ら抜き言葉」がこれに当たるのではと思います。 あ,そうだ。「初心者向けの文法と異なる例」を一つ思い出しました。(中学生だそうですので,ちょっと難しいかもしれません。) 日本で出ている英文法の参考書を見ると,現在分詞の使い方として,こんな説明が出ていることが多いです。 「形容詞的に,名詞を修飾する用法の場合,その語1語だけなら名詞の前に置き,さらに修飾語などが続いて長くなる場合は後ろに置く。」 そして,たいていこんな例が出ています。 Look at the sleeping baby. (あの寝ている赤ちゃんを見てごらん) Look at the baby sleeping in the bed.(ベッドで寝ているあの赤ちゃんを見てごらん) つまり,sleeping1語だけならbabyの前に,sleeping in the bedと長くなると後ろに来る,というわけです。 ところが,実際には1語であっても後ろから修飾するケースが時々あります。 実際,上の例でもLook at the baby sleeping.のほうが自然だったりします。 ほかに,「話し合われた問題点はやっかいだった」なんていう場合,The problems discussed were complicated.のようにいいます。The discussed problemsというと何となく不自然です。 また,「(行方不明になっていたけれど)見つかった猫」は,the cat foundです。The found catとは普通言わないと思います。 これらのうち,かなりのケースは,「1語ではあるがその後ろに修飾語が省略されていると考えられる」という理由で説明できそうですが(たとえば,The problems discussed (at the meeting) was complicated.),そうでないケースもあって,なかなか難しいです。 ただ,こういった言い方(1語でも後ろから修飾する言い方)はかなりちょくちょくお目にかかるのですが,高校の英文法の参考書では,そうとう詳しいものでも,「1語なら前,2語以上なら後」ですませているものが多いです。 たまに詳しい説明が書かれている参考書があると嬉しくなったりします。最近見たのは,学研から出ている白いカバーのだったと思いますが,このケースについてかなり突っ込んだ説明がされていました。 回答No.1の I wish I were here.ですが,これは一般に接続法と呼ばれるものです(英語ではifなどの仮定文の場合が多いので仮定法と呼びますが,ラテン語,ドイツ語,フランス語などではもっと使用範囲が広く,接続法と呼びます)。 詳しくは文法の専門書などにゆずりますが,ひとことでいうと,動詞の活用に「直説法」と「接続法」の2通りがあって,事実を事実として述べる場合は直説法,話し手の感情や主観や願いなどをこめて述べる場合は接続法の活用になるということです。 後者の場合,たとえば願望であればI wish のような主節がまず来て,そのあとにその思いの内容が「接続」するから,接続法と呼ばれるわけです。 (長くなってすみませんでした。)
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- Michoco
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同じ質問が過去にありましたよ。下のURLを参考にしてください。 私がすごく疑問に思ったのは I wish I were here. なんです。 どうして、1人称の I was here ではないのでしょうか? アメリカで国語を教えてる先生にきいてみましたが、なんでかはわからない、と言われました・・。
お礼
どうも、参考ページ有り難う御座いました。
お礼
ご丁寧に、例文、その解説、してくれて、有り難う御座いました。 僕は、 Would you like some tea? という言い方が,「文法と異なっている」という、変な見方をしていたようです。 最初にsome/anyの用法、肯定文でsome,疑問・否定文でanyを用いる、教わりました。しかし,それは単純にしただけのものだったのですね。 英語というのは、生きたものだと改めて実感しました。