• 締切済み

外壁の漆喰とタイルの組み合わせ

 現在新築を計画している者です。本気で悩んでいるので長文になりますがご容赦下さい。  いろんなハウスメーカーを回る中で、「無添加住宅(http://www.mutenkahouse.jp/)」という内外壁総漆喰を勧められているメーカさんに興味を持っています  このメーカー営業マン(フランチャイズ工務店ですが…)曰く、「サイディングはコーキングの寿命を考えると必ず外壁メンテが必要になる。その点、漆喰はヒビや色の変化があるかもしれないけど、それは『風合い』であり、総合的な外壁メンテ費用は少なくて済む」というような説明をしてきます。  しかし一方で、当該工務店の施工実績の中でも外装総漆喰を選択される方は3~4割程度とのことでした。(残りの6~7割はサイディングの模様)  内装漆喰についてはほぼ決めている一方で、外壁漆喰には「メンテフリーに近い」とのことから興味を引かれている状況なのですが、未だによく分からないのがその耐用年数や経年変化の度合い、についてです。  というのも、田舎に行くと外壁漆喰の蔵を見かけることがありますが、ほとんどの蔵は壁の下の方から黒ずみ(カビ?)が発生していたり、ヒビが入っていたりします。また、蔵によってはそれらの予防のためか、腰壁(灰色のような石板)をはめているのも見ます。  そこで素人の私なりに考えてみたのですが、外壁の腰の高さ(1.5mくらい?)までをタイル張りにして、それから上の部分を漆喰塗りにすれば、黒ずみの原因となる雨の影響を防ぐことができるし、漆喰自体の施工面積を少なくすることによってヒビの発生を抑えられるのではないかと思っています。  ただ、私の周りを見渡す限り、下部:タイル+上部:漆喰なんて家は見たことがありませんし、逆に周りの方から「漆喰なんて止めておけ。タイルなんて止めておけ。やっぱりサイディングが一番!」とさえ言われています。  そこで皆様方に、次の事項について教えて頂きたいのです。 (1)そもそも外壁を、下部:タイル(INAXのセラヴィオWを想定しています〈一片が白の2cm*10cm程度です=http://www.inax.co.jp/products/tile/plan/exterior/〉)+上部:漆喰(純白)で仕上げた際の美的センスをどう思うか? (2)外壁下部をタイルによって保護することが、漆喰を中心とした外壁全体の寿命を伸ばすことに繋がるか? (3)タイルを貼ることによって逆に外壁下地に加重がかかり、漆喰の割れの原因とならないか?(下地処理によるとは思いますが…) (4)下部:タイル+上部:漆喰によって施工した場合に想定される不都合に、家自体の負担を考えた場合どのようなものがあるか?  ちなみに、工法は在来軸組で主要構造部分は人工乾燥材を使用し、間取りは1階(30坪)+2階(15坪)で計45坪程度の一部二階を想定しながら、2階外壁についても概ね下部1m程度はタイルで保護すべきかと考えています。また、初期投資よりも将来的に生じ得るメンテ費用をいかに少なくするか、メンテ費用を軽減できるのであれば内装をケチってでも外装費に回したい、を主眼においています。  以上、長文になってしまいましたが、4点についてお願いします。  この質問内容を当該メーカーに直接聞けば済むようなものですが、先方が発注獲得優先で適当な回答をしてきても、それを判断する能力も当方にはありませんので、どうか皆様のご経験とお知恵をお貸し下さい。よろしくお願いします。

みんなの回答

  • jg0nww
  • ベストアンサー率24% (67/269)
回答No.2

大体の事は、No.1さんの仰る通りです。 >このメーカー営業マン(フランチャイズ工務店ですが…)曰く、「サイディングはコーキングの寿命を考えると必ず外壁メンテが必要になる。その点、漆喰はヒビや色の変化があるかもしれないけど、それは『風合い』であり、総合的な外壁メンテ費用は少なくて済む」というような説明をしてきます。しかし一方で、当該工務店の施工実績の中でも外装総漆喰を選択される方は3~4割程度とのことでした。(残りの6~7割はサイディングの模様) ↑正しいですね。サイディングは、どんな物を使おうと目地のコーキングは平均10年(日当たりや環境に寄って5年位も)で打ち換えが、必要です。塗装は、商品に寄って寿命が長短があります。 サイディングを選択するのは、デザインと価格と工期が主な理由でしょう。 >というのも、田舎に行くと外壁漆喰の蔵を見かけることがありますが、ほとんどの蔵は壁の下の方から黒ずみ(カビ?)が発生していたり、ヒビが入っていたりします。また、蔵によってはそれらの予防のためか、腰壁(灰色のような石板)をはめているのも見ます。 ↑海鼠壁(なまこ壁)と言います燻し瓦を腰壁の保護の為に貼って目地を漆喰で仕上げてあります。(洗い出し・ジョリパット・ミュールコート仕上げもある) http://www.rose.ne.jp/~perceus/machi/kabe1.html http://www.nande.com/okura/dozo.htm http://www.avis.ne.jp/~sanshin/frame.htm 理由↓その通りです。貴方は、良く観察勉強していますね!! >そこで素人の私なりに考えてみたのですが、外壁の腰の高さ(1.5mくらい?)までをタイル張りにして、それから上の部分を漆喰塗りにすれば、黒ずみの原因となる雨の影響を防ぐことができるし >私の周りを見渡す限り、下部:タイル+上部:漆喰なんて家は見たことがありませんし、逆に周りの方から「漆喰なんて止めておけ。タイルなんて止めておけ。やっぱりサイディングが一番!」とさえ言われています。 ↑ど素人考え 最近上記の様な仕上げは、工費・工期の面や良い職人の減少が挙げられます。又、建築の工法や外壁仕上げは、流行り廃りや地域性があり、たまたま見掛け無いだけでしょう。 A (1)良いでしょうね。 (2)正しい考えです。 (3)加重(荷重)には、なりますので土台・柱最低4寸角で梁・桁も断面(せい)の大きい物を使用して下さい。漆喰のひび割れは、構造体・下地・左官下地・塗り方・施工時の気象条件が影響します。 (4)負担は、あります。解決法(3)↑ >ちなみに、工法は在来軸組で主要構造部分は人工乾燥材を使用し、間取りは1階(30坪)+2階(15坪)で計45坪程度の一部二階を想定しながら、2階外壁についても概ね下部1m程度はタイルで保護すべきかと考えています。また、初期投資よりも将来的に生じ得るメンテ費用をいかに少なくするか、メンテ費用を軽減できるのであれば内装をケチってでも外装費に回したい、を主眼においています。 ↑正しい考えで、良く勉強されていますね!!私は、長野県なので貴方のマイホーム計画をここでしか応援出来ない事を残念に思います。 貴方の様な本物を知る施主さんと出会いたいものです・・・・ 最後に、参考例をリンクしておきます。 本物の良いマイホームをお建て下さい!!陰ながら応援しています。 http://www.hydrotect.jp/products/tile.html http://www.tile-sanwa.co.jp/newpage185.htm http://www.tile-sanwa.co.jp/newpage1132.htm http://www.vee-com.ne.jp/~kb-ota/ http://www.c-chikura.jp/koho.html http://www.shikkui.gr.jp/

mokupo_001
質問者

お礼

 なんだか身に余るようなお褒めのお言葉を頂きながらのご回答、ありがとうございます。  私のド素人考えが間違っていない事の裏付けが頂けて嬉しいです。 >長野県なので貴方のマイホーム計画をここでしか応援出来ない事を残念に思います。貴方の様な本物を知る施主さんと出会いたいものです・・・・  ↑  私がこれからおつき合いさせて頂くかもしれない工務店さんも、貴方のような気持ちでいてくれていることを願っています。  また参考リンクもたくさん頂いて、勉強になりました。  ありがとうございました。

  • popokiti
  • ベストアンサー率42% (16/38)
回答No.1

当方でも、内壁・外壁を白漆喰を標準とした建物をつくっております。無添加住宅さんの漆喰はどんな漆喰なんでしょうか?日本に出回っている漆喰の99%以上は化学繊維が混入しています。100%天然素材の漆喰をお探しでしたら、プラネットジャパンさんのサイトをご確認ください。(当方でも使っています)オススメです。(参考まで) では、本題の質問の件に入ります。(1)下部=タイル、上部=漆喰はとてもよろしいかと思います。下部は、汚れが付きやすいので、おすすめです。ただ、タイルは、漆喰よりお高いのでコストUPになります。センス的にはとてもよろしいかと思います。(高級感あります)(2)タイルを張ることにより漆喰の寿命を伸ばすことには繋がりません。寿命を延ばすのであれば、軒先の出を出来る範囲出して、漆喰に雨がなるべく掛からないようにすることが重要です。(3)タイルの重量ですが、漆喰には直接影響はりませんが、下地モルタルの保持力を考慮すべきです。漆喰もタイルも割れなどが発生しないようにモルタル下地に注意が必要です。ちなみに、当方で使用しているのは、富士川建材の通気モルタル工法です。(ラスモルII)モルタルでも通気方法が採用できるので、湿気や温熱性能が向上いたします。(4)不具合の想定は特になりませんが、上記注意点を考慮すれば問題ないかと思います。繰り返しになりますが、大切なのはモルタル下地の信頼性です。あと、言い忘れましたが、サイディングも漆喰もタイルもメンテナンスは必要です。ただ、長い目で見た場合、漆喰のメンテナンスは、同じ材質の漆喰で上塗りで対処できます。タイルの場合、目地の補修やタイルのはがれ落ちの直しなどが考えられます。メンテナンスは費用は少額です。サイディンぐの場合、コーキング(シーリング)の打ち替えや塗装など、費用的にはかさむかと考えられます。出来上がりの質感や環境を考えた場合、漆喰やタイル(石)などを使用してつくられた方が、絶対によろしいかと個人的には感じます。やはり、理屈では語れない素材の良さがそこにはあります。これからの家づくりの参考にしていただければ幸いです。

mokupo_001
質問者

お礼

 早速の回答ありがとうございます。 >センス的にはとてもよろしいかと思います。(高級感あります) のお言葉で、すごく勇気とやる気が出てきました。  また後段のアドバイスにあるように、やはり理屈では尽くせない良い家を作りたいと思いました。  ありがとうございました。

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