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上極限に関する証明

実数βがlimsup_(n→∞)a_nと一致するための必要十分条件は、 「∀ε>0に対して、{n;a_n≧β+ε}は有限集合で、{n;a_n>βーε}は無限集合である。」 であることを証明したいのですが、うまく証明できません。 上極限の定義からすぐわかるということが書いてあり、なんとなく言っていることがわからなくもないのですが、実際に証明をつけるとなると、どのように書けばよいのかわかりません。 回答よろしくお願いします。

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  • ベストアンサー
  • kabaokaba
  • ベストアンサー率51% (724/1416)
回答No.2

こういう同値な条件があるんだと思いましたが, 上極限の定義としては inf_{nは自然数} sup_{k>=n} a_k を採用することにして 証明は,まさに上極限と上限・下限の定義を 素直に適用すればいいだけです. 無限集合とは「有限集合ではない」という定義と 自然数の有限部分集合には最大値があるといった よく使う論法,そして εδでよく使う類の不等式を組み合わせるのです.

gsb57529
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 下極限のほうが先に証明できたので見ていただきたいのですが・・・ 「α=liminf_{n→∞}a_n⇔∀ε>0.{n;a_n≦α-ε}:有限集合.{n;a_n<α+ε}:無限集合」を示す。 〈証明〉 有界数列{a_n}_{n=1,2,…}に対して、A_{m+n}={a_m+1,a_m+2,…,a_m+n,…}、α_m=infA_{m+n}(n≧1)とおく。 αは{α_m}の上限であるから、m_0(ε)が定まって、 m>m_0(ε)の時、α-ε<α_m≦α となっているが、α_m=infA_{m+n}すなわちα_m=inf_{n>m}a_n であるから、n>m⇒a_m≧α_m>α-ε 言い換えれば、a_n≦α-ε⇒n≦m よって、{n;a_n≦α-ε}は有限集合である。 また、各mに対して、n>m、a_n<α_m+εなるa_nが存在する。 よって、a_n<α+εなる項a_nは無数にある。 ゆえに、{n;a_n<α+ε}は無限集合である。 …この証明、正しいですか? 間違いの指摘等をしてくださると助かります。 よろしくお願いします。

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その他の回答 (1)

  • Ae610
  • ベストアンサー率25% (385/1500)
回答No.1

「∀ε>0に対して、{n;a_n≧β+ε}は有限集合・・・? 不等号の向き合ってますか・・・?

gsb57529
質問者

補足

回答ありがとうございます。 不等号の向きは間違いありません。。。

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