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比較優位の問題|公務員試験の勉強
- 公務員試験の勉強で、比較優位の問題について質問があります。
- 問題の内容は、AさんとBさんの商品の生産に必要な労働時間が表されており、どちらがどの商品において優位かを求めるものです。
- 正解は5で、Bさんはx財生産に特化する方が良いとされています。
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こんにちは。 では、問題の条件で120時間、AさんとBさんが働いたとしましょう。 そうしたら、以下の個数作れることになります。 A B X財 4個 6個 Y財 3個 4個 ※この数値について AさんがX財の生産に特化したと仮定したら120時間÷30時間=4個 作れる Bさんがy財の生産に特化したと仮定したら120時間÷30時間=4個 作れる という感じで 絶対優位とは「同じ時間働いて作れるものの数量が他方より多い」とすると・・・ 2 X財はBさんの方がたくさん作れる→Bさんが絶対優位 3 Y財もBさんの方がたくさん作れる→Bさんが絶対優位 →2と3は消えましたね。 では、次に比較優位についてみてみましょう。 比較優位とは「機会費用(特定の方に特化した場合にかかるコスト)が少ない方」のことだから、 上のは次のように書き換えます。 A B X財 B財0.75 A財0.67 Y財 B財1.3 A財1.5 ※この数値について 例えばAさんがX財の生産に特化したとすると、X財4個作るのにY財3個を作れない・・・。 X財を1つ作るのにかかる機会費用は3÷4=0.75(←これが機会費用) 例2としてBさんがY財の生産に特化したとするとY財4個作るのにX財を6個作れなくなる。 Y財を1つ作るのにかかる機会費用は6÷4=1.5 上記の図から 1 X財をつくるのによりコスト(機会費用)が少ないのはBさん →BさんがX財に対して比較優位 4 Y財を作るのによりコスト(機会費用)が小さいのはAさん →AさんがY財に対して比較優位 よって1、4も× 1~4が×なので5が正解 って感じでどうでしょう???