• ベストアンサー

波の干渉について

コンニチワ 物理(1)Bの波の分野についてです 波の山と山、谷と谷とがぶつかった時の 波の増減についての計算の仕方について 公式を当てはめたりしてやって見ましたが うまく答えがでません わかる方教えて下さい 唐突な質問で申し訳有りませんが よろしくお願いします

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • alien55
  • ベストアンサー率71% (20/28)
回答No.3

物理(1)Bと書かれているところを見るとjhiphopさんは高校生か、高校生を教えている家庭教師・塾講師でしょうか?まあ多分前者でしょ うから、高校生向きに書いてみます。 「波動」の分野って私も昔随分悩みましたが、あれって何故難しいかって、波動の式が位置xと時間tの2変数関数だからですよね。おそ らく教科書には、振幅A、周期T、波長λの波の式は Y=A sin2π(t/T-x/λ)・・・・・・(1) って書いてあるでしょう?これってちゃんと理解していますか? この式(1)は、波のある時刻tにおけるある位置xの媒質の変位ですよ (変位がY)。つまり、例えば縄跳のひもを揺らして波を作ったとき、ひもの位置xの1点だけを見つめていたとき、ある時刻tにおいてカメ ラでパシャッと写真を撮ったとき、その写真に写っているその点xのひもの平衡位置からのズレが式(1)で表されているわけです。 しかし、式(1)はどんな波にも当てはまる式じゃありません。何故かと言うと、もし式(1)にt=0,x=0(原点)を代入したら、sinの中は0だか ら、Y=0となりますね。つまり式(1)の波動は、「時刻0において原点の媒質の変位が0(振動中心)である波」という特殊な波を表記してい るのです。そこで、時刻0において原点(x=0)の媒質の位相(位相とはsinの中)が2πΦだとすると、 Y=A sin2π(t/T-x/λ+Φ)・・・・・・(2) となり、この式(2)の方が、どんな波でも表せる一般的な形なのです。 しかし、ここでは混乱が起きないように馴染みのある式(1)の方を使って考えましょう。 えーと、「2つの波がぶつかったとき」とありますが、「ぶつかる」って反対方向に進行している波同士ががぶつかったときのことです か? うーーーん、多分そうでしょう。そのときを考えます。もし違うなら、補足してください。 いまその進行方向が互いに反対向きの波をa,bと名付けて、それらの式を、   波a : Ya = A sin2π(t/T-x/λ)・・・・・・(3)   波b : Yb = A sin2π(t/T+x/λ)・・・・・・(4) とします。ただし、振幅、波長はどちらも等しくそれぞれA、λとしました。(3)の波aはx軸の正の向き、(4)の波bはx軸の負の向きに進行 する波です。sinの中の+-が逆になっていることに注意して下さい。この符号の向きが進行方向を表しています。 ところで教科書の「重ね合わせの原理」のところで、これら2つの波が重なると、その変位Yは、Y = Ya + Ybになると書いてありますね。 それをそのまま実行すれば良いんです。つまり、下のametsuchiさんの続きをやるわけです。      Y = Ya + Yb = Asin2π(t/T-x/λ)+A sin2π(t/T+x/λ) = 2Asin2π(t/T)・cos2π(-x/λ)                  [これは、sinA + sinB = 2sin((A+B)/2)・cos((A-B)/2)の和積の公式を用います] = 2Asin2π(t/T)・cos2π(x/λ)・・・・・・・・・・(5)                 [これは、cos(-θ)=cos(θ)より、cosの中の-を消しました] 式(5)が、2つの波a,bの合成波の式です。ここで、この式をどう見れば良いでしょう? 今考えているのは、波がぶつかったときの波形の変化ですね。それを見るには、波のどこかの部分だけを見つめていて(つまりxを決め て)その時間変動を見るか、写真を撮るなどして(tを決めて)ある時刻における波形全体を見るかの2通りあります。 もし、波のどこかの部分だけを見つめていて(つまりxを決めて)その時間変動を見るなら、xに何か具体的な値を代入すればよいのです。 ここではx=Xo(定数)を代入しましょう。すると式(5)は、 Y = 2Asin2π(t/T)・cos2π(Xo/λ) となりますが、cos2π(Xo/λ)は定数ですね(Xoもλも定数ですから)。だから、cosは前に出しましょう。すなわち、 Y = 2Acos2π(Xo/λ)・2sin2π(t/T)・・・・・・・・(6) 式(6)は点x=Xoの媒質は、振幅|2Acos2π(Xo/λ)|、周期Tの振動をすることを示しています。振幅に絶対値||を付けたのは、 cos2π(Xo/λ)が正か負かは分からないからです(定数Xoの値によります)。数学で習ったと思いますが、sinθとcosθは、実数θがな んであっても、-1から1の間の範囲(±1を含む)にありますね。だから、式(6)の合成波の振幅|2Acos2π(Xo/λ)|は、0から2Aの間 の範囲(0,2Aを含む)を動くわけです。よく考えてください。2つの波は最初どちらも振幅がAだったのですが、合成することによって 最大で2Aの振幅になることがあるということです。つまり、これは高さAの山がぶつかったら最大2Aの高さになるということ。しかし、 媒質の場所によっては(Xoの値によっては)、振幅が2Aとはならない場所もあるわけです。例えば式(6)にXo=λ/4を代入すると、cosの 中はπ/2(90°)ですから、振幅は0ですね。常に0です。つまり、この点の媒質は、波がぶつかっているにもかかわらず、全く動かずに いるのです(これを節と言います)。 ここでは、振幅も波長も等しい波が反対向きに進んできて重なり合う場合を考えましたが、他にも色々なケースがあります。 上記では、波は無限に長く連続した媒質中の波を想像して記述しましたが、例えば限られた区間における波(弦など)の場合、正の向き に進んだ波が固定端で反射するか、自由端で反射するかによって、反射波の式は変わってきます(位相が変わる)。 しかし、基本は上記にすべてを言い尽くしており、すなわち、波の合成において結局高校生にとって問題になるのは、  1.合成するときに、三角関数の公式を正しく使えるか  2.何が定数で何が変数かを判別して、式を眺めることができるか  3.波の性質を理解しているか(固定端・自由端反射の区別、そのときの波のはねかえり方など) の3点だと思います。これが正しく理解できれば、どんな変てこな波でも、数学的に扱えるなら計算して考えられるハズ。 もし上記の回答では不十分なら、補足をお願いします。 あっそうそう・・・今の高校生は「弧度法」って知っているんですか?角度をπとかで表すやつ。もし習ってなかったら、ゴメンナサイ。

その他の回答 (2)

noname#3307
noname#3307
回答No.2

波の干渉はまず、2つの波の経路差をだします。その経路差について周波(λ)をもとに考えます。 一般に経路差が λ×1/2×2m    (m=0,1,2,3,・・・・) で表せると強め合い、 λ×1/2×(2m+1) で表せると弱め合います。 一番基本的な問題ならこれで解けます。 応用になると経路差の出し方が難しかったり、位相のずれが生じたりしますが、 基本はこれです。 光の干渉なんかがそれです。

  • ametsuchi
  • ベストアンサー率31% (81/257)
回答No.1

質問の意味がイマイチつかめないのだけれど、 1)波は2種類ですね?(仮にA波、B波とします) 2)2次元、3次元ではなく、1次元と思っていいですね? 3)各々の振幅は各々異なりますね。仮にa,bとします。 4)周期・位相は勿論異なる。 5)各々正弦波でいいですか? 6)ということだと、一般に、 A(t) = a*sin(ωa*t + θa)...................Equ.1) B(t) = b*sin(ωb*t + θb)...................Equ.2) となるから、これを足せばいいんじゃないですか?普通は波の問題は複素数を使うのですが、高校レベルと判断したので、使ってません。

関連するQ&A

  • 高校物理についてです。 最初からある区間までを区切ってそれをつなげていったら波になる。そのときの長さを周期と言うのだと教わりました。 ですが公式を使って問題演習していると上記のような考え方と公式によって解いた答えが異なるんですけど、この考え間違ってます? わかりません、教えてください!!

  • 物理 波の干渉の問題で分からないところがあります。

    物理の波の干渉の問題でどうしてもわからないところがあります。できるだけ詳しく教えていただければ有り難いです。 水面上で12cm離れた2点A,Bを同じ振動状態の波源として、振幅0.40cm、波長2.0cmの波が広がっている。 点Pは、Aから6.0cm、Bから10cmの位置の点である。振幅は変わらないものとして、次の問いに答えよ。 (1)ある時刻に両波源A,Bが山になっている。この時刻から1/4周期経過したときの点Pの変位は何cmか。 (2)ある時刻に両波源A,Bが山になっている。この時刻から1/2周期経過したときの点Pの変位は何cmか。 解 (1) 0cm (2) -0.80cm 式を添えて説明していただければ嬉しいです。

  • 物理の波の干渉の問題

     水面上の6.0cmはなれた2点A,Bから、同位相で振幅1.0cm、波長2.0cm、振動数1.0Hzの波が出ている。図の実線はある瞬間の山の位置、破線は谷の位置を表している。波の振幅は減衰しないものとして、次の各問いに答えよ。 1.水面上の速さは何cm/sか。 2.点O,点Pの変異の大きさはそれぞれいくらか。 3.線分AB上にできる節線は何本か。 4.点Qで観測された波は2.0s後に水面上のある点に移動する。波源A,Bからその点までの距離はそれぞれいくらか。 5.次に、波源A,Bの振動が逆位相になるように調節する。水面上の次の点のうち、AとBからの波が重なって強めあっているのはどれか。 ア Aから14.0cm,Bから10.0cm イ Aから8.0cm,Bから5.0cm ウ Aから4.0cm,Bから4.0cm 細かい解説をお願いします。

  • 波の大きさと速さの関係について

    波の大きさと速さの関係について 波の速さを求める計算式として 速度(v)=波長(λ)/周期(T) というのがありますが、この公式は海の波にも適用できるのでしょうか。サーフィンをしていて感じるのですが、波が大きいときほど波は速く動いています。 計算式では周期(T)が大きくなれば速度(v)は落ちます。しかし、海では波の大きさにかかわらず周期は一定なのではないか?という仮説を立てています。はたして、この私の説は理論的に正しいのでしょうか。なお、波高(h)は波長(λ)に比例するという前提で書いています。 物理、海洋学に詳しい方のご回答をお待ちしております。

  • オイラーの公式による波の解析について

    オイラーの公式と実世界の波の扱い方がイマイチピンときません。 電磁気、量子物理などで、オイラーの公式を使った解析がでてくるので 少し困っております。少し数学と物理に詳しいかた、教えていただけませんか。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・基礎は大丈夫だと・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ オイラーの公式 ある波があったとしたら y=exp(ix)=cosx+jsinx これはcosxとsinxの冪級数展開によって証明できることもやって数学 的な土台は大丈夫だと思うのですが さて本題ですが、 物理などでは電子や光子は波の性質と物質の性質をもち、 波としてみる場合 入射波と反射波の干渉による定常状態 が主に問題になるわけです。 例えば量子で言えば、波動方程式の解は ψ={C1exp(ikx)+C2exp(-ikx)}exp(iωt) C1,C2は積分定数 みたいな式が出てきて、 答えがisin(kx)とか出てきたらこの波はどういう波として解釈 するべきなのでしょうか? 逆にcos(kx)という波がでてきたらどう解釈すればいいのか。 それに関連して、別の視点からの質問もしたいと思います。 波を扱うとき、オイラーで波を表すときに、実数部だけを取って 考えたり虚数部だけを取って考えたりする時があります。これも上と 関連がある場合は合わせて教えていただけるとありがたいです。 (オイラーの定理は色々な使い方が工学上の計算であるようなので、  ごっちゃになっているかもしれないので聞いてみました。)

  • 物理のエッセンス 波 Ex1(2)

    物理のエッセンス(波)Ex1 (2)で分からないところがあるので教えていただきたいです。 私はこの問題を波の一般式を使って解こうとしましたが、sinの値が有名角ではない値になってしまったため、そこからの計算ができず、答えを出すことができませんでした。 私の解法のどこが間違っているのでしょうか?分かる方ご教授お願い致します!

  • 物理の波について

    物理の波について 物理の波について 解き方、過程と解答を おしえてください! 図のような正弦波がある。 a~bまで進むのに1/20(s)かかった 。(よってv=6.0m/s,λ=0.4m,f=15Hz) この波が2つの壁の間で 反射して往復する時、 干渉により定常波ができるとすると その最大振幅はいくらか? 又、壁の間の距離が2mのとき 腹の数はいくつか?

  • 「位相が反転する」 ??

    物理用語の使用法についてのご意見をお聞かせください。 絶対屈折率が小さい物質Aから、大きい物質Bに光が当たって反射する時に、反射波の位相は入射波の位相に対してπ[ラジアン]だけずれます。このことを、東京書籍と実教出版の高校物理の教科書では「位相が反転する」と表現しています。 「反転する」というのは、山と谷が入れ替わるという意味だと、私は考えます。山や谷は、厳密に言えば、波の変位であり、波の位相ではありません。位相は波の式を、 y=Asin{2π(t/T-x/λ)} と表した時の {2π(t/T-x/λ)} の部分を指すわけですから、この量は反射時にπラジアンだけ不連続的に変化するだけであると、私は考えます。山や谷が入れ替わるのは、この式のyであり、それは変位です。 ですから、「位相が反転する」という言い方は、位相と変位とをごちゃまぜにした、間違った言い方である、と私は思うのですが、言葉の使い方は習慣により、皆が間違った使い方をしていれば、その言い方が世間に通用するようになることもあるので、みなさんのご意見をお聞かせください。 なお、数研や啓林館や第一学習社の教科書は、「位相がπラジアンずれる」という表現をしており、「位相が反転する」という言い方はしていません。

  • 海岸に押し寄せる波について

    ご質問いたします。 先日、物理の授業で波について学習しました。 その際、先生から  点で波が発生しているわけです。  しかし、海岸に押し寄せる波というのは海岸に(進行方向を示す斜線が)水平になっています。  これはなぜでしょうか。 という問いがありました。 授業のあと、先生にところへ行って聞いたのですが、「調べて、私に教えてください」と言われてしまいました。 調べてはみたのですが、あまりはっきりしたことがわかりませんでした。 ご存知の方がいらっしゃいましたら、お教え願います。 よろしくお願いします。

  • 物理学の波について質問します。

    物理学の波について質問します。 音の波の場合、大気中の音速は約340m/sであるのに対し、水中では約1500m/sで、水中のほうが伝わるのが速いのに、 光の波の場合では、大気中を伝わる速さ(約30万km/s)より水中を伝わる速さ(約22.6万km/s)のほうが遅いのはどうしてですか。 教えてください。