- 締切済み
波について教えてください
こんにちは。初めてこちらに質問させていただきます。 この夏休みに、四国に行ってきました。その時、とても不思議に感じた事が、高知の桂浜で見た波と 愛媛県の瀬戸内海で見た波が、大きさや高さがあまりにも違っていたので、その理由が知りたいと思います。どなたかお解りの方がいらっしゃいましたら、どうか教えていただきたいのです。 宜しくお願いいたします。
- みんなの回答 (2)
- 専門家の回答
みんなの回答
- 15keeper
- ベストアンサー率44% (45/102)
波は風によってつくられます。 風が海上をどれぐらいの距離で、またどれぐらいの強さで吹くかによって波のエネルギーがかわってきます。 波のエネルギーというのは、波の形が伝わっていく力と捉えて良いと思います。 風によってつくられた波は、無数の波長の波の合成となります。その場合は波形がぎざぎざになります。これが、風の影響下から放れて遠くまで波形が伝わっていくとき、波長の短い波は減衰し、波長の長い波だけが残っていきます。その波長の長いなめらかな波をうねりといいます。波長の長い波ほど高い波になれますが、限度があり、波高は波長の確か7分の1を超えることができません。 瀬戸内海と太平洋では海上を風が吹く距離に大きな違いがあります。太平洋のほうが波のエネルギーが大きい。 また、南方で台風が発達している場合、その風でつくられた波のうち、波長の短い波はなくなり、波長の長いパワーのあるうねりだけが日本の太平洋沿岸に押し寄せることになります。サーファーが心待ちにしているのはこういう波ですよね。 一方、瀬戸内海では大きなうねりは無いが、地形や潮流の影響が加わり場所によってはさらに複雑な波ができるのではないかと思います。 さて、風によってつくられた波が岸に近づくと、水深が浅くなるほどスピードが落ちます。波長が短くなり、波高が高くなります。前述の通り波高には限界があり、やがて崩れます。遠浅と駆け上がりの浜では崩れ方が違います。 地形によっては反射波や屈折波との合成により複雑な波形を示します。 ということで、簡単に言えば、瀬戸内海と太平洋ではその規模の違いで波が違うんだ、ということになろうかと思います。 こんなんでよろしいでしょうか。
一般的に波は風に作られます。 高知県では太平洋に面していますね。太平洋のどこかで風が吹き、それが高知まで届いてあなたの目の前までやってきました。 愛媛県は瀬戸内海のどこかで吹いた風があなたの前までやってきました。 太平洋は広いので、波が強くなります。目の前で風が吹いていなくても、どこかの風によって作られた波が届くこともあります(うねり)。 瀬戸内海は狭いので、波が育ちづらいです。 また、時期によって一方的な風向きがあることもあります。そうなると特定の方角に面した地方の波が強くなることもあります。 冬の日本海はとっても波が強いですよ。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B0%B4%E9%9D%A2%E6%B3%A2