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治療と延命治療の線引き

初めて質問をします。 75歳の父親の事です。10年以上前に脳梗塞を起こし、自宅療養していましたが、次第に介護度が上がり、自宅介護が困難になったため、3年ほど前から特養老人ホームに入所していました。入所時の必要書類として、延命治療を受け入れるか受け入れないかという意思表示を家族がする書類があり、受け入れないという意思表示をしていました。ホームでは自分で全く歩く必要がなくなったせいか、足が急激に弱り完全に車椅子となり、また脳梗塞の症状も進んだのだと思いますが、軽い痴呆を伴う様になり、食事・排泄の介助が必要でしたが、ホームのスタッフにはよく面倒をみて頂いており、家族も安心しておりました。 そんな中 脳出血を起こし救急病院に搬送され、手術を受ける事態が発生しました。手術は成功し 現在リハビリ病院で回復に努めていますが、経過は思った様には進捗していません。 斯様な状況下、家族の一人が手術は延命行為であり、あのまま手術を受けない選択肢もあったのではないか と言い出しました。 普通に考えれば、あの状態で脳出血を止める手術を受けないなどとはとても考えられない一方で、その家族は、巷で言われている延命治療を勘違いして、延命治療を拒否すると言ってあるのに何故 病院は手術をしたのだろう あのまま逝かせてあげた方が本人も幸せだったかもしれない と勝手に自分の頭の中で考えを膨らませて、かつそういう風に考えてしまう自分に対して思い悩んでいる様なのです。 周囲の人間にしてみれば、老人ホームで介護を受けながらの生活とはいえ 弱々しいながらも十分意識もあり、家族の訪問や食事もささやかな楽しみにしていた人間に対して、その様な考え方をするだけでなく それを他の家族に打ち明けて憚らない神経が理解できず、また我慢ならず、恥ずかしい話ですがよく喧嘩になります。 通常の治療を延命治療との線引きが難しいという話はよく聞きますし、理解もできますが 今回のケースは線引きが難しいという段階より、遥か手前の段階の話であって これ以上、そのポイントで悩んだり言い争ったりすることは、本人にとっても周囲の家族にとっても、無意味であるどころか家族関係を壊してしまうことになると思い、何とか心から理解をさせたいと思っています。 ただ、30-40年前の医療制度であれば、そういう選択も必ずしも全く考えられないものではなかった という意見を最近耳にしたこともあり、本人はますます混乱し家族関係をますます悪化させるという悪循環に陥ってしまっています。本人は決して父親の死期を早めたい意図で言っているわけではないのですが、言葉の流れから周囲にそう思われてしまっており大変なストレスになっている様です。延命治療の生半可な知識が、こういう勘違いから不幸を引き起こしているのだと思いますが、どなたか この様な人間を心から納得させられる様なアドバイスをいただけないでしょうか? 

  • lnht
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  • 病気
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質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • haberi
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回答No.2

たしかに治療と延命治療の線引きは難しい問題ですが さすがに脳出血の手術はないでしょう。 延命処置は対症療法です。 命にかかわる脳血腫を取り除くという「根本治療」は、延命処置ではありえません。 簡単なことです。

lnht
質問者

お礼

ありがとうございます。その家族以外はおっしゃる様な普通の理解をしてそう説明しているのですが、いくら言っても腑に落ちない様子で 必ず喧嘩になってしまいます。 お恥ずかしい限りです。。 

その他の回答 (2)

  • NETPC
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回答No.3

人の生命予後を左右する事なんて家族であれ、病院であれ認められていません。 手術も術リスクの同意を求めるわけで、死と生を選んで貰っている訳じゃ有りません。延命処置の同意だって同じです。 実際手術をしなくても助かる人が居ます。 で、手術をしてなければもっと障害が残ったり様々です。 取り違えておられるのでは? 唯一認められているのは消極的安楽死程度でしょう。 人間死ぬまで生きるために最善を尽くす様に成っています。 精一杯の事をして結果は受け入れてゆくほか有りません。 なるべくしてなった。御家族に生死の選択は元々有りません。 要はそれをどう受け入れてゆくべきか。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BB%B6%E5%91%BD%E6%B2%BB%E7%99%82 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AA%E3%83%93%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%83%BB%E3%82%A6%E3%82%A3%E3%83%AB

lnht
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 おしゃる通り 取り違えているのは間違いなく、問題は 取り違えだ と言っても頭の中にある種の固定観念みたいなものが出来てしまっており、なかなか心から納得させられないというところです。一部の新聞記事や伝聞情報を鵜呑みにして、目の前の現実に無理に当てはめてしまっている様なのです。 インターネット上でも同じ様なケースが他でもあることを知りました。 緊急治療時の気道確保の為の気管切開手術の同意に逡巡する家族に「そんなことを言うなら治療は全て延命措置だ!」とお医者様が怒ったとか。 本人には正しい延命治療の知識を積極的に勉強させる様に努めます。 重ねてありがとうございました。

  • NETPC
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回答No.1

結果が分からないリスクに対して、その時自分が判断する立場であったら、どういう判断をしたか尋ねて見てください。 50対50であったらどうか。で80対20なら。 >>なぜ病院は手術をしたのだろう  同意があったからです。助けることを前提で病院に運ばれます。 ベストな治療を示し、同意が有れば手術を行います。 また延命治療を行わないとは積極的に生かすだけの治療を行わない、尊厳死の様な消極的安楽死を指すと考えます。元々駄目な事が前提でしょう。で今もご存命であります。と言うことは消極的安楽死に当てはまらないと言う判断が正しい証拠でも有ります。尊厳死や安楽死などお調べになれば全然ラインが違う所に存在している事が分かると思います。この場合急病でありはずれます。不治とは誰にも分かりません。分かって居れば医者もその様に勧めやすいです。っていうか手術をしない方向で勧める方が恐ろしいです。もちろん拒否は可能です。 満足な体ではないから病院の判断が・・・なんて理由も原因も全然検討違いです。

参考URL:
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AE%89%E6%A5%BD%E6%AD%BB
lnht
質問者

お礼

ありがとうございます。 全くおっしゃる通りですね。 質問をお読みになっていて、ご不快になったかと思います。 本当の延命治療について心から悩んでらっしゃる方々にも本当に失礼な話と思っております。 書類で不同意とした延命治療とは何なのかが全く理解できていないのです。延命治療の同意・不同意の書類記入の際に、はっきり こういうケースはあきらかにこの書類で言っている延命治療ではありません という様な定義が示されていると、最初のボタンの掛け違いもなかったのかもしれません。

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