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短期借入金
ある講習で先生が、「借入金が短期の返済ばかりだと法人税が高く なるのでなるべく長期で」と言われました。 私としては、「短期借入金の金利の方が長期借入金の金利より安い から経費参入する金額が少なくなるので、法人税が高くなる」と、 素人なりに解釈をしましたが、もしそうだとしたら、いくら税金が 安くなってもし支払い金利が増えるだけで意味がないと思うのです が・・・(逆に損かもしれません) もしくは他に意味があるのでしょうか?
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その先生が言いたかったことは 銀行から借入した場合に 短期借入と長期借入では金利が異なることを言いたかったのではないかと思います。(実際の今の状態にはそぐわないことですが・・・・) 説明: 銀行から借入する場合に 金利の設定として 短期プライムレート と長期プライムレートという金利があります。 これは、日本銀行が市中銀行に貸し出ししている金利です。 例えば、短期プライムレートで 金利設定が7% だと仮定しますと 長期プライムレートでは 3.4%ぐらいとなっていました。 (今から16年ぐらい前でしたけど) つまりは、銀行から短期で借りると、日本銀行発表の短期プライムレート+借入する市中銀行の金利=貸し出し金利 となり 長期で借りるよりも金利が高くなる仕組みです。 これにより、日本政府は、日本銀行を通して市場経済を調整しています。 例えば先日米国で、連邦銀行が金利0(ゼロ)対策を発表してかなり話題になったと思いますが、 銀行は、この日本銀行が発表する市中銀行に貸し出する金利(プライムレート)にその銀行のいくらかの金利を上乗せして会社に貸し出しますので、 この原理から言うと、短期借り入れよりも長期借入の方が金利が低いこととなります。 この説明でご納得されましたでしょうか?
補足
ご回答ありがとうございます。 「長期で借りるよりも金利が高くなる仕組み」 「この原理から言うと、短期借り入れよりも長期借入の方が金利が 低い」 baobauさんがおっしゃるとおり短期の方が金利が高いのだった ら、利子が高くなり経費算入する金額が増えて法人税は逆に安く なるんだと思うのですが・・・ この先生がおっしゃる、「法人税が高くなる」と言う意味が わからないです・・・