タイのデモ。内容と原因。

このQ&Aのポイント
  • タクシン元首相は貧困の国民の支持で首相になったが、不正などを指摘されて落ちたが、今もなおデモが続いている。
  • 現在の首相は裕福層の支持で首相になり、タクシン派との争いが続いている。
  • タクシンは貧困層の指示で首相になり、現在の首相は裕福層の支持で首相になったが、貧困層からの批判を受けている可能性がある。
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タイのデモ。内容と原因。

最近毎日のようにタイのデモがニュースに出ています。 気になって調べてみたのですが、大体こんな感じでしょうか? タクシン元首相は貧困の国民の支持で首相になったが、賄賂などの不正や軍事クーデターなどを指摘されて落ちたが、今もなお指示が続いていてデモになってる。 現在の首相は裕福層の支持によってできた首相でこの首相派とタクシン派が争いをしている。 間違っている点がございましたら指摘をお願いします。 そして疑問点   1、タクシンは貧困層の指示で首相になったらしいのですが、なぜ貧困層から人気があったのですか? 2、現在の首相は裕福層の支持で首相になったそうですが、なぜこんなに貧困層に叩かれているのでしょうか?タイ首都に資金が集まり、地方には集まらないからでしょうか? タイの情勢に詳しい方、ご教授ください。よろしくお願いします。

noname#82557
noname#82557

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  • nacam
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回答No.1

現在の混乱の原因は、タイ国内の4つの大きな支持層が、二つに分裂して、おのおのの利権確保に躍起になっているという事です。 タクシン首相の前は、タイの投資が、首都バンコクに集中し、そのために既得利権集団が生まれて、タイの政治・経済を握っていました。 そのため、タイの国内では、貧富の差が広がり、社会問題化していました。 しかし、そんな中でもうまく動き、次第に実力、資金力を手にするような人達もでてきました。(日本の楽天の三木谷氏やライブドアの堀江氏のような人) しかし、彼らは、小金は得られても、既得層のためにそれ以上の勢力の拡大は不可能なのが実情でした。 タクシン氏は、それらの新興勢力の支援を受け、農村部への資本投資の拡大を行いました。 その時、新興勢力からの多額のワイロを受け取り、新たな地方での利権を新興勢力に分配しました。 そのため、地方の貧困者は、インフラ整備や資本注入により、困窮の度合いが減り、歓迎しますし、新たな利権を得た新興勢力も、タクシン氏の政策を歓迎しました。 一方投資の中心が、地方に移り、首都バンコクでの投資が大幅に減り、そこに結びついていた既存の利権集団は、大打撃を受けます。 さらにそこで働いていた首都バンコクの貧困者も、投資の大幅減により、生活の困窮が起こります。 そのため、タクシン氏と新興勢力との間でのワイロを問題とし、タクシン氏の追放を行いました。 これが混乱の始まりです。 >貧困層から人気があったのですか? >なぜこんなに貧困層に叩かれているのでしょうか? 貧困層からの支持というのは、タクシン派の誘導で、正しくは地方の貧困者です。 首都バンコクの貧困者からの支持はあまりありません。 例として、こんなふうに考えてください。 日本を活性化するためには、東京が活性化しなければならないとする考え方から、国の投資を東京一極集中した結果東京都民の月収が100万円になったのに対し地方では10万円に落ち込んでしまいました。 新首相の政策で、貧困した地方重視政策の結果、地方の人の所得が20万円になったのに対し、東京の人の所得が、30万に下がってしまいました。 その過程で、地方の有力企業が、利権確保のために、新首相に多額の不正政治献金があったため、東京の既存裕福者は、それを口実に新首相の退陣を迫ります。 一方東京にも貧困者はおり、東京への投資削減で、それらの人の所得も下がってしまったため、生活苦になり、元の東京中心の政策にもどすために、既存層と合同して新首相の追い落としに加わりました。 新首相が追い落とされると、豊かになりつつあった地方の人と、新興勢力が困るため、追い落として首相になった人の追い落としを行っているのが、現状です。

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