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平均値に関する解析
平均値に関する解析を2種類しましたが、古い参考書を見ながらで、方法名がはっきりわかりません。(すぐわかるEXCELによる統計解析 1999 内田治 東京図書) 私がやった方法を人に説明する時、何法といったらよいでしょうか?t値とp値を出しています。 男性と女性の左右の総頚動脈径の差を調べました。 (1)「左右合計した総頚動脈径」の平均が男女で差があるか?人数に違いあり。 ⇒母平均の差に関する検定⇒Welchのt検定でよいですか? (2)右の血管と左の血管のそれぞれの平均の差を調べ、差があるか。件数は同じ。 ⇒対応のあるデータの母平均の差の検定⇒何法とかいわなくてもいいですか?
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ご研究の内容を、公表されているようなもので、「研究のアイデアをご自由に盗んで下さい」と宣言しているようなものです。具体的な研究方法やデータを書き込むのは、致命傷になります。 大学などでの研究なら、たぶん厳しい叱責を受けます。疑問があるのなら、この書き込みを指導教授に見せて下さい(私の学生なら追放します)。 個人の趣味、一人きりでの研究なら、アイデアを盗まれるだけで済みますが。 また、私が回答を書き込むのも、マナー違反なので、以下、独り言。お耳にとどくのか否かは、私の関知するところではありません。 研究発表や論文では、必ず検定方を明示する必要があります。 (1) 同意します。 Welchの方法は、パソコンが自動的にやってくれたりします。ですから、等分散の検定をしたWelchなのか、Studentのt検定なのかは、ソフトをチェックして下さい。レフリー次第ですが、無作為でサンプルを集めていなかったり、人数が少ないと、単なるt検定ではクレームがつくと思います。 ヒトの場合、ランダムサンプリングは困難なので、「Welchtの方法を用いて検定した」(Welchのt検定は表現として耳にしません。等分散を想定できる場合のStudentのt検定は一般的な表現です)が適切でしょう。パソコンを使ったら、機種とソフト名も書いて下さい。これは、第一に他の人が追試をできるように、第二に、エクセルなどでは一部にミスがある、という噂があるので、そんなトラブル有りに関わっていない事を示すためです。 ただ、合計に意味がありますか。左右別々が一般的です。ですから、(2)だけで、十分。 (2) 対応ありのt検定、と表現して下さい。 この場合、サンプル数が異なることはありえません。 そして、男女差、年齢差、疾病などについて検討するのが定番。
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こちらの興味の対象にもお答えいただきありがとうございました。SASもJMP操作も専門書も手元にないので私信のようなお返事しか差し上げられませんが、 (1)に関しては等分散であるかないかの事前の検定がないこと、標本数が具体的に出てきましたが、Welchは少数標本時に選択するものですから他の検定が選択されます、とだけ回答しておきます。 研究的手法からすれば、先行研究がそうであっても左右総計にはあまり納得がいかないのですが、ま、それは今回の質問の主旨から離れますのでこれで終わりにしましょう。確実な回答が出来ずに申し訳ありませんでした。すばらしい功績になりますように!
お礼
何度もお返事をいただき、ありがとうございました。
検定から離れてしまいますが、 (1)「総頚動脈径に男女差がある、男性のが径が大きい」という仮説 (2)「総頚動脈径は左右差がある、右の径が大きい」という仮説 を立てていらっしゃるわけです。 そこで(1)に対して左右径の合計値で比較すると、実際のデータの中身は「別個ではないが男性右、男性左のデータの集まり」と「別個ではないが女性右、女性左のデータの集まり」を意味しないのでしょうか? 径の男女差だけを検討したいのならば「男性右データ集団と女性右データ集団」のようなものがスマートではないでしょうか?先行研究がその手法だから追随しなければいけないのでしょうかね?
補足
先行研究では、左右差についての発表がなく、左右合計の数値で血管径の差を論じている文献だけのようです。(男女差の場合もあるし、それ以外のグループの差もあります) 男性と女性の比較、左右それぞれでは当然男性の右CCA径(総頚動脈)は女性より大きいです。 左右合計のCCA径481名・・・男性212>女性269、 男女混合のCCA径の左右差・・ 右側481>左側481 男女それぞれのCCA径の左右差・・右側>左側 それを平均値の差があるといいたいので、そのための手法名を知りたいのです。先行研究での検定は、全自動式で、細分化されていないようです。
ああ、この手の作業から離れてしまっているので他の方からもご指摘いただきたいのですが。 仰りたいことはわかりますが、人数に違いがあるからウェルチではないんですよ。ご質問の標本数がわかりませんが、等分散であるか無いかで平均値の差の検定選択がかわります。(2)も正規分布であるならばという条件付です。 ところで血管径の計測位置を被検者全員どのように同じ部位で行うんでしょうか?○○分岐部から15cm抹消とか・・・いや個人的興味で尋ねてずみません、スルーしていただいて結構デス。
補足
調査人数は約500名です。 左右径は、同じ人の対の血管で比較しています。 男女差は、患者さんです。病名、年齢ばらばらです。 男性>女性、右側の径>左側で、径の差はあると思います。どちらもp値は0.001あるいはもっと小さいです。糖尿病の有無や動脈硬化度の程度でグループ分けしましたが、どのグループでも、右側径がやや大きいです。 といっても、0.2~0.4mm程度の差なので、臨床的な意味づけは意見が分かれるところだと思いますが。 総頚動脈~内頚・外頚動脈の分岐点から中枢側の位置、総頚動脈洞よりも心臓側の安定している付近を計測しています。分岐部からだと2~4cm程度の位置になると思います。(脳神経超音波学会のガイドライン)
お礼
厳しくもご親切な助言、ありがとうございます。 肝に銘じ、指導教授から追放されぬよう、反省いたします。 これは、協同研究ではないので、個人的なアイデアの範囲です。 どうもありがとうございました。